世界樹の迷宮ⅢHDRプレイ日記:星紡ぐ冒険手記・章ノ14

ゲーム

・前回のあらすじ

異国の王女の依頼を受け、大灯台に向かったシルヴィアとお葉。

見事に大怪鳥を下し、仲間の元へと帰るのであった。

 

・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-13/

 

「珍味の屋台と聞いたのでどんなものを出されるかと思いきや、

       意外なほどにまともなものが出てきましたね」

「魚の目玉の吸い物だとか家畜の内臓の煮込みだとか、

       どのあたりがまともなのよ……」

「見た目とかはきついけど、慣れればけっこういけるのよ?」

「”経験に勝る知恵は無し”、ですわ。さあ、一口食べてごらんなさい」

「ちょっと……!得体の知れないものを近づけないでくれない!?」

キルシェさん、まるいドーナツも食べてみませんか?

「本当にいろんなものがありますね。1日じゃとても周りきれませんよ」

「そうですわね。またじっくり観光するとして、先ほど手に入れた

       素材を商店に持っていきましょう」

 

 

「これが怪鳥の素材を使った武器ですか」

「あなたの言っていた、困惑させる力があるみたいね」

「ふむ……、これの購入は一旦保留にして、他の人の装備を揃えましょう」

 

これはこうで……、これで……、よし!

「引けなかったのではなく、安全装置がかかってただけですか……」

「それはそうよね。店内で暴発でもしたら危険だし、盲点だったわ」

「抜け目が無いようで結構うっかり屋ね、王女様って」

「そうねぇ。明日のクエストにはしっかり者のキルシェが

       付いて来てくれるんだから、助かるわ」

「しまった、口に出てた……!」

(……藪をつついて蛇、か。ボクも気を付けよう)

 


 

>翌日、インバーの港にて

 

「たっだいまあ」

「姉上、よくぞ御無事で」

「あの怪鳥、思った以上に元気だったけど、しっかりこてんぱんに

       してあげたから二度と船を襲おうなんて考えないはずよ」  

シグドリーヴァ様たちの情報のおかげで、しっかり戦えました

「プレールさんとキルシェさんも、お疲れさまです。

       ……あれ?その本、どうしたんですか?」

「ん、依頼人の星術師からね。なかなか興味深いものだわ」

「ほう。確かに、星術師にとって中々価値がありそうですわね。

       折角ですので、宿で姉上たちの活躍もお聞きしたいものです」

「ふふふ、いいわよ。

       そのあとは、昨日回れなかった屋台に行きましょうか」

やったぁ

「夜からはまた迷宮ですね。しっかり羽を伸ばしておきましょう」

 

「うーむ、この先が抜け道の位置なのに……」

「あそこは泥濘か……。強行突破は厳しいわね」

「これは仕方ないわ。迂回して、他の道を探しましょう」

 

「む、人影がありますわね」

「あの格好、星術師かしら」

「なにか探し物をしているんでしょうか?」

 

 

 

(ドキッ!)「え、え、ええと、その……あの」

「かまいませんわ」

「まずは自己紹介をしましょう。

       我らはアステリア!あなたも冒険者なのですか?」

 

ひとりで……ですか?

「5人がかりでも結構キツい迷宮で単独行動とか、正気を疑うわ」

 

(あの表情と仕草……演技ではなさそうか。しかし、もう少し観察しよう)

 

「特徴的なのにあたしの記憶に無いし、わからないわね」

 

アガタさんって人、大丈夫なのかな……

「こういう場合は、なるべく悪い方に考えないようにするのよ」

 

「内容次第ですが、伺いましょう」

 

ひそ……(シグドリーヴァ、どう思う?)」

「(騙すつもりならば、もっとそれらしい理由を付けるでしょう。

        彼女自身に問題はなさそうですわ)」

 

「”袖振り合うも他生の縁”、約束いたしましょう!」

「ま、どうせあたしたちもこの先に行くんだしね」

 

「アーマンの宿ね。見つかったらお知らせしましょう」

 

 

 

カナエさん、大丈夫でしょうか?

「まあ、単独で歩き回れるくらいだから大丈夫でしょ」

「むっ。お葉、そちらは今来た道ですわよ?」

え?あ、す、すみません。ぼーっとしてました……」

「おや、顔が紅くなっていますが。風邪でもひきましたか?」

「もう、しっかりしてよね」

(あらあら?この様子って、もしかして……♪)

 

「ムカデが2体にオオヤマネコか」

「む、ムカデなんか、もう何度も見たから平気よ……!」

「足を封じられたところに攻撃されると厄介ですわね。

       まずはオオヤマネコを速攻で仕留めましょう」

 

「直線の長い道に点々とした泥濘……そしてFOEか。厄介ね」

「お葉の体調も悪そうなので、一旦引き返しましょうか」

 

ここはお花を摘める場所ですね

「ねえ、プレール。ツッコませるためにわざと言ってない!?」

「まあまあ。いたずらしたい時くらいはあるじゃない?」

「あとは、湿地帯の始まる場所の未踏破区域ですわね。

       お葉、そこを見たら帰りますわよ」

「は、あい……わかりました……」

(なんか、カナエさんに会ってから様子がおかしいわね。

       あれ、もしかしてお葉、カナエさんのことが……?)

 

「うわっ……、ここの泥濘、けっこう続いてる……!?」

「急いで通り抜けたいところですが、転倒の危険が大きいですわね。

       姉上、プレール。FOEとの距離は?」

離れていっています

「間もなく引き返してくるけど、追いつかれる前に渡りきれるはずよ」

 

「行き止まりに宝箱……もはや見慣れた光景ですわね」

何が出るかな

「お化けが出たりして、ね」

「……」

(この単語にすら反応しないとは……。すっかりお熱ね)

 

「……糸か。助かるっちゃ助かるけど」

「ここは一度引けという啓示でしょうね。早速使って帰還しましょう」

 

「そういえば、まだ防具を買っていなかったわね。

       この鎧にしようかしら」

「今までの戦いをただの服だけで凌ぐって、地味に凄いことしてません?」

うちもそんなことできるのかなあ

「はっ……!あ、あれ?いつの間に朝に!?」

「お葉、体調は大丈夫ですか?」

「す、すみません。ずっと上の空だったみたいで……」

「お葉。あたし、他人の趣味には立ち入らないようにしてるから。

       だから、これからも良い友達でいましょうね」

「え? ???」

 

「あの怪鳥、懲りもせずまた出没しているようですわね」

「やれやれ。もう一度〆ておきましょうか。

       プレール、お葉、キルシェ、行くわよ」

はりきっちゃいます

「わかりました。準備します」

「えー、ここはお姫様が行けばいいんじゃ」

「じゃんけんで敗れてしまったので、仕方ないことですわ。

       お葉、キリカゼ殿からしっかり技を学んできなさいね」

 

「姫様、ただいま戻りました!」

らくしょーでした

「まあ、軽いものだったわ」

「皆、よくぞ御無事で!」

「何をしてくるかわかってると、こんな楽勝なのねー」

「依頼人のキリカゼさんから、こんなものを貰ったんですよ」

「ほう、特別拵えの頭巾ですか。これはお葉が使うといいでしょう」

「さて、準備運動も済んだところで、迷宮探索がんばりましょう」

「……あの、朝の準備運動にしては激しすぎやしませんか?」

 

「夜に来た時はわかりにくかったですが、退避場所が多いようですね」

「そうですね。泥濘の移動にもたつかなければ大丈夫そうです」

 

あっ、すごい!きのこがこんなに!

「うわあ、こんなに生えてるとこ、見たことありませんよ」

「これぞ自然の恵み、といった所かしらね」

 

「匂いは良いけど……、よくわからないキノコね」

「それならば、プレールに聞いてみましょう。

       プレール、このキノコは食用になりますか?」

 

う~ん、どうだっけ。食べれるきのこだったはずだけど……

「……曖昧過ぎて、食べるのが恐ろしいわね」

 

「迷ってるなら、食べるのはやめましょう!

       もうあんな山菜もどきの時みたいな目に遭うのは嫌です!」

ああん、もったいない

「しかし、キノコの毒は侮れません。

       食用と確かに言い切れないならば、手出しすべきではないでしょう」

 

「キノコが林みたいに生えてるなんて、珍しいものを見たわ。

       ……あら、あそこに扉があるわね」

近道も近いみたいです

「どちらも、位置が近いですね。

       それじゃあ、まずは扉の方から行きましょうか」

ちかみちが、ちかい……

「……プレールさん。それ、ダジャレのつもりだったんですか?」

そーでもない

 

「へー。この場所、部屋みたいな形になってる。面白い構造」

「地上の土地であれば、様々な人々が訪れたでしょうね」

 

あ、そうだ。このきのこはたしか食べれるやつだった。

       でも、木の下に生えてないなんて珍しいなあ

「……!」

 

「みんな、なるべく物音を立てずに出ましょう」

「この部屋は危険、ということですわね。全員、静粛に退出なさい」

 

「あの……、本当に食べるんですか?」

「先ほど、酒場の客のキノコに関する話を思い出しましたの。

       食べて美味しかったということと、危険な目に遭ったということを」

「なるほど。危険なキノコがさっきの部屋での事なら、

       ここに生えてるものは食べられるということね」

くんくん……。そうだ、これは大丈夫なきのこだ

「まあ、食べて平気だったって人がいるなら大丈夫か……」

 

「火のエーテルでこんがり焼いて、お塩をパラッと。はいどうぞ」

「たき火をしなくても料理ができるなんて、キルシェさんすごい」

「これこそ大地の味ですわね、素晴らしい。お葉も遠慮なさらずに」

「いや、ボクはちょっと遠慮させ――」

「あらあら。じゃあ、代わりにお葉のき」

食させていただきます!!……あ、美味しい!」

 

「ふう、思った以上に満足できる味だったわね」

「他のキノコは、後続の冒険者さんのために残しておきましょうか」

「小腹を満たしたところで、張り切って探索を再開しましょう!」

 

「よし、これで抜け道が開通できましたね。

       下りの階段はここから北でしょうか?」

「地図に空白が多いので定かではありませんが、可能性はあるでしょう」

「北上すると、FOE近くの抜け道の近くね」

 

「階段は東側……じゃないわね。宝箱があるだけだわ」

「おや、本当ですね」

「となれば、さっきのキノコの林の近くかしら」

お宝はなんじゃろな

 

「あっ、これはいいものですね」

「気力と体力を一度に回復できるハマオですか」

イチゴのにおいですごくおいしそう

「またジュース屋さんに行きましょうね」

「ふむ、時間も丁度いいですね。一度街に戻りましょうか」

 

「FOEを躱して来ましたが……、ここに階段があるんでしょうか?」

「ふふ、どうやら勘が当たったようですわ」

「意外とわかりづらいところにあったのね」

 

「いよいよB3Fか……。これまで以上に厳しい冒険になるかもね」

どきどきが止まりません

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-15/

・詳細なキャラ設定⇩

https://kimagure-azuma.jp/sq123r_chara/

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