レトロゲームをプレイ:MOTHER1・その12

MOTHER1

暑いし忙しいし台風が来たけど、元気ですよ。ええ、元気ですとも!(やせ我慢)

 

さて前回は、最終目的地『ホーリーローリーマウンテン』に向かうために『湿地帯』を

抜ける所でしたね。

 

ガイドブックによると、この湿地帯は唯一バッファローやバイソンの狩猟が許可されていて、

家族でレジャーに訪れる人も多いらしいです。

 

このダンジョンは前半部と後半部で分かれていて、前半部は『アドベント砂漠』の怪物が

中心になって出てきます。

この『タイタニ―』という敵は、耐久力がそこそこある上に『さいみんじゅつ』で足止めして

くるので中々鬱陶しい。

 

ここの敵も攻撃力があるので、HPが低いアナとロイドはちょくちょく回復が必要です。

ニンテンが未だに『ライフアップα』以降の回復PSIを覚えられていないのがきつい。

 

少し歩くと、狩猟小屋らしき建物が見えました。人の気配があるので、留守ではなさそうです。

それよりも、どこかで見たような震え方をしているゴミ箱が気になったので覗くと……

 

なんと、ゴミ箱の中には『ロイドの父親』が入っていました!親子そろってホントにもう……。

とりあえず、プレイヤーの名前をちゃんと確認してから小屋に入ります。

 

小屋の中には、どこかで見た女の子がいました。

話しかけると、なんとマザーズデイで分かれたきりの『ピッピちゃん』でした!

 

話を聞くと、ママに内緒でこの湿地帯まで遊びに来たそうです。

たぶん、父親の狩猟についてきたというところでしょうか。

久しぶりにニンテンに会ったピッピちゃんは、小屋に泊まっていくといいと言いました。

別れがあれば出会いもある。不思議な人の縁というものを感じますね。

 

狩猟小屋を過ぎると、敵の顔ぶれがガラッと変わります。

自然の作った迷宮なので、単純に攻撃力が高い野生動物が中心になっていて、しかも

それが複数体で出現するようになるため、アナとロイドに攻撃が集中すると一気にやられる

可能性が高くなります。

 

先はまだまだ長いですが、PPをケチっていると間違いなく苦戦します。

『オフェンスアップ』『サイコシールドβ』などの補助系のPSIを使って凌いでいきましょう。

 

この辺りから、攻撃がPSIだけの敵も出てきます。

コイツは『ムーク』と言って、『PKフリーズα・β』で攻撃しながら『さいみんじゅつ』

『ブレインショック』『ディフェンスアップα』で苦しめてきます。

 

真面に戦うとそれなりに強敵ではありますが、PSIを封印する『サイコブロック』が

確定で効くので、2体くらいならばまだ楽です。

(仕様上、”PPがあると”必中になっているらしい)

 

この辺りからアナのPP消費も激しくなってくると思うので、『サイコブロック』で

PSIを封じたら、PPを『10』吸収する『サイマグネット』で回復しておきましょう。

面倒でもやっておかないと、とてもバレンタインの町まで持ちません。

(『サイパワーストーン』があるなら逃げでもいい)

 

『バイソン』3体からの猛攻を受けてロイドがやられかけるも、なんとか『湿地帯』を

抜けることができました。

あとは、ここから北に真っ直ぐ行けば『バレンタイン』に辿り着くはずです。

 

バレンタイン周辺の難敵『とうぞくカモメ』。

ニンテンの素早さでも先制されるスピードに、決して低くないオフェンス、挙句に

『グッズを盗む』という行動までしてきます。

 

盗まれるのは回復系の消耗品だけですが、アナやロイドは40近いダメージを受ける程度に

攻撃力があるので、下手に逃げるくらいなら戦った方が得です。

 

途中でロイドがSMAAAASH!!を喰らってやられるというアクシデントがあったものの、

アナが『スーパーヒーリング』を覚えていたので事なきを得ました。

そして、ようやく最後の町『バレンタイン』に到着!さっそく情報収集と行きましょうか。

 

町の人に話しかけると、『ブラブラ団』なる不良グループの話がよく出てきます。

正式名称は『ブラックブラッド団』らしいですが、長くて面倒なので『ブラブラ団』と

呼ばれているそうな。

 

ブラブラ団のボスの名前は『テディざえもん』こと『テディ』。

噂が本当だとすると、日系ハーフなのでしょうか?

 

通りすがりのおじさんから、『ホーリーローリーマウンテン』の様子を聞けました。

あの山の頂上には、いったい何があるというのでしょうか?

なんにせよ、今は情報を集めて、できる限りの準備が必要です。

 

青い服を着た人に話しかけると、いきなり因縁を付けて襲い掛かってきました。

人間系の敵なのでHPは低いですが、喧嘩慣れしているのでオフェンスは高いです。

 

それと、この『ブラブラだん』という敵の特徴として、『PKファイアーγ』と同等の効果がある

『かえんほうしゃき』をドロップすることがあります。

こいつら、どこでそんな物騒な物を手に入れてきてるんだ……!!

 

当然、メカなのでロイド専用のグッズで、消耗品とはいえ全体に100程度のダメージ

与えられるのはありがたいです。

なぜかアナの攻撃PSIが貧弱なままここまで来てしまいましたからね。

(『PKファイアー』だと、未だに『α』しか覚えていない)

 

久々にデパートでお買い物。

食品コーナーを見ると、シリーズ名物の『いちごとうふ』が売っていました。

使った時の回復量は『15』で、『マジックハーブ(HP30回復)』の半分です。

 

ゲーム中でも「あんなもの食べてみたいか?」というニュアンスで言われていたり、

このゲームの生みの親である糸井さんも「奥が深くて悲しくなっちゃう」と評するような

お味らしいです。

ここまで来たので、なにかの記念にはなるでしょう。とりあえず2つ買っておきます。

 

ちなみに、『Earthbound』(海外版MOTHER2)では『Trout Yogurt(鱈のヨーグルト)

というどういい方向に考えてもキワモノすぎる物体になっているようです。

 

一通り情報報酬したと思うので、眺めがいいと評判の『うみのてんぼうだい』にやってきました。

場所はバレンタイン北西です。

ロビーの人が言うには、展望台から見える小島に誰かが住んでいるみたいです。

 

ニンテンたちは気になって望遠鏡を覗いていると、なんと小島からロケットが飛んできました!

ロケットには『送迎用』と書いているので、これに乗れという事でしょうか?

とりあえず乗ってみましょう。

 

ロケットは、離れ小島に無事着地しました。

小屋に入ってみると、何かの研究をしているらしい『はかせ』とその助手である

『じょしゅA』『じょしゅB』が出迎えてくれます。

『いちごとうふ』を食べてみたいらしいので、とりあえず1つあげてみましょうか。

 

とりあえず『じょしゅA』に渡すと、お礼に『ホーリーローリーマウンテン』の秘密を

教えてくれました。

なんでも、あの山の湖には『すっごいロボット』が沈んでいるそうです。

 

ニンテンはこの言葉がどうにも気になりました。

まるで、その『ロボット』が自分を呼んでいるような感覚がしたのです。

……ニンテンは、その言葉を心に留めておくことにしました。

 

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