世界樹の迷宮ⅢHDRプレイ日記:星紡ぐ冒険手記・章ノ62

ゲーム

・前回のあらすじ

魔物討伐大会において堂々の1位を獲得したアステリア。

決意を新たに、再び白亜の森を進むのであった。

・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-61/

 


第5階層のネタバレが含まれます


 

「ここもわりと道が複雑そう」

「鳥居で飛ばされる場所はある程度予測がつきましたが、

       それでもなお迷いそうですね」

こっちはなんだろ

「この道には鳥居が無いか」

「まずここから行ってみましょう」

 

「……! 全員、警戒を」

「魔物の群れ……。しかし、どれも大怪我を負っている?」

 

「茂みの所にもいっぱい……!」

「しかし、殺気は向いてきませんね。それにしても、あの岩はいったい?」

 

「もしやあの岩、酒場の依頼にあった”傷を癒す岩”なんじゃないかしら」

「そっか、だから怪我した魔物がここに」

「昔、父から聞いた殺生石の伝説とは真逆のものですね」

せっしょーせき?

「それは私も聞いたことがあります。確か、9の尾を持つ狐がその身を

       岩に変え、近づく者全てを死に至らしめる呪いを振りまいた、でしたか」

「もっとも、それは有毒ガスによるものであったと解明されたそうですけどね」

「さて、どうしよう。あれを壊すの、なんか忍びないわ」

うちも……

「魔物にとっての病院みたいなものだから、下手に破壊しようとすると

       徹底的に抗うでしょうね」

「……」

 

「立ち去りましょう。あの魔物たちが今後襲って来ようと、

       その時はただ討ち斃すのみです」

「……そうね」

「それがいいと思います」

 

でも、あの岩を持っていかなきゃダメなんですよね?

「それならば、こうすればいいのです。他の手ごろな岩を砕いて……と」

「そうね。あの依頼人はただ”その岩を持っている”というステータスが

       欲しいだけ。そんな人間には、この路傍の石ころがお似合いだわ」

「文面がすっごい偉そうだったし、いい気味ね」

「しかし、いいのでしょうか。詐欺になるのでは……」

「仮に感づいたとしても、依頼人は証明のしようもありません。

       ……これでいいのです」

 

「うーむ、なかなか階段が見つからない……」

「地図の埋まり方だと、あと3分の1くらいなんだけどね」

「この先は行ったことが無いエリアか」

 

「む? ここはFOEが道を塞いでいた広場……」

「このまま進むと逆走してしまうわね。戻りましょう」

「あの大岩の近くの鳥居はまだ行ってなかったね。そこかな」

 

「あ、あれ? あの二重の鳥居、ここに飛ばされるんですか」

どーやって進むんだろ

「……ねえ、お葉。この鳥居の間の空間、正確に描いているのよね」

「え? はい、そのつもりですが」

「なるほど……」

「おそらく、そういうことなのでしょうね。またあの二重の鳥居に行きましょう」

 

「先へ進む道は、きっとこの”手前側の”鳥居ね」

「でも、同じ道にある鳥居がそれぞれ違うところに通じてるのかな」

「違ったとしてもまた別の方法を探すのみです。行きますよ」

 

「あっ、ここは前回の冒険を中断した場所の……」

「よし、いい感じね」

……? なんか、すごい鼻息みたいなのが

 

「うわっ!? あ、あの大イノシシが3匹も……!!」

「1匹ならまだしも、3匹は手に余る……! お葉、退路を!」

「はい!」

 

「……ここだ! みなさん、こちらに!」

うわ! おしりのところ破られた……

「な、なんとか逃げ切ったか……」

ズボン、あたらしいのなのに……

「気の毒ね……。とりあえず、当て布でもして応急処置しましょう。

       プレール、縫うから脱いでくれる?」

「ぼ、ボクは周囲を見張ってます……!」

「……あれだけの群れが現れるということは、階段は近い?」

「そ、そうかもしれませんね。気を付けていきましょう」

 

「……ん? ねえ、ちょっと眩しいけど、あれ階段じゃない?」

「そのようですね。ようやくここまで来れた」

「この鳥居……」

どうしたんですか?

「進路に対して”裏側”になっている。階段を下りる前に、この鳥居がどこに

       通じているのか確認しておきたいわ」

 

テュール様、抜け道です

「あらほんと。やっぱり確認しておいて正解だったわ」

「こっちを探索せずにいたら、次の探索の時にまた大回りすることに

       なっていましたね。……? 今の人影は―――」

「深王!? もしくはオランピア!?」

「い、いえ、違います。しかしあの姿は……まさかキリカゼ殿?」

港のクエストの人の?

「そ、それもなんで!? あの人、なんでここにいるの!?」

「さてね。さあ、私たちも先へ行きましょう」

(……私と姉上の頼みを聞いてくれたのですね。感謝します)

 

「……真祖の牢や海底神殿の雰囲気と似たものを感じる。

       ここがアーモロードの迷宮の―――最下層か」

「ここが我々の冒険の……終着地点」

「いいえ、ここが最後ではない。むしろ―――”始まり”よ」

むしゃぶるいです

「ここはあまりにも不吉だわ。……でも、打ち破って見せる。自分の意志で」

「……!? 姫様、階段から人の気配が……! かなりの人数です!」

 

>シルヴィアとユーンは多くの気配の方へ向き直り、礼をする

「皆様、この度はよくぞ我々の戦いに助力してくださいました。

       ギルド『アステリア』を代表し、心より御礼申し上げます」

「え!?」

 

>アステリアの目の前に、かつて共に戦ったギルドが並び立つ

「ど、どうして!? なんであんたたちがここに……!」

みなさん、お久しぶりです

「わたしとシグドリーヴァで協力してくれるように頼んだの。

       もしもの時のために、ね」

「まさかこの間、冒険者ギルドや港に行ってたのって……!?」

「配備については、元老院のクジュラより伝えられたと思います。

       しかしそれは、白亜の森への侵入者を討つことが目的ではありません」

「あなたたちに望む仕事は、要所を固め、侵入者を”極力足止めする・・・・・・・”こと。

       万が一侵入者と戦闘になった場合、決して応戦せず直ちに撤退してください」

「我々はこのまま、最深部のグートルーネ王女の元へ向かいます。

       皆様は各自、指示された要所へ赴いてください。では―――解散!」

 

>シルヴィアの号令を合図に、全てのギルドは各々が担当する場所へ向かう

「まさかこんなにも協力者が集うなんて……!」

「我々の人望も、捨てたものではありませんね」

「病み上がりのクジュラには悪かったけど、白亜の森の地形を

       熟知しているのは元老院のほうだから、なんとかやってくれたわ」

クジュラさんもすごいひと

「あたしたちが紡いできた、人の『縁』か。これなら、本当に―――」

「それでも、本当に『魔』を討てるのか。それはわかりません。

       しかし、我々を見て深王が考えを改めてくれるのならば、きっと―――」

「信じましょう。深王様を、オランピアさんを」

「ええ。そのためにも、深王よりも先にグートルーネ王女の元へ

       辿り着かなければならない。我々も行きましょう」

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-63/

・詳細なキャラ設定⇩

https://kimagure-azuma.jp/sq123r_chara/

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