レトロゲームをプレイ:ジョジョの奇妙な冒険(コブラチーム)・その21

ジョジョの奇妙な冒険(コブラチーム)

最近、中古屋で見かけて即ゲットした64の『風来のシレン2』をプレイしようとしたら、

キャプチャーボードの調子がいきなりおかしくなって焦りました。

 

ここ数日間で何度ドライバの再インストールしても雑音と超音波が出てくるので、しばらく

電源から離して放電させておいたら、なんとか以前のようにちゃんと動くようには

なりましたが、いつかは買い換えないといかんかもなあ。

 

それはさておき、前回は善良な一般市民になっていたオインゴボインゴ兄弟から

イギーが財団事務所の方に走っていったという情報をもらったところで終わりましたね。

事務所の職員によると、「砂漠の方にイギーが向かっていった」とのことでした。

 

『砂漠』……『イギー』……。

オイこら……! 結局ここであいつ出てくるのかよ……!!

とりあえず、セーブと回復だけはしておきました。

 

町の入口から砂漠に向かおうとすると、先回りしていた職員から「強いの出るよ♡」と

忠告を受けたので、全体回復の『ばんのうやく』を買えるだけ買っておきます。

戦闘不能を回復する『きつけぐすり』は……別にいいか。

やられそうだったら『ばんのうやく』で先読み回復しておけばいいだけだし、そもそも

やられても戦闘が終われば復帰して経験値貰えるし。

 

準備が整ったので、早速砂漠に向かいましょうか。

あ、後ろの人は案内人でもなんでもなく、ただの一般の通行人です。

いかにも重要ポジションみたいな顔でしゃしゃり出てくんなや……!

 

砂漠に入ってすぐにイギーと合流。

ハングドマンのときみてーに一々分断させて合流させんなうっおとしい。

それと、ようやくこのイギーの違和感の正体がわかった。

初登場時のブサイクな顔じゃなかったということと、妙に協力的だということだ。

 

原作でイギーがやる気になったのは『ペットショップ』(例えるならラスダンの門番)との

戦い以降で、そこから退場するまで戦力のひとりとして活躍していました。

それまでは味方なのかどうかも怪しいマスコット的なポジションでしたからね。

 

もっとも、このゲームでそんな原作再現をされても困りますが。

なぜこんなのに感謝せねばならんのだ……!!

 

少し歩くと、向こうから男がやって来て、「目の不自由な男が歩いていた」

一方的に情報を渡してきました。

わかっていた、わかっているんだよド畜生……!!

ほんで、もうちょこっと右に歩いていくと……

 

 

 

 

スタンド『ゲブ神』(本体)が襲ってきました。

なぜ遠隔操作タイプのスタンドのときは本体を描写しなきゃあ気が済まねえんだ……!!

ハングドマンのときは本体を倒した時でもスタンド像で戦わせたくせによォッ!!

 

ちなみに、エボニーデビルとゲブ神のスタンド像はちゃんと作られています

そのアニメーションをフツーに敵グラフィックに転用すればいいんじゃあねーのか!

 

『にげる』のコマンドが出たので、逃げ出すとイベントが。

アヴドゥル「見えたのは ―(本体もいたけど)― 手だけでした」

 

このチンピラが オレをナメてんのかッ!

何回原作見りゃあ理解できんだコラァ!

見えたのは手だけって書いておきながら

なんで本体をバトル画面に映せるんだ この……

ド低能がァーーーッ

 

こういうところが本当に理解できん……。

バトル用のシーンを極力使いまわして労力を減らそうって魂胆だったのでしょうか。

そんなんだからマトモなゲームが作れなかったんだろうが。

 

さらに右にちょっとだけ進むと、さっきのおじさんが膝立ちで待機してました。

オイ……!!さっきこのおじさん、左側に歩いて行っていたよな……!?

グラフィックの使いまわしをしているせいかもしれませんが、明らかに不自然だろ……。

 

おじさんに近づくと、特にイベントもなくゲブ神(本体)登場。

テストプレイしてて本体が襲い掛かってくるという不自然さがなぜ感じられなかったのか。

あ、今回も『にげる』でスキップできます。本当に、ダレる展開ばかり多くて多くて……。

 

またまた逃げると、今度は『音を察知して襲ってくる』という性質が判明。

なら逃げても逃げ切れないだろうとか、特定の箇所でしか襲ってこないとか、

原作みたいなトリックで不意打ちを喰らわせればいいだろうとか、ツッコミどころを

挙げれば本当にキリがありません。

 

またもや本体と遭遇して、本日3度目の『にげる』をすると、イギーのスタンドで

本体を探すことになりました。

 

『全員で』ザ・フールに乗って探すというのは、まあ万歩譲って見逃すとしましょう。

しかし、ザ・フールからエンジン音がするというのはどういうことだよ……!!

原作でも「紙飛行機のように舞っているだけかッ!」とはっきり言っているシーンが

しっかりと存在していただろうがよ!

 

ザ・フールに乗って来た道を戻っただけで、ゲブ神の本体を発見!

4度目にしてようやく決着ゥを付けられますね。

 

このバトルでは誰も『ヒラメキ』を使えなかったので、『ガッツ』で

戦っていると、ものの数ターンでンドゥールが撃沈。

運命の車輪の方が体感10倍以上強いってどういうことだよ!クソッ クソッ

 

こうして、原作のインパクトを文字通り水に流されたンドゥールを撃破。

どうして原作で人気のあるキャラたちをここまでモブキャラのように扱ってしまうのか。

『ファンならガワさえ良けりゃあ買うだろ』という魂胆だったんでしょうね、どーせ。

申し訳程度に原作のセリフを言わせているのがまたタチが悪い。

 

そして、申し訳程度の承太郎のお世辞でンドゥール戦終了。

この強さで「手ごわいヤツ」は甚だ説得力に欠ける。

せめて運命の車輪よりは強くしてくれればよかったのに……!!

 

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