レトロゲームをプレイ:ジョジョの奇妙な冒険(コブラチーム)・その11

ジョジョの奇妙な冒険(コブラチーム)

あれだけクソ暑かった夏がとっくに過ぎて、だんだん涼しくなってくるみたいですね。

今年の冬はどうなることやら。

 

前回はポルナレフの仇敵のクズ野郎J・ガイルに地獄で刑罰を受けさせて、なぜか持っていた

『ほうもつこのカギ』を使えそうなところを探しに行くところでしたね。

本当に、雑で強引な進ませ方するよなあ……。

 

たとえるなら!

原作展開の理解ができなくて カンシャクをおこした

バカな脚本家と いう感じだぜ

 

ここでホル・ホースと戦闘になるも、やっぱり逃げるので割愛。

まともにバトルを起こさないなら、なぜRPGとしてシステムを組んでしまったんだ。

同じRPGでも、某同人フリーゲームのクオリティは段違いだったぞ。

ヒラメキ(に近いシステム)を『使わずに倒した』というIF展開すらめちゃくちゃ作りこんで

いるんだもんなあ。

 

ホル・ホースを無視して進むと、奥には扉が。

ストーリーイベント(というにはあまりにも低クオリティ)が発生した後なので、

たぶんここが『宝物庫』なんでしょうね。

 

というのも、このゲームは「鍵を使った」というメッセージが存在しないので、

虱潰しに扉を調べていないと、どの扉に鍵が掛かっていたのかわからないんですよね。

なので、対応する鍵(この時は『ほうもつこのカギ』)を前もって手に入れてしまうと、

目的地を見失いやすいという欠点があります。

 

まあ、ほぼ一本道でマップも狭いので、大した欠点とは言えないかもしれませんが。

最悪総当たりができるということですし。

 

宝物庫というわりには『きずぐすり』などのゴミしかない物置の一番奥には、

なんとDIO様からのお手紙が入った宝箱が。

 

ここでまず『手紙』の性質についてひとつ。

手紙は性質上、紙(葉書など)に文章を書き、それが”物理的に”保持されるものです。

これはつまり、一度手元から送ってしまえば、書き直しがもう不可能ということです。

 

だのに、このDIO様の手紙が念聴の時のようにリアルタイムで届いたような文章になって

いるということは、”実際にジョースター一行の動向を間近に見ていた”ということでは!?

一行「DIO・ブランドー! きさま! 見ているなッ!」

 

ゴミ置き場から出ると、今度は財団職員が寄ってきてホル・ホースの情報をくれました。

財団の調べだと、「ホル・ホースが車に乗ってインドを脱出した」とのことでした。

原作だと、に乗って逃げただろーがッ!

 

そして、それを追って一行は、財団が用意した車に乗って追いかけることに……。

いや、原作じゃあホル・ホースを追うのは諦めていたんじゃあねーのかッ!

ってアレ?この展開だと『エンプレス』の『ネーナ』はどうするんだ?

 

???「ネーナの「出番」は………… こなみじんになって死んだ・・・・・・・・・・・・

容量の都合でカットというのはやむを得ないとは思いますが、3部のジョセフが活躍する

エピソードが文字通り暗黒空間にばらまかれたように影も残っていないとは……。

2部の主人公を務めていたキャラだと思えないほど見せ場がかなり少ないというのに……。

 

いや、容量の都合というより、ジョセフの腕に寄生した『エンプレス』と全員で戦う

というシチュエーションをどう表現するかを諦めただけでしょうね。絶対。

RPGを作っておきながら、しかもタイマンの戦闘が多い原作付きで、なぜ『単独で戦う』

という展開を思いつけないのか。単純にセンスが無かったんだろーなー……。

むしろ、J・ガイルとの最初の遭遇がタイマンだったのが奇跡とでもいうのか。

 

存在しなかったネーナ(家出少女もいるけど)のことを忘れ、一行はパキスタンの国境へ。

さて、今度は『ホウィール・オブ・フォーチュン』戦ですかね。

このゲームにしては珍しく、カメラが遠めのビジュアルシーンです。

そして……

 

またもや伏線もドラマもなく『運命の車輪』が襲い掛かってくる。

3部は雑魚戦が無くて、エピソードごとにボス戦が続いているような感じだからこそ、

その前後のドラマの描写が必要不可欠なんじゃねえか……!!

 

原作だと、運命の車輪の初戦は花京院の機転で乗り切ったので、『ヒラメキ』を使ったところ

何も思いつかないというまさかの事態に。

オイ……!!ここにきて今更真っ向勝負とか、どういうことだよ……!!

 

攻撃が痛いうえに2~3回行動をされてジリ貧になりながらも、10数ターンの

殴り合いの末に撃破。

なぜレベルアップをまともさせてくれないようなバランスのRPGで、倒す必要があるボスが

こんな強さなんだ……!

 

イベントシーンのあと、形態変化して2戦目に突入。

このセリフを言わせるなら戦闘が継続していたほうが意表を付けているはずなんだが……。

わざわざイベントシーンを挟むせいで、微妙に勢いが削がれました。

原作の第2形態なら、承太郎の機転で完璧に倒したので、さっそく承太郎で『ヒラメキ』。

 

 

うそだろ承太郎

……え、ちょい待てーや!こっちもガチで殴り合わなきゃいかんの!?

一応全員で『ヒラメキ』をしましたが、誰一人作戦を思いつかないというピンチ。

原作じゃ割とアッサリ終わった戦闘が、なんでこんなにダレて長引く戦闘に……!!

 

第1・第2形態併せて体感40ターンほどの激闘の末、運命の車輪を撃破!

なんでこいつが中盤の鬼門的な強さになっているんだ……!!

しかも、バトル内容はいつも通りの『ガッツ』で力押しだしよォッ!

 

運命の車輪を倒して現れたのは、原作通りにマヌケな見た目の『ズィー・ズィー』。

命乞いをしながら、「この先の街に魔女がいる」という情報を吐きました。

次は、3部でも特に有名な『あのシーン』があるエピソードですね。

さてさて、どうなることやら……。

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/retro-cobrajojo-12/

・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/retro-cobrajojo-10/

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