ゲームレビュー:ディスティニーコネクト

ゲーム

『雑記:今年狙っているゲーム』に書いてはいませんでしたが、

実は『ディスティニーコネクト』なるゲームも気になっていたんですよね。

 

「なんで、その記事に書いてなかったんだ」と思うかもしれませんが、

日本一ソフトウェア特有の、『妙に強気な値段設定』が気になって、

手を出しづらかったんですよねぇ。(値段:7776円』)

(参考価格:スマブラSP → 7776円)

 

セールを待とうかと思いましたが、お給料も入ったので、買っちゃいました。

ゼノブレみたいなRPGもいいけど、普通のコマンド式のRPGに

飢えていたのよ。存外、こういうの少なくなってきたんですねぇ。

RPGと言っても、アクション寄りのゲームが増えてきて。

 

とりあえず、序盤のシーンで世界観を知ってもらいたいと思います。

 

 ※街を往く人々 ※野外ライブ会場 ※夕日に照らされる街 ※大通り※街の中心地のデパート

 

ジャンルは、ファンタジー寄りのSF系RPGといったところです。

ディズニーのアニメ映画みたいな作画で、RPGの表現としては

なかなか挑戦してる印象を受けましたね。

 

左の女の子が主人公の『シェリー』、右の女性はシェリーのママです。

「ディズニーっぽい」と表現した理由がわかりますね?

 

イベントシーンを見ると、本当にディズニー映画のようでした。

※カフェ店内

※モンスターとの遭遇

 

このゲームについては、全体的に『いい意味で日本一らしくない』と

思いました。

  • 最大レベル『50』(ディスガイアは9999)
  • ステータス上限『3桁』(最終装備で300越すかどうか)
  • 最大ダメージ『4桁』(通常攻撃で200を越せば高い方)
  • 耐性の表記が『倍率』(ディスガイアは%表記)

全体的に、低年齢でもプレイしやすいシステムです。

ゲームをあまりやらない大人でも理解はしやすいと思います。

 

また、『ディスガイア』シリーズのように無茶苦茶な設定が出たり、

『ルフランの地下迷宮』のように徹底的にプレイヤーの精神を

殺しにかかったりということが無い、本当に素直な展開が多く、

印象は良かったです。(多少強烈なギャグ要素がある程度)

 

プレイした人がどのくらいいるかはわかりませんが、同社の

『マール王国の人形姫』シリーズをさらにマイルドにした感じです。

 

メジャーな例えにすると、日本一ソフトウェア製の『MOTHER』といった

ところですか。(メーカーが違うというツッコミは野暮。)

 

ストーリー面は王道。多少ひねりはあるものの、全くついていけないという

ことは無く、普通に進めることでしっかりと理解ができます。

 

ディズニーらしさのあるグラフィックに、わかりやすいストーリー、

シンプルなシステムなど、低年層向けを狙いつつ、大人でも楽しめる

ような作品に仕上げたのだと思います。

むしろ、大人の方がストーリーを楽しみやすいかも?

 

しかし、低年層向けを狙うならば、やっぱり『値段』がネックですねぇ。

「半額にしろ!」とまでは言いませんが、システムやボリュームを考えると、

1500~2000円くらい安くして、幅広いターゲットを狙った方が

良かったんじゃないかと思いました。


※参考

私がクリアするまでの総プレイ時間は、収集要素をある程度無視して

13時間弱』(当然、初見プレイで)


とはいえ、「アニメ映画を買ったら、ゲームとして遊べる作品だった」と

考えれば、まあ得な方だったのかな?とは思いました。

本当にストーリーが良かったので、損とは言い難いんです。

 

とりあえず、私のこのゲームに対する評価はこんな感じです。

―― 評価高 ☆ ◎ ○ △ ▲ × 評価低 ――

  • ストーリー  : ☆
  • キャラクター : ◎
  • システム   : 〇
  • 音楽     : ◎
  • ゲームバランス: ☆
  • 値段     : ××

全体的に、平均以上のバランスで纏まっている作品と思いましたが、

値段があまりにも高すぎるのがやはり気になります。

何度も書きましたように、もうちょっと値段を抑えて発売してくれれば、

充分良作として薦めやすかったのですが・・・・・・。

 

購入を検討している方は、お財布に余裕があるときに買ってみると

いいと思います。本当に、ストーリーは一見の価値がありましたので。

それでは。

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