レトロゲームをプレイ:MOTHER1・その7

MOTHER1

梅雨が明けたらしくて、もう本格的な夏になってくるんですね。

どうか体調にはお気をつけて。

 

前回はロイドを仲間にしたので、マジカントのお店で装備を買いに来ました。

最強装備の『めがみのうでわ』を1つしか買えなかったので、それをアナに装備させて

お下がりの『てんしのうでわ』をロイドに装備させます。

 

アナとロイドに武器の『ブーメラン』、アクセサリーの『しずくのペンダント』を買うために、

少しお小遣いを稼がないといけなかったので、レベルを上げてきました。

ニンテンは2人に比べるとHPが高いので、今は装備させていません。

これがフラグになるなんて……。

 

仲間が揃ったので、それぞれの仲間の特徴をここで解説しましょう。

解りやすいように、『ドラクエのツー』を例にしています。

 

・主人公(ニンテン):補助・回復呪文が使えるローレシアの王子

・女の子(アナ):攻撃呪文得意なムーンブルクの王女

・友達(ロイド):呪文が使えないサマルトリアの王子

・大きい友達(テディ):『ちから』『すばやさ』が異様に高いローレシアの王子

 

『ドラクエ2』既プレイの方にはバランスが悪いパーティだと感じるかもしれませんが、

主人公と大きい友達は範囲攻撃ができないこと、女の子は『ファイト』が低いので物理攻撃が

極端に弱い、友達は能力がパッとしないものの、他の仲間には扱えない”グッズを使える

そのグッズでPSIとほぼ同等の攻撃ができる、”ゲームクリアのために”絶対に

必要な場面が多いといった具合で、それぞれの役割が非常にはっきりしています。

 

テディは仲間の一人ですが、ストーリー上は仲間にしなくても差し支えありません。

しかし、ロイドを好きになりたいのならば、一度仲間にして進めるといいでしょう。

ちなみに、アナとテディ自体は仲間にしなくてもゲームクリアは可能ですが、道中が

本当に大変な道のりになるので、おすすめはできません。(やる猛者はいるにはいる)

 

さて、準備が整ってきたので、そろそろ『ダンカンこうじょう』に向かいます。

道中の『サンタクロースえき』方面への道は、完全に塞がれていますね。

ロイドは機械に強いので、ロケットさえどうにかできればなんとかなりそうです。

 

ダンカン工場へは、この道を西から回り込むことで行けるようですね。

地理的に見ると、ニンテンがマジカントに迷い込んだ洞窟の南西あたりです。

たったこれだけの距離でも、長い冒険をしてきたような感じがしますね。

 

ダンカン工場への道は険しく、あまり舗装されていない道路が続いています。

なんとその途中で、従業員が落としたと思われる『つうこうきょかしょう』が落ちていました。

「兵器を作っている」と町で噂の工場ならば、当然守衛だっているでしょう。

ちょっと悪いことを考えたニンテンは、拾った許可証をポケットにねじ込みました。

 

程無くして、『ダンカンこうじょう』の前へ。

守衛はどうもサボり気味らしく、ガードマン代わりの番犬が受付をしています。

ニンテンは先ほどの許可証をポケットから取り出し、得意気に見せました。

 

しかし、世の中うまいことばかりではありません。

なんとニンテンが拾ったのは、誰かがポイ捨てしていった『期限切れの』許可証でした!

番犬は不法侵入者を排除すべく襲い掛かってきます。

 

しかし、番犬とはいってもそこらに出てくる『のらいぬ』と変わりありません。

ちょっと小突いてやれば、キャンキャン鳴いてどこかに逃げて行きました。

最初の関門を抜けたニンテンたちですが、本当の試練はここからです。

 

この『ダンカンこうじょう』は『スイートリトルこうじょう』と同じように見えますが、

誇張抜きでスイートリトル工場の10倍ほど広い大迷宮です。

 

 

このダンジョンで最初の敵は『ボマー』。

惚けた顔をした、ちょっと愛嬌のある敵ですが非常に強烈な攻撃を仕掛けてきます。

 

コイツが使ってくる特殊攻撃は『ボムを投げる』。

この時点で味方全体に60ダメージを与えてくるとんでもない攻撃です。

ちなみに、このダンジョンでの最大級の火力です。

 

物理攻撃ではないので『ディフェンスアップ』で防げませんが、『PKファイアー』として

扱われるので、『しずくのペンダント』の火炎耐性ならダメージを30前後まで減らせます。

ただ、下手をすると毎ターン使ってくる可能性もあるので、戦うより逃げが安定するでしょう。

 

たまに『ころぶ』という無駄行動で何もしないこともありますが、全身が爆弾でできている

コイツに転ばれると、もはや(プレイヤーへの)精神攻撃です。

 

続いて出遭ったのは『オールドロボ』。

この工場では最もバランスが取れた高い能力を持っていて、レベルが低いと手こずります。

また、固定ダメージの『PKビームα』を使うので、HPが低いアナとロイドがやられる可能性も

高いですね。(一応『サイコシールド』で軽減可能)

 

このダンジョンには必勝法があって、とにかく上に登っていけば目的のロケットの所まで

比較的簡単に行けます。

しかし、非常に有用な強化アイテムなど多くあり、正解ルートの真逆に置かれてたり

するので、敵が強めである関係もあって一息で回収するのは難しいでしょう。

 

この『ボム』はロイド専用のグッズで、威力30~60ダメージの火炎攻撃をします。

消耗品なので、使い時には気を付けましょう。

アナは『PKファイアー』系を覚えるのが遅めなので、いざという時に便利かもしれませんね。

 

このあと、油断して『ボマー』のボムでニンテンがやられてしまったので、いったん戻って

『しずくのペンダント』を買ってきました。

 

迷ってうろうろしていると、今度は『ファイアボール』に出遭ってしまう。

コイツの行動は『PKファイアーα』のみです。

下手に戦うと全員が消耗させられるので、『しずくのペンダント』が無いのなら逃げた方が

いいでしょう。

 

続いて、『ゆがみはかせ』と『スクラッパー』。

この『ゆがみはかせ』は、必ず『オールドロボ』か『スクラッパー』と一緒に出てきます。

地味に攻撃力が高めで、『かっとなる』でさらに攻撃力を上げてくるので、アナとロイドの

HPには気を付けた方がいいでしょう。

 

『スクラッパー』は見た目通り『オールドロボ』が壊れたもので、行動もほぼ同じですが、

なぜか耐久力は上がっているので、アナの『PKビームβ(90前後のダメージ)』を使って

一気にポンコツにしてやりましょう。

 

多くの妨害がありましたが、なんとか『ロケット』の保管庫までやってきました。

早速ロケットを『チェック』してみましょう。

 

夢見たロケットを目前にして大はしゃぎのロイド。

あれこれ触っていると、なんとロケットの発射スイッチを押してしまいました!

 

ロケットは見る見るうちに小さくなっていき、遠くでものすごい音が聞こえました。

碌に照準を決めてないロケットがどこへ飛んでいったのかはわかりませんが、今までの

旅のように、きっとうまくいくと信じましょう。

 

目的は果たせましたが、この工場にはまだ手に入れるべきものが残っていました。

それはこの、2つめの『フランクリンバッヂ』

どうしてこんなものがあるのかは解りませんが、この先で必ず役に立つはずなので、遠慮なく

もらっていきましょう。

 

工場の帰り道で一行が目にしたのは、線路の大岩を粉々にしたロケットの残骸。

ロイドにとっても、ロケットをうっかり飛ばしてしまったのは想定外だったようですが、

運命はいつだって、ニンテンたちの味方だったようです。

 

さあ、これで道は開けました。

ニンテン、アナ、ロイドの3人は、これから線路に沿って駅に向かいます。

彼らならば、どんな苦難が待ち受けようとも、きっと乗り越えられることでしょう。

 

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