凝りもせずにダウンロードソフトのご紹介パート3でございます。
今回はこちら。
tinyBuild Gamesより『Mr.shifty』です。
ジャンル:アクション/アドベンチャー
お値段:1480円 (ニンテンドーeショップ)
なかなかにハードボイルドさが溢れたタイトル画面ですね。
何はともあれ、まずはこちらをご覧ください。
「爆発オチなんてサイテー!!」と思いました?
これ、プロローグなんですよ。マジで。
いやあ、初プレイ時には一気に置いてけぼり食らいましたよ。ははは。
この文字通りぶっ飛んだアメリカンなプロローグから、
いきなりステージ1が始まります。
最初は当然チュートリアルです。
この主人公『シフティ』は、なんとテレポート能力を持った超人です。
主人公が向いた方向に白い丸があり、その位置にワープします。
また、ワープ中は回避判定があるので、出現位置を攻撃されなければ
緊急回避にも使えます。
※青いゲージが使用回数
ただし、この力は連続で5回しか使えません。もう一度使うには一呼吸
おかなければならないので、敵のど真ん中にワープして蜂の巣になる、
という事故はかなり起きます。ご注意を。
テレポートのチュートリアルが済むと、今度は攻撃方法のチュートリアルです。
容赦せずに張り倒して進みましょう。
少し進んだフロアでは、武器についてのチュートリアルです。
部屋の中にあったり、オブジェクトを破壊した時に武器が出現します。
この『モップ』は1~2回で壊れますが、一度にまとめて倒せるほど攻撃範囲が
広い武器です。他にも威力が無い代わりに、音を立てて誘導できる
『マグカップ』や、モップよりも強い『長い棒」など、バラエティ豊かです。
拳銃?グレネード?そんなものは無かった。いいね?
基本的に一部を除くと使い捨てなうえに、ステージを跨ぐとどうしても
手放さなければならない場合があるので、臨機応変に対応しましょう。
それと、このゲームは敵との位置関係も重要です。
主人公は素手でも敵を2~3発で倒すことができる超人ですが、
体力はスペランカーと同じくらいの虚弱体質なので、臨戦態勢でないときは
どうやって敵を殴り倒していくか考えることも必要です。
例えば、ガラスの壁は敵の視線も武器の射線も通してしまうので、厄介な
トラップです。なので、その壁の近くでは戦わず、おびき寄せるなどして
射線の通らない壁を盾に敵を一直線に並べるなどの工夫が必要です。
右スティックで視点が動かせるので、ぐりぐり回して辺りの様子を観察できます。
このゲームの基本はステルスです。ニンジャのごとく倒していきましょう。
アイエエエ!?ニンジャナンデ!?
そして、いくつかのフロアを越すとラストフロアに着きます。
そして、このタイプのゲームのお約束、無双タイムに入ります。
大量の敵から挟み撃ちになるので、集中力と反射神経の勝負です。
気を引き締めて戦いに臨みましょう。
↓さもなくば、こんなことになります。
止まるんじゃねえぞ・・・・・・(キボウノハナ-)
無双タイムの時に重要になるものは、こちらです。
このオレンジ色のゲージが最大まで溜まった状態で、敵の攻撃をテレポートで
躱すと、自分以外の時間がスローになります。
当然、攻撃は受けるので一気に殲滅するか、いったん退避するかは状況次第で
決めるといいです。
思わず発動する場合があるので、出てしまったら勢いに任せて戦いましょう。
敵を全滅させたら勝利、中央のエレベーターが開いてステージクリアです。
ステージ1でかなり歯ごたえありそうだと思いました?ご安心ください。
心が折れそうなほど鬼畜なステージがいくつもありますから。
(それはさながら、あのダークソウルのような)
これがリザルト画面です。クリアタイムと死亡数がカウントされています。
クリアしたステージと最後に到達したステージは、ステージセレクトで
また挑戦できるので、厳しくなったら前のステージで練習しましょう。
以下、評価点などです。
〇良かったところ
- 死にゲーだが、ワンボタンでリトライができる
- 洋ゲーとしてはかなり手堅い絶妙なゲームバランス
- アメコミさながらの個性的でユーモアがあるキャラクター
- テンポよく進むので、爽快感がある
- 世界観をうまく表現した良質なサウンド
▲気になったところ
- 敵はパワーアップしていくが、主人公はパワーアップ無し
- やや演出過剰で主人公を見失いやすい場面がある
- 一部の武器が強すぎる。しかも、見た目で分かりにくい
- 銃撃戦は無し。前進あるのみ
- 難易度はかなり高め
- 難易度調整は無し
補足:このゲームにあまり向かない方
- アクションが苦手
- 反射神経に自信がない
- 集中力が続かない
- 過激な描写が苦手
※どれかに当てはまると、非常に難易度が高く感じると思います。
★総評
いかにも『ザ・アメリカ』な、ハイスピードアクションゲームです。
タイトル画面は暗い雰囲気ですが、ゲーム中は割とユーモア溢れる会話が
多くあるので、それが楽しみになってどんどん進められました。
有名どころで似たゲームには『ホットラインマイアミ』(PCソフト:Steam)が
ありますが、サイケデリックすぎて人を選ぶ向こうよりは薦めやすいゲーム
であると思います。
今回はあえてストーリーには触れませんでしたが、これは実際にプレイして
楽しんでもらいたいからです。
なかなか面白い会話があるのでお勧めですよ。それでは。
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