世界樹の迷宮ⅢHDRプレイ日記:星紡ぐ冒険手記・章ノ35

ゲーム

・前回のあらすじ

海王ケトスを討ち、深海へ消えた都に到達したアステリア。

様々な思惑を感じつつも、元老院へ報告に向かうのであった。

・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-34/

 


第2階層以降のネタバレが存在します


 

 

「……ええ、お望み通りに。それが我々の”契約”なのですから」

すごいところでした

「(……お葉、やっぱり彼女、『100年』って言ってるわよね)」

「(ええ……。あの興奮のしかただと、冗談じゃなく本気で言っているようです)」

(……『秘するには秘するだけの理由がある』、か。本当に報告すべきなの?)

 

 

 

「証明できるようなものは持参できませんでしたが、確かに存在しました。

       そして、……住民らしき人物にもお会いしました」

「まあ……、そうね。『住民』といっても間違いではなかったわ」

 

(……涙?それに、『あの御方』?

       深都の発見は、長個人の願望であることは予想していたけど……)

 

「『姫さま』、と?その方は、海都の王女『グートルーネ姫』でしょうか」

「……まさか王女にお会いできるとは。光栄だわ」

「ちょ、ちょっと! 謁見するなんて聞いてないわよ!?」

「こんな格好で謁見することになるとは……。

       失礼でなければいいのですが……」

しぜんたいでいきましょう

「(……姉上、少々不自然に思われませんか?)」

「(ええ、普通なら姫ではなく国家元首である王か女王を呼ぶはず。

        王が急病で、というのならばあり得なくもないけれど……)

 

(あの方がグートルーネ王女か。思った以上に幼いようだが……)

(なにかしら。この世ならざる雰囲気、いや、『何か』を感じる……?)

(美しいお方だ……。でも、……何だろう? なにかがおかしいような)

(病弱って噂があるけど、それにしては足取りがしっかりしてる気が……。

       ……あんまりジロジロ見るのは失礼か)

すごくきれいなお方ですね

 

「わたくしはシグドリーヴァ・ロタ、こちらは我が姉テュール。

       これに控えるは臣下のお葉とプレール、そして旧友のキルシェです」

「テュール・ロタと申します。

       海都の王女、グートルーネ姫。お会いできて光栄ですわ」

「(ほら、プレールもお辞儀して)」

は、はい

(……深都の発見は”私にとっての・・・・・・”悲願?

       元老院が躍起になって推し進めていたことなのではなかったのか?)

 

「進物を? それはきっと、大層喜ばれることでしょう」

(進物はともかく、親書も姫自らが用意するものなのか?

       断定するには、不透明な要素が多すぎるが……)

 

 

こんばんわ

「ネイピア商会の方なんですか? いつもお世話になっています」

「……? なんとなく店主さんとイメージが被るわね」

 

 

「……確かに、今のところ深都と行き来できる冒険者は我々だけでしたね」

「なんか不安だわ。今度こそ襲い掛かってくるんじゃ……」

「彼女もそこまで愚かではないでしょう。事実、主の命を厳守していたのですから」

ぐー……、ぐーとるーね様、いまのお気持ちは?

「ぷ、プレールさん!? いきなり失礼ですよ!」

 

「かしこまりました。この大役、見事に果たして見せましょう」

 

 

「皆、すっかり寝静まってしまいましたね」

「あれだけの激闘の後だもの。本当に頑張っていたわ」

「そうですね。……どう思われましたか?」

「正直なところ、”よくわからない”といった所かしら。

       噂では、アーモロード王家は元老院の傀儡だとされているけど……」

「姫の扱いからしても、そのような気配がありませんでしたね」

「それに、この親書。アーモロードは形式上、王制を敷いているはず。

       しかし、今まで王に関する話題が一切存在していないのは何故?」

「アーモロードには、そもそも”王が存在していない・・・・・・・・・”、と推測できます。

       しかし、それではグートルーネ姫という存在と矛盾する」

「王家に生まれる男子を王子、女子を王女または姫というのだからね」

「王女は代々グートルーネと名付けられるという話を聞きましたが、

       それこそ『王』という存在が無ければ成り立たぬことです」

「これ以上は情報が足りないか。

       ……話は変わるけど、グートルーネ姫を見て思い出してしまった事があるの」

「……」

「ええ、わかっている。あなたにとっても、わたしにとっても、

       ―――本当に愛するべき存在であったのだから」

「明日、いえ、今日の大役は失敗できません。もう休みましょう」

「……そうね」

 

「ふぁ、あ……、ね、眠い。この感じ、冒険の始まりを思い出すな……」

「そうですね……。あの時、ボクたちはまるで素人同然でしたから」

あ、お使いの人がいますよ

 

「楽しいかはともかく、寂しくも美しい場所でしたよ。

       我々も準備はできています。行きましょう」

 

 

「……我々は、海都元老院より派遣されてきた使者です。

       深王に親書と進物を献上すべく、ここに参じました」

「どうか、深王への謁見の許可をいただきたい」

 

もうあんなところまで

「人型であるとはいえ、機械の体でなんて俊敏な動き……」

「あれはもう、古代技術うんぬんってレベルじゃないわ。

       明らかに人知を超えた技術のものよ」

 

「わかりました。それでは、案内をお願いいたします」

(この深都を統べる王か……。あの枝の上に建っている館に居るのかな)

街のみなさん、めずらしそうに見てますね

「な、なんだか視線がすごく痛いです……」

「堂々としていればよろしい。我々は、海都を代表する使者なのだから」

 

 

「お初に御目に掛かります。我々は冒険者ギルド『アステリア』と申す者。

       この度は謁見の機会を賜りましたことを、心より御礼申し上げます」

(予想以上に若い御方だ。姫様たちよりも少しだけ年上……?)

「(みんなはここで控えていて。わたしはシグドリーヴァと行くから)」

「(わかりました)」

「(気を付けて)」

 

 

 

「(ええ、わかったわ。シグドリーヴァ)」

「(こちらもですね)」

 

「こちらが、王女グートルーネより預かりました親書にございます。

       合わせましてこちらは、進物の目録です。どうかご査収ください」

 

(あの凛とした佇まいは一朝一夕で身に付くようなものではない。

       海王ケトスも一目置く、生まれながらの王の器故なのか?)

(……表情がまるで読めない。無表情と称されようとも、多少なりとも

       感情の動きがあるはずなのだけれど……)

 

 

「かしこまりました。それでは明日、こちらに伺います。

       善き御返事がいただければ幸いです」

「本日は突然の来訪に都合をつけていただき、ありがとうございました。

       我々はこれで失礼いたします」

 

「(……そろそろ終わるようですね)」

「(やっぱ、こういう場は苦手だわ……)」

「(うち、失礼じゃなかったかな……)」

「(皆さん。親書は渡しましたが、返事は明日とのことです。

        今日は引き揚げますよ)」

「(宿を用意していただけたから、そこで休むようにと)」

「(本当ですか?)」

「(やっりぃ! いろんなものを見れそうだわ!)」

「(深都のお料理はどんなものなんでしょう)」

 

 

 

 

 

 

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-36/

・詳細なキャラ設定⇩

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