レトロゲームをプレイ:クロノアヒーローズ・その6

クロノアヒーローズ

最近、『メイドインアビス』という漫画が原作のゲームが気になっています。

あんだけ可愛らしい絵柄で、遠慮なくグロシーンを流してくるあたり、色々と

強烈そうな作品ですね。原作はよく知らないけど、こいつは面白そうだ。

 

さて、前回はバルーのオッサンの修行(?)の末、必殺技を修得したところでしたね。

新要素の必殺技が解放されたことにより、ステージ最後のカスタマイズ画面から

ようやく必殺技の威力の強化ができるようになります。

 

レベルの関係上、何かしらのステータスを捨てなければならなくなってしまうので、

防御を1減らして必殺の方に回しておきます。

デメリットありとはいえ、この時点で防御+10のアクセサリがあるのは心強い。

 

カスタマイズ画面から抜けると、新しい施設が4つも登場!

そして、ここでようやく『ぶきや』も利用できるようになりました。

まずは町に入って、次のステージを開放しておきます。

 

住人と話をして、新しい敵の情報もゲット!

この先には、必殺技でなければ倒せない『グリッヅ』という敵が出現します。

解説は後でやりましょう。

 

続いてはアイテム屋の品揃えをチェック。

必殺技が解放されたことで、必殺技ゲージを増加させる『はちみつジュース』と、

各種ステータスをそれぞれ強化できるバッジがラインナップに並びました。

とりあえず、今は攻撃力が上がる『ATバッジ+7』を買います。

 

カスタマイズでATバッジ+7を装備して、『ぎんのバッジ』と『ATバッジ+3』は

さっさと売却。

 

このATバッジ+3は地味に非売品ですが、そんなことよりも武器・防具・アクセサリの

保管枠は30までしかないので、換金系や弱い装備はさっさと売らないと、すぐに

枠を圧迫して何かしらを捨てる羽目になります。

 

初期装備の『かぜのリング』は、もはや長所が無い装備になってしまいましたが……。

気分的に売るかどうか迷ってしまいますね。

 

武器屋のラインナップは、こんな感じです。地味にリングは無い……。

この『ブリーズソード』は、今装備しているウインドソードの完全上位互換で、

攻撃のメモリが1つ多くなっています。

まだ使いこなすにはレベルが足りませんが、今のうちに買っておきましょう。

 

防具の方は、『みがるなシャツ』と『えりつきシャツ』。

前者は素早さ特化で、後者は防御特化の性能になっています。

(えりつきシャツのメモリは、みがるなシャツのちょうど逆)

しかし、そもそもレベルが足りないので、買うのは後にします。

 

それでは、このワールド最後のステージに入りましょう。

各ワールドの最終ステージは当然ボス戦があるので、しっかりレベルを上げて

カスタマイズをしておかないと絶対に勝てません。

 

町で聞いた情報をもとに牧場への街道を駆けるクロノア。

すると、確かにガンツの姿がありました。

ガンツはクロノアの姿を見るなり、「待ってろと言うから待ってやった」と言い、

クロノアも素直にお礼を言います。

 

しかし、ガンツはクロノアをからかっただけであり、クロノアはまたガンツに

怒りを覚えた様子です。

 

ガンツは、なぜこんな花に執着するのかと問うと、クロノアはロロとの約束のためと

力強く答えました。

皮肉屋のガンツですが、そんなクロノアをからかうでもなく、その言葉を聞く様子は

真剣そのもののように感じられます。

 

そう思いきや、やっぱり軽口を返してきたガンツ。

しかしその軽口もまた、悪意のような響きは感じられません。

クロノアは勇んでガンツに飛び掛かろうとしますが、ガンツは鼻先で止めます。

 

ガンツが言うには、決闘なら牧場の広場でロマンチックにやろうとのことでした。

思いもしないライバルの言葉に、拍子抜けしたような様子のクロノア。

そんなクロノアを脇目に、ガンツはバイクに乗り込んで颯爽と牧場へ向かいます。

クロノアの方も、納得しないままにガンツの後を追うのでした。

 

このワールドの最終ステージ、1-6『マグナ牧場の決闘』がスタート!

グラフィックも、夕日の演出で赤みが強い色彩になっています。

また、このステージから難易度も本格的になってきます。

 

ここからは、敵を攻撃するたびに右側の黄色いゲージが溜まっていき、必殺技が

スタンバイ状態になると右図のような青白いエフェクトが出て、ゲージが点滅します。

この状態になると、必殺技が使えるようになったという合図です。

 

スタンバイ状態になっているときにA(B)ボタンを長押しすると、操作キャラが

黄色いオーラのようなものを出します。

オーラが弾けるエフェクトになるまで溜めてからボタンを離すことで、必殺技が

発動できます。

 

クロノアの必殺技『トルネードアタック』は、画面全体の敵に確定で3ヒットする

超強力なもので、これ以降は非常に安定した攻撃として使えます。

また、各キャラ共通の仕様として、必殺技が発動した瞬間は無敵状態になります。

 

少し進むと、住人の情報にあった『グリッヅ』が登場!

ここからは、赤でも青でもない『黄属性』の敵が登場するようになり、この属性の

敵は必殺技を使わない限り絶対に倒せません。

 

また、ボスに黄属性は存在しませんが、絶対に倒さなければならないザコが

黄属性であるという場合が何度もあるので、SPを強化しないまま進むのは全く

おススメできません。

カスタムポイントが足りないなら、バッジを使って底上げするのがいいでしょう。

 

ちなみに、ゲージは与えたダメージではなくヒット数に依存して増加します。

なので、必殺ゲージが足りないときは黄属性の敵でもガシガシ攻撃することで

ゲージを溜めることができます。

 

このエリアで手に入れたのは、新バッジ『トンデモバッジ』。

なんというか、デメリットありのバッジは名前から判断しにくいですね。

 

このバッジの効果は、必殺+11で素早さが-4です。

今のSPではグリッヅを一発で倒しきれないので、装備しておきましょうか。

その分、攻撃力がかなり下がりましたが、レベルアップですぐに補えるでしょう。

 

次のエリアでは、ツヅラーに大苦戦。

攻撃が低くなったので通常攻撃が効かなくなって、さらに宝箱に籠られると

必殺技が回避されてしまうので、早速弊害が出てしまいましたね。

うまく誘導して必殺を当てられましたが、やはり能力のバランスは大事です。

 

このエリアでは、新武器『しおかぜのリング』と新バッジ『ドキドキバッジ』を

入手しました。

地味に、このワールド1だとリング系統の武器はすべて拾い物なんですよね。

これは初作のオマージュなのでしょうか?

 

このドキドキバッジの効果は、素早さ+8で必殺-3です。

ビックリバッジと一緒に装備するとお互いのデメリットを打ち消しあうので、

トンデモバッジと付け替えておきます。

 

でも、これだとアイテム屋で『SPバッジ+7』と『AGバッジ+7』を買ったほうが

強くなったか……。

昔プレイした時は、バッジにはとんと無頓着で進めてたからなあ。

 

しおかぜのリングは、先ほど買ったブリーズソードの下位互換な性能です。

必殺のブーストがしやすいのはメリットではありますが、それもレベルアップや

アクセサリでどうとでもなるので、あまり良いモノとは言えません。

攻撃速度と最終的なSPだけ見れば、明らかにソードの方が使いやすいです。

 

次のエリアでは、またもや扉が出現。

必殺技を回避するツヅラーと、必殺技にも反応してリバウンドしてくる

ジャイアントムゥが鍵を持っているので、SP偏重のカスタマイズだと、ここで躓く

可能性が出てきます。

入口からカスタマイズ画面に戻れるので、苦戦するなら一度引きましょう。

 

このエリアでゲットしたのは、『SPバッジ+3』。

正直、使いどころが全くありません。

これなんかよりも、下の回復アイテム2種の方が超有用という始末。

 

買い物縛りでもしているなら使えそうな気はしますが、これの前にSP+11

トンデモバッジが入手できてしまうので……。

 

 

特に面白みも無かった最終エリアを抜けると、牧場の広場のど真ん中に

ガンツが陣取っていました。

ちょっと見ぬ間に強くなったクロノアに感心している様子です。

 

決闘を前に、お互いが負けたときに差し出すものを提案するガンツ。

ガンツが負けたときはヒカリサクラ。対して、クロノアが負けたときは、なんと

10万ドリーもの大金を支払うように吹っ掛けてきました!

 

当然、クロノアにそんな大金があるはずも無いので、10万の代わりに手持ちのお金を

全ていただくと宣言してきました。

 

勝てなければ大切なヒカリサクラを取り戻せず、お小遣いもすべて奪われるという、

圧倒的にクロノアが不利な状況ですが、それでも決闘をやめられるわけがありません。

ここは、本気で戦ってガンツを圧倒するほかなさそうです。

 

最終エリアで手に入ったのは、『HPバッジ30』。

このバッジを装備するとHPが+30されますが……正直、装備してもメリットが

感じられないほど微妙なアクセサリです。

やられたら即回復して復活できると知っていると、使うことも無くなりますね。

 

これからボス戦になるので、カスタマイズはきっちりやっておきましょう。

SPの2ポイントを攻撃と防御に振り直し、SPが大きく上がるトンデモバッジと

入れ替えで攻撃が大幅に上がるヘンテコバッジを付け直す。

今回のボス戦は必殺技を使う余裕があまりないので、攻撃特化にします。

バルーのオッサン涙目。

 

それでは、ワールド1のボス『ガンツwithレッドクランRound2』開始です!

中ボスの時と比べると全体的に行動速度が速くなっているので、防御と素早さを

上げておかないと苦戦は免れません。

 

また、突進攻撃は隙が少ないうえに、ドリフト走行で突然方向転換してこちらに

向かってくる場合があるので、ガンツがこちらを向いたら直線上から外れましょう。

 

ソードでのおすすめの攻撃方法は、ガンツの突進に対してカウンター気味に攻撃を

当てる戦法です。

また、突進攻撃を何度かすると無防備な状態で止まることがあるので、その隙を

見逃さないように、常にガンツを画面内に入れておきましょう。

 

ある程度HPを削って追い詰めると、ガンツ側も必殺技を解禁してきます。

この攻撃は全方位ショットを4回繰り出すもので、接近状態だとまともに喰らって

しまうので、回復アイテムが残っているなら出し惜しみせずに使って一気に勝負を

決めましょう。

 

牧場に響く決闘の音は、ついに止みました。

自慢のバイクをスクラップにされ、ガンツはついに白旗を上げます。

そう、この戦いを制したのは、我らがクロノアです!

 

決闘の勝者であるクロノアに、ガンツは潔くヒカリサクラを差し出します。

ようやく取り戻した贈り物を見て、安堵と喜びの表情を浮かべるクロノア。

 

ヒカリサクラを一瞥して、クロノアはぽつりと「いいヤツかも」と呟きました。

そう、興味の無いものならぞんざいに扱っていてもおかしくないというのに、

クロノアが取り戻すことを見据えたように、ヒカリサクラは綺麗なままだからです。

 

その言葉を聞いて、悪ぶった様子でそっぽを向くガンツ。

しかし、ちらりと見えたその横顔は、とても爽やかな微笑みを浮かべていました。

 

クロノアはガンツの名前を尋ね、今度はガンツの名前を添えてお礼を言いました。

決闘を通じて、2人の間には微かな友情が芽生えたようです。

 

そんな時、辺り一帯に大きな鐘の音が鳴り響きました。

このブリーガルでは、夕刻になると鐘の丘の鐘を鳴らす風習があるようです。

その音を聞いて、自分の最大の目的を思い出すクロノア。

 

クロノアは、ロロの旅立ちの時に間に合うのでしょうか?

見る見るうちに小さくなるクロノアの影を、ガンツは思案するように眺めるのでした。

 

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