なんだか、来週の天気予報で３６度とかいう気温が見えてうんざりしたけど、私は元気です。
さて、前回はおさるの遺跡の地下から、マジカントに飛ばされたところからですね。
せっかくなので『クイーンマリー』に謁見しましたが、相変わらず『歌』を思い出せなくて
苦しんでいる様子です。
幾多の戦いを経て成長したニンテンたちですが、今のニンテンたちは力にはなれなさそうです。
後ろ髪を引かれる思いで、ニンテンたちはクイーンマリーのお城を出発します。
そういえば、『レインディア』の町で『ドラゴンの子守り歌』について語る人がいたので、
『地下大河』の迷宮をくまなく探したところ、本当に『ドラゴン』がいました！
しかしこのドラゴンは、いくらニンテンがちょっかいを出しても起きる気配がありません。
またいつか訪れる予感がしながら、ニンテンたちはマジカントを出ていきます。
マジカントを出ると、またもやニンテンは違和感を覚えました。
この道の形は、『サンクスギビング』南の洞窟とはまたもや違っています。
外に出ると、緑はあるものの茹だるような暑さが襲ってきます。
ニンテンが地図を見ると、今度は『イースター』の駅の西に出てきたようです。
あの『マジカント』という世界は、”進むべき道を知らない”ニンテンたちを導くために存在して
いるのでしょうか？
謎が謎を呼びますが、ニンテンたちは線路に沿って『イースター』に向かいます。
迫る化け物たちを退けながら、ニンテンたちは線路の果ての町『イースター』へ到着しました。
しかし、町の入り口には不自然で、あまりにも粗末なバリケードらしきものがあります。
しかも、門番と思われる人物も、ニンテンたちよりも幼く見えます。
一体何事があったのでしょうか？
近づいて話してみると、門番は本当に幼い子供でした。
おもちゃのような武器を持って、震えながらニンテンたちを警戒しています。
バリケードはまだしも、門番は本来”大人がするべき”仕事のはずです。
ニンテンたちは、門番の子供を宥めて町に入ります。
町の中央の広場に出て、ニンテンたちは驚愕しました。
この町にはなんと、幼い子供たちしかいないのです。
親を求めて泣きじゃくる子供たちから、懸命に情報を聞き出そうとするニンテンたち。
すると、「でっかい空飛ぶ船に大人たちが連れていかれた」という証言がありました。
『空を飛ぶ船』……まるでSF映画のようで雲を掴むような話ですが、ニンテンたちには
すでに心当たりがあります。
各地で巻き起こった異常現象。そして、それを引き起こしたであろう『侵略者たち』の事を。
さらに聞き込みを続けると、「ホーリーローリーマウンテンから両親の声が聞こえた」と
証言する少年がいました。
『ホーリーローリーマウンテン』……それは、ロイドのいた小学校から見えた『あの山』です。
今回の異常現象が起こったきっかけも、そして、88年前に起こった事件の引き金となったのも、
『あの山』でした。
『ホーリーローリーマウンテン』は、『湿地帯』を抜けて『バレンタイン』の町のさらに先です。
ニンテンたちの決意は決まりました。「ホーリーローリーマウンテンへ！」
さらに情報を集めると、「『ガリクソン家の赤ちゃん』が不思議なパワーを持っている」という
ような情報がありました。『不思議なパワー』、つまり『PSI』の持ち主なのでしょう。
当然言葉は話せませんが、『テレパシー』を使うとベビーの意識とコンタクトできました。
すると、なんとニンテンとアナに『テレポーテーション』のPSIが覚醒しました！
このPSIは”一度行った場所を再び訪れることができる”能力です。
成功するまで加速する必要があり、何かにぶつかると失敗しますが、これでいつでも
マイホームや懐かしい場所に足を運ぶことができます。
町を歩いていると、宿屋と商店らしき建物がありました。
この先、何が待っているのかもわかりません。今のうちに準備するべきでしょう。
宿屋で出迎えてくれたのは、やはり年端も行かない幼い少年。
この宿屋はお父さんが経営しているようですが、父がいないのでこの子は無料で泊めてくれます。
ここで「ラッキー！」などという考えに至るのなら、今一度自分を顧みるべきでしょう。
彼は「お金の事はわからない」し、”「ひとりでさみしい」から”泊めてくれるのですから。
商店の方では、ニンテンたちよりちょっと年上っぽいお兄さんが店番をしています。
個人商店のようですが、『キャッシュディスペンサー』と『公衆電話』を完備しています。
ここで買える新しい武器は『いいフライパン』と『エアガン』。
この『エアガン』はロイドが装備できる最強の武器なので、ここで買っておきます。
あとは、『きずぐすり』を買えるだけ買って出発します。
この先は侵略者の本拠地へ至る道。準備しすぎるという事はありません。
町の東からは、この国で最大級の『湿地帯』が広がっています。
『バレンタイン』へ行くには、狂暴な怪物の気配が立ち込める、自然が作り出したこの迷宮を
通るほかありません。
ニンテンたちは、泣きじゃくる子供たちの顔を思い出しながら、その一歩を踏み出します。
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