『風花雪月』もひと段落ついて、『夢をみる島』の辛口モードの
ノーコンティニューに失敗したので、このゲームも買ってみました。
ハート縛りはさすがに無謀すぎたか・・・・・・。(腕前的に)
『The Sinking City』
ジャンル:アドベンチャー/アクション/ロールプレイング
お値段:4980円(通常版) / 6480円(DXエディション)
『E3 2019の気になったゲーム』という記事で少し触れていましたが、
もう発売してたんですねぇ。
ホラーアドベンチャーであると予想していましたが、このゲームは
探偵もの&ホラー&オープンワールド&クトゥルフという、
かなり雑多なジャンルが存在しているゲームでした。
クトゥルフものとは予想してたけど、まさかオープンワールドで
探偵ものだったとは・・・・・・。
舞台は20世紀前半のアメリカ、マサチューセッツ州の『オークモント市』。
もちろん、架空の都市です。
ちなみに、主人公『チャールズ・リード』はボストンから来ました。
(ボストンはマサチューセッツ州の実在の都市。)
約100年前が舞台という設定なので、レトロな雰囲気で味があります。
当然、携帯電話なんて便利なものは存在しないので、自分の足で
街を探索し、時には事件の証拠から地図に印をつけて目的地を自分で
推測する必要があります。
これが、とにかくハマる要素なんですよねぇ。
絶妙なストレスが、ゲーム性とうまく噛み合ってるとでも言いますか。
『不便さ』が面白さになってるというか。
ただし、タイトルが出る前にこのような警告文が表示されます。
ちなみに、このゲームはCERO:『Z』/暴力に指定されています。
『Z』級ということで、生々しさと悍ましさが遠慮無く表現されています。
なので、自分のようにハマりすぎるとリアルの正気度が削れる
可能性があります。
しかも、『暴力』のコンテンツアイコンで済むのか?って描写も
ちょくちょくありましたし。
自分は精神力がそこそこ高いと自負していますが、それでも自分の
正気度に違和感を覚えるくらいなので、少なくともグロ耐性が
無い場合は触れない方がいいでしょう。
プレイしているとラブクラフトの小説の登場人物として探索している
気分になります。犠牲者という意味で。
しかし、値段以上に凝った作品ですね。
ちょっとしたものへのメッセージまでフルボイスだし、なにより、
洋ゲーっぽいのに日本語訳がほぼ完璧だし。
(『ー(長音記号)』が抜けている文章が極まれにある程度)
それなりに精神力があれば、かなり楽しめると思います。
あなたも、この街に来ませんか?
コメント