レトロゲームをプレイ:メタルマックス リターンズ・その3

METAL_MAX_RETURNS

気付けば、1月ももう半ば。『レジェンズアルセウス』の発売もあと2週間ほど。

『星のカービィ ディスカバリー』も、ついに発売日が決定しましたね。

『光陰矢の如し』か……。本当に、よく言ったものですね。

 

さて、前回は凄腕ハンター『ウルフ』のお情けで、初めての戦車『モスキート』を入手した

ところでしたね。これで、このゲームもようやく本番といったところです。

なので、さっそく『ハンターオフィス』に出向きました。

このメタルマックスシリーズの醍醐味である、『賞金首』の情報を聞いてみます。

 

『賞金首』とは、そのまま懸賞金をかけられたモンスターや凶悪犯などのことであり、

基本的に倒さなくてもゲーム的な影響はほとんどないという特徴があります。

(『2』以降はシナリオに関わる賞金首だけは倒す必要がある)

 

強敵ではありますが、倒せさえすれば莫大な懸賞金をもらえるので、倒せそうだったら

倒したほうが得です。戦車のパーツも維持費もタダというわけにはいきませんからね。

金!火力!戦車!!これこそがメタルマックスの神髄です。

 

ハンターオフィスや酒場の壁に貼られているポスターを調べると、このように賞金首の姿を

見ることができます。

西部劇よろしく、誰かが破いて持って行ったような形跡があるマップチップも用意している

あたり、こだわりを感じられますね。

映っているのが火炎放射器を構えたサルというのはさておいて。

 

旅立つ前に、とうちゃんとねえちゃんに声を掛けておきます。

主人公の実家は戦車を修理してくれる村唯一の『修理屋』であり、父親はその店主です。

『修理を頼む』と、なんだかんだ言いながらも修理をしてくれます。無料で。

こういう丁寧な描写を入れてくれることで、オープニングでの厳しい物言いも、子供達には

せめて穏やかな生き方をしてほしいという親心が感じられるように思いますよね。

 

ついでに、『コーチを頼む』も選択して『修理レベル』も上げておきます。

レベルごとに1回ずつしかコーチしてくれませんが、こちらもなんやかんやで

親心を感じられます。

他の選択肢は……、まあ、いつかお見せすることになるでしょう。

 

自宅では主人公の姉が家事をしていて、話しかけると快く迎えて泊めてくれます。

主人公の家は母親がすでにいないようなので、ねえちゃんも家族としてはんたのことが

心配なのでしょう。

ちなみに、やっている家事はゲームが進むと変わっていることもあります。

 

さあ、ついに戦車も戦闘に参戦です!

人間のコマンド欄とは大幅に違いますが、だいたい共通のものもあるので、戦車でのみ

使えるコマンドを説明しましょう。

 

戦車での攻撃用のコマンドは

  • 主砲:大砲での攻撃・弾数制限あり
  • 副砲:機銃での攻撃・弾数無限
  • S-E:特殊兵器での攻撃・弾数極少
  • 特弾:戦車のマガジンに装填している大砲用弾薬で攻撃(大砲のものとは別枠)

となっていて、当然戦車に装備させてないものは使えません。

(人間と違い、戦闘中に変更は当然不可能)

 

『かばう』は仲間を選択して、その対象が受けるはずのダメージを肩代わりします。

戦車自身の防御性能は高いですが、過信しすぎは禁物です。

 

『道具』は戦車に積んだアイテムではなく搭乗者の持ち物を選択して使用できます。

基本的に戦車に乗っているときはダメージがすべて戦車に行くのですが、搭乗者へ直接

影響を持つ攻撃も存在するため、それ用の対策アイテムを使用するためですね。

これも、後で紹介することになるでしょう。

 

ちなみに、戦車のコマンドは並び替えることも可能です。

ザコ散らしをするならば、弾数無限の『副砲』を一番左上に配置するといいでしょう。

 

戦闘中は人間のコマンド『のりおり』、戦車のコマンド『降りる』で白兵 ⇔ 戦車の

スタイルが切り替えできます。

 

これはターン消費せずに何度でも使えるコマンドですが、戦闘開始前に戦車に

乗っていることが使用条件であるので、うっかりミスに気を付けましょう。

完全初見のとき、何度かやらかしてドクターミンチ送りになりました。(白目)

 

さて、故郷リオラドを後にして北に向かうと、洞窟がありました。

ハンターらしき人と話すと、どうやらここは賞金首『サルモネラ一家』の巣のようです。

それにしても、戦車を見て「サルじゃなくて人間か!」とか言えるあたり、

この世界の人類はあまりにも図太すぎる。

 

さらに進んでいると、分かれ道の先に『木箱』(このゲームにおける宝箱)と、あからさまに

木箱を指している矢印の看板が。

『サルモネラ一家』もミュータントであるため、多少知恵は回るようです。

しかし、落ち着きのある人なら、いかにも怪しいと感じられるはずですね。

 

回り道して木箱を開けると、中身は待望の副砲『7.7ミリ機銃』!!

初期装備の大砲は弾数が24発しかないので、これで継戦能力が大きく上がりました。

ついでに、大砲の弾薬代もまかるようになりました。序盤はとにかく懐具合がね……。

 

とりあえず、ここの賞金首は後回しにしておきましょう。

もうちょっといい機銃を持ってきて殲滅したいし。

 

洞窟を抜けてさらに北上していくと、関所のようなものが見えました。

とりあえず、建物に入ってみましょう。

 

建物の住民と話していると、仲間が欲しいなら『ポブレ・オプレ』という町に行けば

命知らずのバカヤローどもがいるはずだという話を聞けました。

これから先は、どのような困難が待っているかわかりません。

仲間を見つけたいと思ったはんたは、目標を遥か東の『ポブレ・オプレ』に決めました。

 

奥の男から『IDカード(c)』を受け取り、奥の部屋のコンソールでゲートを開錠!

まだ見ぬ世界に期待半分不安半分なはんたは、仲間を求めて再び荒野に降り立ちます。

新世界に待つはどのような出逢いなのか……。

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/retro-mmr-4/

・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/retro-mmr-2/

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