さあ、今回からレトロゲームプレイ日記の第3回でございます。
ブログをやっていると、多少は生きがいができてくるものですね。
世間話はさておき、今回からやっていくのはこちらになります。
以前中古ショップで発見してしまった、コブラチーム版『ジョジョの奇妙な冒険』です。
『コブラチーム』とは何かって?
それに関しては、ゲストのこの方に解説していただきましょう。
???「プレイするのはやめとけ!やめとけ! こいつはメーカーが悪いんだ
「キャラゲー作るぞ!」って言ってもやる気があるんだか無いんだか・・・
『コブラチーム』1991年設立 現スクウェア・エニックス子会社『ソリッド』
仕事は一応しているが 今一つ出来は良いとは言えないメーカー・・・・・・
なんかいかにも大物っぽい名前や雰囲気をしているため漫画作品にモテたが
こいつから出た作品はたったの5つしかないんだぜ
良い会社とは言えないんだが これという作品があるせいで……やたら影の濃い会社さ
……ええ、なんというか、今回やるのはそういうものです。
とりあえずやっていきましょうか。
さて、まずは『ジョジョの奇妙な冒険』の奇妙なフォントを忠実に再現したタイトルから。
ゴテゴテしすぎない、実にシンプルな画面です。
始まりは第3部『スターダストクルセイダーズ』の冒頭部分で、主人公『空条承太郎』の祖父
『ジョセフ・ジョースター』が迎えに来る場面から。
ジョジョらしいテンションの高いBGMに心が躍りますね。
そして、3部当時のオラついた承太郎の「おじいちゃん」呼び。
これ以降はほぼ「ジジイ」呼びで統一されているので、相当レアです。
まあ、単にひねくれたセリフ回しにしたかっただけもしれませんが。
そして次に現れたのは、『ブ男』もとい『モハメド・アヴドゥル』。
個人的な話ですが、私は3部の味方キャラだとポルナレフとアブドゥルが同率一位で
好きです。
ここで『原作通りに』アヴドゥルとの戦闘が勃発!
それにしても、下の承太郎の顔グラが実に素晴らしい出来ですね。
そして、唐突に5枚のカードを持って現れるDIO様(影)。
そりゃあ承太郎もこんな表情になるわな。
自分はこのゲームについてのレビュー文章を見たり、プレイ動画でラスト付近を見ただけの
ほぼ初見プレイなので、わりと本気でビビりました。
カーソルが出ているので、「(今は)関係ない 引け」という事でしょうか、コレは。
選ばれたカードは、タロットカードの『正義(ジャスティス!)』。
DIO様が「精神力と生命力が回復した」とおっしゃっているので、たぶんプラス効果を
引いたようですね。
唐突にカードを持ってきたと思ったら、敵である承太郎を回復してくれるとは……。
ちなみに、この時の承太郎の顔は、よ~く見ると軽く微笑んでいます。
『運命の車輪』戦の超ニッコリ笑顔でも良かったんじゃあないかとも思いましたが、まあ、
このくらいの微笑みが承太郎のクールさが出ていていいでしょう。
というわけで、最初のターンが回ってきました。
このゲームのDIO様は、戦闘が発生するたびにやってきてくださるのでしょうか。
プッチ神父とかジョンガリ・Aとかンドゥールが泣いて喜びそうですね。
このバトルでは『攻撃』しか選ばれないようなので、とりあえず様子見ですね。
まずは承太郎の『スタープラチナ』のオラオラが発動!
オワオワオワオワオワオワというなんとも気の抜ける合成ボイスに面食らいましたが、
ドットの迫力は、まあ中々のものですね。ええ、ほんとに。さて、威力はいかほどか……
『スタープラチナ』のスピードと精密動作をスタンドすら出さずに躱しやがった……!!
ダービーの弟以上か うう・・・うう・・・ うおお おっ おっ オメーはよォォォォ
まあ、RPGという都合もありますし、承太郎の攻撃は全て必中というわけにもいかないのだと
考えるようにはしましたが、違和感が凄まじすぎてかなり気になりますね。
こんなスピードと動体視力なら、あの不意打ち「ガオン!!」だって躱せそうですし。
アヴドゥルからは『マジシャンズレッド』のクロスファイアーハリケーン(?)らしき火球攻撃。
そして、その攻撃を自慢のオラオラで相殺する承太郎のスタープラチナ!
これこれ、ようやくジョジョというか承太郎らしいバトルになってきましたよ。
数ターン目でアヴドゥルが逃げ出して原作シーンに。
このセリフは、原作だと一応スタープラチナが言っているみたいですが、イベントの描写が
ややこしくなるので仕方ないでしょう。
……それにしても、レターボックス(画面の上下部分を黒帯で覆い隠す表現方法)がキツすぎや
しないですかね、この画面構成。下の顔グラフィックが迫力満点な関係でしょうかね?
続いて、承太郎の母親『ホリー』さんの登場と、おじいちゃんによる状況説明。
このシーンのDIO様って、どことなく『魔少年ビーティー』の主人公に似ていますね。
(詳しくは短編集『ゴージャス☆アイリン』か単行本『魔少年ビーティー』を読もう!)
そして、おじいちゃんの『ハーミットパープル』の念写によるDIO様のセクシーショット。
本当に、このどアップのグラフィックの書き込みは素晴らしいの一言です。
念写なのになぜかカメラ目線&ナイスポージングなのは原作でも割とツッコミ所ですが、
テンションが高いまま冒険になだれ込むのが3部のプロローグなので、細かいことですね。
最後に、DIO様のこのお言葉でイベントは〆られます。
バトル中の描写のおかしさはありますが、ほぼ原作通りのプロローグでしたね。
それでは……
『オープニングデモ』が終わったので、早速本編をやっていきましょうかね。
ええ、そうです。私はここまで一切操作をしていません。
……嫌な予感がする?それは実に正しい予感ですね。
一応警告しておきますが、あまりにも「『ジョジョ』が好きすぎてたまらんッ!」という方は
これ以上は閲覧しない方がいいでしょう。ええ、一ファンとしての私からの警告です。
次回以降は、さらにヤバい展開になってくるはずなので。
……
ニブ……
ニブニブニブニブ
あなた・・・『覚悟して来ている人』…………ですよね
ニブニブ
これを『閲覧』しようとするってことは
逆に「嫌悪」させられるかもしれないという危険を
常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね・・・
ニブニブニブニブ
さあ、そろそろ本編をやっていきましょうか。スタート地点は、承太郎の自宅の部屋から。
「チュートリアル」?「機能説明」のことですか?
そんなもの コレにはないよ・・・
中古なので説明書なんかも無いので、とりあえずボタンをテキトーに。
ゲームってのはだいたいでいいんだ!
色々試そうとしたらステータス確認らしき画面が出たので、とりあえず見てみます。
……うむ、よくわからん。
左下の3つもあるバイオリズムらしきグラフとか、『ストレス』~『集中力』はどういった
能力値なんだか……。『行動力』は素早さということでいいのか?
まあいいや、あとで調べる。
レトロゲーでは本当におなじみの『調べる』とか『話す』のコマンドが出てきたので、承太郎の
部屋を調べてみます。まあ、何もなかったんですけど。
この時代ではまだ主流だった、カーソルを動かして怪しい場所を調べるタイプですね。
しかも、カーソルがキャラに重なった状態だと決定ボタンを受け付けないという
地味にストレスが溜まる仕様……。
扉とか通路を通る時は、『△のマーク』が出る場所で『⇧』みたいですね。
絶妙にマークが出て来る判定がわかりにくいなコレも……。
ちなみに、扉から出る時にタイミングよく『⇩』を押すと、こちらを見ながら出ていきます。
つまり、これを利用すると4部の『チープ・トリック』ごっこができるという事です。
ダカラ『ドーダコーダ』言ウワケデハナインデスガネ
部屋を出ると、ジョセフが待ち構えて道を塞いでいます。通学前なのに。
自分から声を掛ければいいものを、わざわざ承太郎の『話す』コマンドを待っています。
会話の内容は、「『バイオリズム』によって能力が変わる」という説明でした。
それにしたって、この原作セリフをここに持ってくるか!?フツー
このセリフが出るタイミングはホリーさんが倒れたシーンだし、そもそもコレって
アヴドゥルさんが言ったセリフだし……!!
気を取り直して進もうとすると、アヴドゥルお前もか。
アヴドゥルは『装備』について教えてくれます。
ついでに、その装備品がアヴドゥルの部屋にあることと、台所に『クスリ』があるはず
だから持っていけとのことでした。
防具はまだしも、武器はスタンドがあるからいらないと思うんだが……。
アヴドゥルの部屋の中には、武器『ゆうきのチェーン』と防具『アルミのガクぼう』。
「ゆうきのチェーン」ってのは わかる………
スゲーよくわかる
チェーンは振り回せば武器にはなるからな・・・
だが「アルミのガクぼう」って部分はどういう事だああ~~~~~~~~~っ!?
アルミなんかで学帽を作るかっつーのよォーーーーーーーーーーーッ!
ナメやがって この防具ゥ超イラつくぜぇ~~~~~~ッ!
アルミ被ったら 頭ン中ムレッムレになっちまうじゃあねーかッ!
被れるもんなら被ってみやがれってんだ! チクショーーーーッ
どういう事だ!どういう事だよッ!クソッ!
最初が革じゃないってどういう事だッ!
RPGナメやがって クソッ!クソッ!
とりあえず装備は完了しました。効果はそれぞれ、攻撃力+2と防御力+2です。
数値がやたら小さいせいで、強くなったという実感がわかない……。
『ファイアーエムブレム』なら文字通り生死に関わるレベルの強化なんだが……。
台所では、回復アイテムと思われる『きずぐすり』『えいようざい』をゲット!
……そういえば、回復ポイントとかセーブポイントらしき場所がないな?
すっごい不安になってきたぞ。
対策本部(和室)には、おじいちゃんとアヴドゥルさんと『御無体』の掛け軸が。
こういう変な部分”だけは”ちゃんと作ってあるんだから理解に苦しむ……。
え?「こんなもん原作にあったか」だって……?
・・・おまえ「御無体」知らねーのか?
「御無体出るシーン」知らねーファンがよおー この日本にいたのかよォー
グレート!
本当かよ信じられねーやつだぜ・・・
26巻の「スージーQ・ジョースター 娘に会いにくる」で出たろーがって話だな!
というわけで、『空條家』の家から通学するところで今回は締めたいと思います。
ええ、もうなんというか、精神力を回復させる必要があると判断したので。
最初の戦闘すら始まっていないというのに、なぜここまでツッコミを入れ続けなければ
ならないのか。
しかも文章書く時間より改変用の原作セリフを探す方が10数倍も時間かかってるんですよ、
今回は本当に。これ続けていいもんかな……?
・続き⇩
https://kimagure-azuma.jp/retro-cobrajojo-2/
・前回⇩ (『MOTHER1』最終回・後編)
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