ゼノブレイド2の考察:地域名その1

ゲーム

任天堂とモノリスソフトが世に送り出した超大作RPG

『ゼノブレイド2』

 

皆さんはプレイしましたか?

私はすでにプレイ時間が260時間を越しました。

 

この記事では、そのゼノブレイド2の地域名について、

いろいろと考察していきたいと思います。

 

 

 

※警告※

この記事には、本編『ゼノブレイド2』および

外伝『黄金の国イーラ』のネタバレが多く存在します。

未購入、もしくはエンディングまで未到達という方は、

閲覧しないようにお願いいたします。

 

 

 

・・・・・・それでは、メインとなる地域の名前、そして、その地域の抱えた

問題について、稚拙ながら考察していきたいと思います。

まずは「アヴァリティア商会」から。

 

・アヴァリティア商会

ゼノブレイド2の世界『アルスト』に存在する、世界一の商業施設です。

この地域の名前は「強欲」(ラテン語:Avaritia)からとられています。

 

実際に、この地域は交易所を始めとして、商店の密度が非常に高く、

現実で言うハブ空港の役割も担っています。

 

また、戦争特需によって経済が潤っているという側面もあります。

アルストの大国、スペルビアとインヴィディアは緊張状態にあり、

共に戦争に向けた準備を着々と進めている状態です。

このアヴァリティアは緩衝地帯として認知されており、両国が出会ったとしても

特にいざこざは無いようです。

その立場を利用し、両国がそれぞれ見える位置で軍需物資を売買し、

見栄を張らせることで必要以上の儲けを得ているのではないかと

推測できる場所もあります。

 

戦争が起きたとしても他人事、自分は両方に恩を売ったから安全と、

そのような闇があることから「強欲」と名付けたのでしょう。

 

ちなみに、主人公レックスはこの地域の交易所で取引をしてはいますが、

「戦争には関わりたくない」ということで、戦争物資を提供することは

避けていたようです。

続いては、「グーラ」です。

 

・グーラ

非常に自然豊かな地域です。

この地域の名前は「暴食」(ラテン語:Gula)からとられています。

 

元々は未開の地(少なくとも500年前までは)であったようですが、

今では林業と農業が盛んであり、木材や食料を各国に輸出しているようです。

 

しかしながら、近年では作物の収穫量が減り、また、樹木が育つよりも

早く木材を輸出してしまうことにより、資源の枯渇が深刻になり始めています。

また、唯一の町である『トリゴの街』の農場にはスペルビアの駐屯基地が

建設されており、実質的なスペルビアの領地と化してしまっているため、

さらにスペルビア本国への木材などの輸出が増加しているようです。

 

本編に登場する地域としては、食料などには恵まれているもの、

許容量を大幅に超えてしまうほどの消費が問題になってしまっているため、

「暴食」と名付たことが推測できます。

 

続いては「インヴィディア烈王国」です。

 

・インヴィディア烈王国

非常に美しい景観を誇る水の大国です。

 この国の名前は「嫉妬」(ラテン語:Invidia)からとられています。

 

スペルビアと並ぶ、アルストに存在する大国の一つであり、上の写真のように

特定の時期に光り輝く樹木「サフロージュ」が原生しています。

 

また、自然派の思想を取り入れた石細工が非常に盛んであり、

景観を崩さず、かつ大規模な建造物が王都周辺に存在します。

 

しかしながら美しい景観とは裏腹に、特に食料資源に乏しく、

王都の住民は国からの配給に頼らざるを得ない状態にあります。

主人公たちに密接に関わることになる「フレースヴェルグ傭兵団」は

巨神獣が飲み込んだ物資で生計を立てることもあるようです。

 

スペルビアを敵国とみなしているものの、実際のところは「仮想敵国」の

ようなもので、内政への不満をスペルビアへの敵意とすることで、クーデターや

革命による国家転覆を凌ごうとしているものと思われます。

 

 一方で、スペルビアに対しては自国にあまり存在しない機械技術や

豊富な資源を羨んでいるようにも思えます。

実際にスペルビアはサルベージ技術などを駆使して資源を獲得してますが、

インヴィディアはそもそもサルベージができない地域なので、

必然的に資源は獲得しにくい状態です。

 

他国よりも美しい景観があるものの、自国よりも恵まれた資源を持つ

他国への羨望が歪んだ形で表れてしまっている一面があることから、

「嫉妬」と名付けたと推測できます。

 


長くなるので、今回はここで切り上げます。

続きはまた後日。期待せずにお待ちください。

それでは。

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