世界樹の迷宮ⅢHDRプレイ日記:星紡ぐ冒険手記・章ノ41

ゲーム

・前回のあらすじ

B10Fにて『フカビト』と接触したアステリア。

積もる疑問を深王に問うべく、深都へ向かうのであった。

・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-40/

 


第3階層の重篤なネタバレがあります


 

 

「ええ、何事も無く」

「もっとも、茶会を開くような雰囲気ではありませんでしたが」

「……あんなに恐ろしい存在だとは思いませんでした」

あいさつ忘れてきちゃいました

「文字通り”形容しがたい”雰囲気でした」

 

「影からあんな質量を生み出すなんて、明らかに異常だったわ」

「キルシェさん、いま深王様が自分を最後の王・・・・であるとおっしゃいましたが、

       ……どういうことなんでしょう?」

「……え?」

 

『世界樹』が王家の人間に伝えた・・・・・・・・・・・・・・・、と? まさか、アレに意志があると?」

(海都から見えるあれは『抜け殻』であるとは聞いたが……、

       世界樹とは植物ではなく、木を模った『何か』であったのか?)

 

「……世界樹には意志があって、『魔』という存在を敵視している?

       世界樹は人類のために、これらの技術を伝えた?」

「わけがわからない。世界樹がこれらの技術を伝えたというのはいい、

       でも、だったらこの世界樹はどこから来たものなの?」

どかーんって生えて来たんじゃないですか?

 

「……かしこまりました。不躾ながら、問わせていただきます。

       まずは―――」

 

「深王、先ほどの『最後の王』とは、どのような意味なのですか?」

 

「文字通りの意味……。それは……100年前から、ずっと?」

(断罪の間のオランピアの言葉、言い間違いや聞き間違いでもない。

       ……真実であり、事実でもあったというわけか)

「でも、それじゃグート―――」

「キルシェ、その話題はこの場では禁忌です。後にしましょう」

 

(結婚していなかったということは、子孫も残していないということ?

       ……いや、でも、グートルーネ姫の物腰は王族のそれだったわ)

(100年前の王には”妹がいた”。そして、深王は100年前の王その人。

       ……グートルーネ姫は深王の実妹? ……いや、我ながら馬鹿な妄想だ)

 

「……深都とは、人類のための砦であったのですね」

「そして、己が身を永劫と言える戦いに捧げ続けるという御覚悟。

       矮小な我々ではその域に至れるかもわかりません」

 

「……次、あたしが訊いてもいいかしら。

       深王様、世界樹というのは、どのような存在ですか?」

 

すごいなぁ。まるで童話の王様みたいです

「い、いやしかし、にわかには……」

「深王、貴方様もそのような御冗談をおっしゃるのですね。意外でした」

 

(仮に世界樹が信仰の対象としても、ここまで盲目的な理由は?

       深都の住民からは徳の高い名君と聞いているけれど……)

 

「……では、深王。オランピアについても伺いたいのですが」

「機械でありながら人と同じように意思をもち、会話をする存在。

       彼女はいったい何者なのでしょうか」

 

しもべにして友……」

おともだちなのにしもべなんですか?

「……まあ、そういう関係で良しとしてるなら、それでいいんじゃないの」

 

「……左様ですか。貴方様が望むのならば、そのようにしましょう」

「あの身体を知っちゃったから、あたしちょっと自信ないわ」

(深王自身は迷宮でのオランピアの暗躍を知らなかったということ?

       海王ケトスが深王に伝えなかったというならば辻褄は合うだろうけど……)

 

「では、最後に……深王。世界樹によって封じられているという

       『魔』なる存在とは?」

 

「……『神』、か。くだらない」

「テュール様……!?」

「わたくしも姉上に同感ですわ」

テュール様がおっしゃるなら、かみさまでもぶち抜きます

「ま、神様なんて呼ばれてるのが碌でもないものばっかなのは承知してるわ」

 

「……そうですわね。しかし、人の力によって打ち破れるのならば

       畏れるほどの存在でもなさそうですわ」

「しかし、実力があった我々ならまだしも、そうでない人には……」

 

 

「……!?」

「……そのようなものがあり得るのですか?」

「話を聞いても、正体を想像することすらできない……!」

「恐怖の感情を喰う存在って……! 何なのよ、それ!」

まずそう

 

「お葉、海都の人口はどのくらいでしたか?」

「少なくとも……数千では済まないのは確かですね」

「海都の性質上、冒険者志望、交易船、不法滞在者などで人口も多くなる。

       ……今こうしている間も、きっと増え続けているでしょうね」

 

「……交易が盛んだったアーモロードだったからこそ、なのね」

 

「?」

「え……!」

「いやでも、フカビトに会いに行ったのは……!」

(……”冒険者のみに”深都への立ち入りを許可する。

       親書の返答に付けた条件とは、これのためか……!)

(……穏やかな顔をして、とんだ策士だったわね。

       いや、むしろ……もはや形振り構えぬという状況・・・・・・・・・・・にある……?)

 

「……ありがたく頂戴いたします」

「(ボクが軽はずみに引き受けるべきだと言ってしまったからでしょうか……)」

「(……方針を決めたのはわたしとシグドリーヴァ。貴方たちに落ち度はない)」

「(でも、正直悔しいわ。細かいことに気が回ってなかったんだもの)」

 

我々に・・・関係がある? どのような頼みでしょうか。お話願います」

 

 

「あたしらが知ってる人……?」

こないだギルドで知り合った人たちでしょうか

「いや、彼らはそこまで実力が付いていないはず……。

       ……あの、姫様、もしや……『あの人』なのでは?」

「……『彼』ならば、第3階層の魔物に決して遅れは取らないでしょう。

       しかし……、そのようなことをする理由がわかりません」

「『彼』が冒険者でないのならば、わざわざここまで潜る理由はない。

       ……直接会って問わなければならないでしょうね」

 

 

「……。かしこまりました。

       我々とて、好んで荒事を起こしたいわけではありませぬ故」

(嵌められはしたけれど、深王自身も荒事は最低限で済ませたい性質か。

       かつてのオランピアの所業は、彼女自身の独断ということ?)

 

「まさか、『魔』なるものと戦う羽目になるなんて……」

「はあ……。こんな未来は視えなかったわね……」

みんなで戦えばこわくありません。お元気出していきましょう

「プレール……。そうね、あなたたちがいたから、ここまで来れたのだものね」

「我々も、プレールの前向きさを見習わなければ。

       そうだキルシェ、久々にあの占いを」

「あ、そういえばいろいろあって忘れてたわね。それじゃ……って、あぁ!」

 

>キルシェは2枚のカードを取り落とした

「……このカードの意味は?」

「これは『WHEELOFFORTUNE』と『JUDGEMENT』。

       向きは……正位置でしょうか」

「……えっと、この2枚で結果を言えばいいのかな?

       となると、”きっかけがあって立場が変わる・・・・・・・・・・・・・・”……かしら」

「……なるほど。この先にあるのは、まさしく『岐路』ね。

       みんな、油断してはいけないわよ」

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-42/

・詳細なキャラ設定⇩

https://kimagure-azuma.jp/sq123r_chara/

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