レトロゲームをプレイ:不思議のダンジョン2 風来のシレン・その1

レトロゲーム

記事がメタルマックス一色になってきているように感じたので、息抜きにもう一本

プレイ日記を立ち上げることにしました。というわけでこちら!

 

 

現在のローグライクの基礎を作り出した名作『不思議のダンジョン2 風来のシレン』!

初作なのに『2』と付いているのは、『ローグ』というゲームをドラクエの世界観に

落とし込んだ『トルネコの大冒険』が一番最初の日本産ローグライクだからです。

(『トルネコ1』⇒『風来のシレン』という流れ)

まずは、タイトルデモがあるので見ていきましょうか。

 

 

プレイヤーの冒険心をくすぐる、本当に良い語りですね。

最初のドラクエに関わっていたメーカーだけに、このリアリティのある細かいドットも

いい仕事してます。

 

今まで使っていた風来日記(セーブデータ)を消して、新しく始めていきましょうか。

名前は、デフォルト名の『シレン』でいきます。

それと、このプレイ日記では公式の縛りプレイである『倉庫を使わない』の他に、

  • 旅仲間の『ペケジ』『お竜』『座頭ケチ』を仲間にしない
  • 町の施設関連のイベントを進めない

という縛りを付けてやっていきます。

 

理由としては、この作品のイベントは基本的に『倒れること』で進んでいくため、

イベントをこなしていくと記事が盆雑になるかもしれないと思ったからです。

まあ、気紛れ(というかうっかり)でイベントを進めてしまうかもしれませんが、

そこんところは愛嬌としてみておくんなせぇ。

どうしてもイベントが見たいのなら、中古のROMを手に入れるか、スパイクチュンソフトが

スイッチオンラインでシレンシリーズを配信することを祈ってください。

 

いい加減、64の『シレン2』やドリームキャスト(ウィンドウズ)の『アスカ見参!』を

リメイクか移植するべきだと思いますがねぇ。

『アスカ』の方なんて、アマゾンの最高価格が70万近くとかいう暴挙がまかり通って

しまっている状況なんだぞ。

 

さて、プレイヤー名を入力すると、多分もう二度と見ることはないであろう

オープニングイベント。

『テーブルマウンテン』にあるとされる『黄金郷』の噂を聞きつけた主人公『シレン』と、

相棒の語りイタチ『コッパ』が『こばみ谷』を目指しているところです。

 

日が暮れてきたので水車小屋で一晩を過ごし、シレンとコッパはいよいよこばみ谷に

足を踏み入れます。

 

程なくして、このゲームのスタート地点『渓谷の宿場』に到着!

第一村人に話しかけてみると、こんな言葉が。

和風の世界観な今作ですが、シレンのように三度笠を被った旅人は珍しいようです。

 

ゲームのスタート地点だけあって、この宿場の人からは操作方法やヒントがもらえます。

それにしても、昔からパロディが多い作品だったんですね。

元ネタは『あしたのジョー』に出てくるトレーナーの『丹下段平』でしょうか?

 

宿場の出口で通せんぼしている風来人『シキタリのムグラ』からは、ダンジョンでの

『すれ違い』のチュートリアルを受けられます。

このやり方をマスターしたら、いよいよ『こばみ谷』の冒険のスタートです!

 

さて、第1フロアは『杉並の旧街道』。

DSの時のコミックアンソロだと、杉並の旧街道とネタにされてましたね。

 

マムルを軽くひねってやると、なんと足元に『めぐすり草』があった!

さっそく、今のうちに飲んでおきましょうか。理由?すぐにわかるさ……。

 

群がる敵を倒していって、レベルアップ!!イヨーッ シャシャシャン シャシャシャン シャシャシャン シャン ハッ!

今までは一本締めのリズムだったのが、『5』だとなぜか変更されていましたね。

『4』では辛うじてすぎやまこういち氏の楽曲を使っていたのに、『5』になって

いきなり全てリストラしたのも、本当に理解できませんね。

 

さらに進むと、『あかりの巻物(フロア構造を表示)』とギタンを入手。

そういえば、シレンシリーズの『ギタン』って、由来は何でしょうね?

 

一応、日本語には正義を貫く精神性””忠義の心”を意味する『義胆ぎたん』という

言葉はありますが、普通に泥棒というテクが存在する不思議のダンジョンじゃ

そう意味では通じないと思いますが……。

 

……ああ、やっぱり予感が当たったよ。

最近のシリーズでは”1Fには罠が存在しない”という不文律がありましたが、シリーズ

黎明期の今作ではそんなものは存在しませんからね。

 

この罠は『大型地雷』といって、踏んでしまうとHPが1になります。

仮にも町を繋ぐ道になんでこんなもんが埋まってんだ……!!

(しかも、踏んでしまうのはなぜか主人公だけ)

 

同じ部屋には、なんと『白紙の巻物』があった!!

この初代シレンでは”名前さえ知っていれば”ほぼ全ての巻物にできるので、本当に

便利なんですよね。(例外は特定の条件で解禁される『ぜんめつ』のみ)

 

以降の作品(『トルネコ』も含む)では、『一度でも読んだことがある巻物』のみ

書き込むことができるというルールになったので、流石に強すぎだと思ったんでしょうね。

ただ、置くタイプの『聖域の巻物』や”投げる”タイプの『根絶やしの巻物』も一度は

読まないといけないのがネックですが。

(『聖域』は置いてその上に乗る、『根絶やし』は投げて敵に当てることが使用条件)

 

2Fでは、いきなり敵3体に囲まれている状態で開始。

初期のシレンではNPCでも敵アイコン(赤いドット)で表示されるので、マップだけ

見てると混乱しやすい。

 

ちなみに、このNPCは旅仲間(予定)の『お竜』ですが、縛りのため敵をせき止める

盾代わりになってもらいます。

なぜシレンと一緒じゃないNPCは敵に襲われないのだろうか。

 

探索していると、未識別の壺(5)を発見。

早速、先ほど拾った『薬草』を入れてみましたが……、特に変化なし。

『シレン5』だったら合成の壺を疑いますが、それ以前のシリーズでは合成の壺の容量は

2~6という変動式なので、この時点ではまだ確定できません。そもそも装備が無ぇ。

とりあえず、識別不能ということで『?』とだけ名前を付けて進みます。

 

探索していると、なんと大型地雷を踏んでしまった!

本当に物騒すぎるだろう……!?

 

3Fからは景色も変わって、『山間渓流』に突入。

ここからは『ボウヤー』『妖怪にぎり変化』『ハブーン』『大根様』といった

厄介なメンツが登場します。

 

にぎり変化への攻撃がミスって、なんと白紙の巻物をおにぎりにされてしまう。

チクショウ……!!こんなピンポイントでやりやがって……!!

 

気を取り直して進むと、ここで『木甲の盾』をゲット!

効果なしで防御力は3しかありませんが、まあ無いよりはいいでしょう。

しかし、これは幸先が悪いな……。

 

4Fでは、『ガマラ』に大金をスられるアクシデント。

今作のガマラは、序盤にもかかわらず4桁持っていくこともあるので、なかなか

凶悪な性能を持っています。

ギタン砲は作りやすいですが、『保存の壺』がそう都合よく手に入らないので……。

 

フロアを探索して、未識別の壺2つと未識別の杖と『真空斬りの巻物』を入手。

今回は壺が多めに拾えますね。

 

ゆがんだ壺を識別しようと思いましたが、操作ミスで盾を入れてしまう。

結果、この壺は『変化の壺』であることが判明。

容量6なので良かったと言えば良かったのですが。杖の方を入れたかったのに……。

 

もう一つの四角い壺は『やりすごしの壺』でした。

しかし、今作は勝手に識別してくれるわけでもないので、微妙に使い勝手が悪いですね。

複数個持っていれば話は別ですが。

 

杖を識別すると、これは『一時しのぎの杖(対象を階段で金縛りにする)』!

こりゃあいいものが手に入った。

 

さて、ここでようやく『竹林の村』に到着!

この町には買い物ができる『店』と、装備を強化できる『鍛冶屋』が存在します。

 

店に入ると、旅仲間(予定)のゾウリ頭の『ペケジ』のイベント。

話しておかないと、毎回見せられそうなので話しかけておきます。

 

今回の品揃えはなかなかのもの。とりあえず以下を購入。

  • 長巻(基本攻撃力+4)
  • ドラゴン草(正面70前後ダメージ)
  • 識別の巻物
  • 大きいおにぎり×3(満腹度+100)

識別の巻物を『?』と名付けた壺に使うと、なんとこれは『識別の壺』!

……なんだか、微妙な気分になりました。

まあ、気を取り直して先に進みましょうか。

 

5Fからは、またも景色が変わって『天馬峠』。

敵の顔ぶれも半数が刷新され、特殊能力持ちが増えてきます。

 

その後、操作をミスって敵のど真ん中に突撃してしまいゲームオーバー。

今回の敗因は、装備が手に入らなかったこととうっかりミスでしょうね。

こんな調子でやっていけるのだろうか。

 

道中で倒れると、渓谷の宿場の宿の筵の上からゲームが再開します。

これ以降の作品だと布団やベッドの上からスタートすることがほとんどなので、

初めて初代をやったときはビックリしましたね。

もしかして無縁仏のような扱いされてたってことなのか……?

 

とりあえず、初回はこんなところで切り上げましょう。

この『風来のシレン』のプレイ日記は不定期更新としますので、ご了承ください。

この縛りでクリアできるかもわからんし。

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/retro-siren1-2/

 

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