レトロゲームをプレイ:ジョジョの奇妙な冒険(コブラチーム)・その2

ジョジョの奇妙な冒険(コブラチーム)

なんだかんだ言って、どんどん涼しさを感じるようになってきました。

そういえば、あの『ジョジョリオン』がようやく完結したそうですね。

一応9部だか10部までの構想はあるそうですが、次はどんな話になるんでしょうか?

 

まあ、それはそれとして、続きをやっていきましょう。

 


【警告】

ファンは これより さき

んでは いけない

 

***「…………………

    いきなり何だ・・・?これは?

    『警告』ってのがこいつの『体験』した事なのか?

 


 

 

 

 

 

さて、とりあえず能力値について調べました。

まず、左の『バイオリズム』の意味は、上から

  • 精神:MPダメージへの抵抗力・戦闘中の『はなす』によるMP回復量の増減
  • 肉体:HPダメージへの抵抗力
  • 運命:回避率と取得経験値の増減

グラフは左から右に向かって流れていて、真ん中の縦線が今現在のバイオリズムの状況を示し、

上部の灰色の領域は『プラス』、下部の青色は『マイナス』の状態のようです。

RPGとしては珍しく、取得経験値に関わる能力値があるみたいですね。

 

そして、『ストレス』~『集中力』の意味は

  • ストレス:数字が高いと『バイオリズム』が低下しやすくなる
  • 判断力:戦闘中の『作戦』コマンドの成功しやすさ
  • 行動力:戦闘時のコマンドの”出やすさ”
  • 集中力:戦闘中、自分に『話す』をした時のMP回復のしやすさ

らしいのですが……、『行動力』がなんかおかしい。

これって、下手すると延々と殴られ続けることになるんじゃ……?

 

その上で承太郎のステータスを見ると……『防御力』が低いのはわからなくもないですが、

『判断力』が明らかに低すぎる……!!

 

とりあえず、前回は承太郎の家から通学するところでしたが、ここで女子生徒が寄ってきて

いきなり口喧嘩をし始めます。

原作のエピソードではありますが、特に何のフォロー(原作だと前後で女子生徒同士のやりとり)も

無いせいで本当に唐突過ぎて意味不明なイベントになってしまっています。

 

 

そんで少し歩くと、不良グループが因縁をつけてきて戦闘に。

男の嫉妬は見苦しいぞ!

 

やはりおいでくださったよ、DIO様。

しかも、承太郎のストレスを下げてくださいました。

こういうのを見ていると、マジでスタッフはどういうゲームにしたかったのか本当に疑問です。

 

承太郎の攻撃は『流星指刺(スターフィンガー)』が発動!

原作だと全くと言っていいほど使われませんでしたが、うまく使えば短い射程距離を

多少は補完できた良技だと思うんですよね。

……と、とりあえず言ってはみましたが、このバトルにスタンド必要か?

 

承太郎「武器は「拳」なのか?

不良「当然「スタンド」だッ!

   祖先から発現する「幽波絞スタンド」ッ! それが流儀ィィッ!!

※ただしスタンド使いは承太郎のみ

……という感じなのでしょうか。ちょっと意味不明になってしまいましたね。

 

不良Aを倒したら、不良Bがチンケな挑発をしてきました。

「ブッ殺す」・・・そんな言葉は使う必要がねーんだ

『ブッ殺した』なら 使ってもいいッ!

 

 

うそだろ承太郎

明らかに格下の不良の挑発で精神ダメージを受ける承太郎とか……!!

 

とりあえず、こちらも『話す』をやってみました。

すると、自分のスタンドで攻撃すると威圧する承太郎。

そもそも相手が自分のスタンドを知っている前提のセリフじゃあねーか!!

スタッフは何を考えてんだーッ!?

 

2回ほど『話す』を使ったら、不良が精神ダメージによる『戦意喪失』で倒れました。

ということは、MP(精神力)が無くなってもアウトという事でしょうかね?

MPを使うような行動が無いという点ではまだマシな気もしますが、

これは面倒なシステムだ……。(一応、減ると攻撃力が下がるらしい?)

 

最後に残った不良Cからは、強烈そうなガチョーン攻撃。

こんなネタ、今の世代の人は解らんだろうなあ……。

 

 

 

そして、ただの不良の攻撃をスタープラチナで華麗に捌く承太郎。

この1戦闘でどんだけツッコミ入れてると思ってんだスタッフさんよォォォォォ

 

まあ、とりあえず勝つには勝ちましたが……、こんな戦闘がエンディングまで続くのか……。

さすがにやり始めたからには最後までキチっとやっつけてやりたいところですが、自分の

ツッコミ力が最後まで持つか不安になってきます。

そういえば、お金を手に入れているようですが……

 

日本円(ドル)。

……某同人フリーゲームでは、各国の通貨の違いを『G(ゴールド)』という通貨単位にして

違和感を少なくする努力をしていましたが、このゲームのスタッフにそんなアイデアは無かった

ようですね。ええ、わかっていましたとも。ええ。

 

ツッコミ疲れに関係なく、今度はこの不良たちはDIOの肉の芽で洗脳されていたという

衝撃的な事実が発覚しました。

これの何がおかしいって言うと、スタンド使いですらないただの不良学生を手下にするために

わざわざエジプトから日本までDIO様が移動してきたってことなんですよね。

 

この生徒たちが花京院みたいにエジプトツアーに行っていたというなら別ですが、当然のように

何のフォローも無いので、ただ肉の芽の設定を便利に使っただけですね。ド畜生が

 

 

さて、家を出てすぐの公園に入ると、承太郎が石段の『下』に辿り着きました。

原作のエピソードでは、承太郎が石段の『上』から花京院の攻撃で突き落とされて、

何食わぬ顔で花京院が顔合わせするというシーンでしたが……。

 

まあ、このレターボックスのキツさじゃあ『石段の上』なんて表現はできなかっただけなのかも

しれませんが、そもそもなぜそんな画面構成にしてしまったんだ。

 

……あん?

 

 

ここで、『ハイエロファントエメラルド』との戦闘が勃発。

展開がすごく!!似てるッ!でも違うッ!

ここで襲い掛かったのは、花京院が描いていた謎絵画に筆を滑らせて発生した、この時点では

”正体不明の”エネルギーなんだよ……!!

 

本誌掲載時と初期版の単行本だとハイエロファント”エメラルド”というスタンド名だった。

(仲間入りしてからは『ハイエロファントグリーン』に変更)

 

数ターン目で、ハイエロファントが逃げ出して戦闘終了。

承太郎がダメージを負ったので、医務室で治療をするべく移動します。

本当に、微妙なところでは原作通りなんだもんなあ……。

 

保健室では、原作通りの女医とのバトル。

ただし、このバトルでは『調べる』で『作戦』コマンドを開放し、その中の『ヒラメキ』を

使わない限り勝つことはできません。

スタープラチナで攻撃しても、タワーオブグレー並の速さで必ず躱されてしまいます。

 

ちなみに、女医からの攻撃はこんな感じです。

無駄に迫力がありすぎてめちゃくちゃビビります。

 

『ヒラメキ』が成功すると、承太郎が口づけして『ドキューーZ__ではなく、

スタープラチナのロケットパンチによる腹パンでスタンドを引きずり出します。

 

このまったく原作とずれた ぶざまなイベント描写の仕方ッ!

コブラチームこのエピソードッ!

知らないんだなッ!

 

女医を見事に倒す(!?)と、なんの伏線も無いままに花京院が登場。

出てきたのはスタンドだけだったから、本当に原作を読まないと訳が分からなすぎる……。

そのくせ原作読んでない展開なんだから、本当に理解不能理解不能理解不能理解不能

 

あっ、戦闘はあっさりと終わりました。

ええ、本当に見どころもクソもありませんでしたよ。ド畜生が。

 

花京院とのバトルが終わると、”その場で”肉の芽を引き抜くイベント。

こういう改変は納得できるんですよ、必要ならば。

名作と名高いジョジョの格闘ゲーム『未来への遺産』でも、同様の改変は見られました。

このゲームに関してはプラス要素とは成り得ませんが。

 

 

花京院の言葉を聞いていると、『”この学校には私以外にも”』という不穏すぎる言葉が。

え? おい ちょいと待て「この学校に」とはどういうことだ?

 

イベントが終わると承太郎の能力(どの能力かは表示なし)が上がり、花京院も仲間に。

そして、再び操作ができるようになりました。

……え?これマジで学校内探索するの?次に出て来るヤツ、あいつだろ?

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/retro-cobrajojo-3/

・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/retro-cobrajojo-1/

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