レトロゲームをプレイ:クロノアヒーローズ・その20-2

クロノアヒーローズ

あんだけ暑かったのに、もうすっかり秋模様ですね。今年の冬はどうなるんだか。

そういえば、『知恵のかりもの』がもうすぐ発売でしたね。ここまで型破りな2Dゼルダとは、

ブレスやティアーズ並みに悪知恵の利いた自由な攻略ができそうで楽しみです。

 

絵の方は、まあまずまずレベルアップはしていると思いたいですが、自分は1枚に時間を

掛けすぎる傾向がある気がしますね。もうちょい手早く描けるようになりたいなあ。

 

さて、またのんびりとクロノアヒーローズの続きをやっていきましょうか。

先のエリアで手に入れたのは、クロノアの武器『クロスジャノメ』。

武器屋で新武器種が発売されるようになると、大抵次のステージで拾えたりするんですよ。

意外と、ステージ中で手に入る武器の方がメモリ数的に強い場合もあるんですよね。

 

ちなみに、ジャノメを装備した時の立ち絵はこんな感じ。

このクロスジャノメは、攻撃特化で必殺低めという性能です。正直微妙……。

 

ところで、天空寺院で拾ったので『Cross(英:十字架)』のことと思うかもしれませんが、

そっちではなくて『Cloth(英:布)』の方のクロスです。

なぜって? 説明文が「強いクロスでできた」とあるし、『ビニールジャノメ』という

名前のジャノメもありますからね。なんで拾った布の傘にこんな攻撃力が……。

というか、ビームですらねえし……!!

 

次のエリアでは、新ギミック『ワープ床』が登場!画面下側のピンク色のパネルがそうです。

もうちょっと進むと少しバリエーションが増えますが、まあそれはその時に語ります。

 

ワープ床に乗ると、キャラが光の玉になって対応する床に飛ばされます。

このゲームには一方通行のワープが存在しない代わりに、ワープ床が登場すると

ちょっとした迷路になっている場合が多いです。

 

このエリアで手に入ったのは、『SPバッジ+12』とフラムゥのはね。

しかし、所持限界だったのではねを2つ捨てておきます。

あとは、クロノアの防御を1強化して、次のエリアへ。

 

次のエリアは、先ほど言った通りにワープ床を使ったちょっとした迷路。

とはいえ、ワープのチュートリアルのようなものなのでまだまだ簡単です。

 

……というより、ワープ”だけ”ならばどうでもいいんですが、後々になって

凶悪なオプションも追加される方が問題でしょうかね。まあ、これも追い追い。

 

このエリアで手に入ったのは『ばくふうリング』。

名前こそ大層なものですが、今装備しているゲイルソードの下位互換です。

 

リング系の武器は通常・特殊ともにボタンを押してからワンテンポ遅れて弾が

発射されるというモーションなせいで、微妙に扱いづらい。

初代から一貫して使っている武器なんだから、もうちょい強くしてくれればいいのに……。

 

ラスト2つのフロアは特に何事もなかったので、ばっさりカット!

高い高い連絡通路を登った先の天空寺院の神殿で、クロノアは幼馴染のロロと再会しました。

 

ここに来るまでにいろんな出来事がありましたが……クロノアはロロを心配させないためか

「冒険の旅をしていた」ということにしたようです。

二人の再会の挨拶が終わったタイミングで、パンゴもロロに挨拶しました。

ロロは天空寺院にすっかり馴染んだ様子で、二人に神殿を案内しようとします。

 

……と思った矢先、ロロはクロノア達が入ってきた入口の方に向かおうとしました。

やはり、来たばかりだからか天性のドジっ子故か、迷ってしまったようです。

そんなロロの様子を見て、相変わらずの様子に大笑いするクロノア。

ロロはクロノアを見て頬を膨らませるのでした。

 

ロロに天空寺院を案内されるクロノアとパンゴ。

その風景はまさしく、天上の楽園のように美しい場所でした。

 

しかしロロの話では、これまでの道中のように幻獣が突然現れたことによって、

住民たちは大変な思いをしているようです。

ロロもこの天空寺院の一員として協力しているものの、状況は改善できていない様子です。

 

ロロに案内されて神殿の奥に行くと、そこには天空寺院の『おおみこ』が居ました。

そして、ロロがおおみこに『ヒーローメダル』の旨を伝えると、彼女はそれを了承します。

 

パンゴは立会人としての推薦の言葉が必要なのかとおおみこに聞きますが、先ほど

パンゴが言っていた通り、『メダルを持つ者』が紹介するだけでいいようです。

 

そしておおみこは、クロノアの方を向いて呼びかけます。

厳かな場で行われる、『ヒーロー』の証であるメダルを授与される儀式を前に、

クロノアはすっかり縮み上がってしまっています。

 

そんな様子のクロノアにおおみこは優しく微笑みかけると、クロノアにヒーローメダルを

授けると宣言します。

その言葉を聞いたクロノアは、ついに緊張がピークに達してしまいました。

 

 

 

……しかしおおみこは、メダルを渡す前にクロノアにひとつの『問い』を投げかけます。

その『問い』とは———

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おおみこのその『問い』に、クロノアは自分が思う『ヒーロー』のイメージを言葉にし、

伝えていきます。おおみこはただ、静かにクロノアを見つめ、聴いています。

 

クロノアの、馬鹿正直で純粋すぎる『答え』を聴いたおおみこは、静かに口を開きました。

そして、こう言葉を続けます。

 

 

 

おおみこは、”『ヒーロー』という意味”を問われる時が来るかもしれないということ、

そして、その時までに『自身が信じる”答え”』を探すこと。

それが『ヒーローメダル』を持つ者の唯一の義務である、とクロノアに伝え、クロノアも

それを了承します。

 

そして、『ヒーローである者』の責務を伝え終わったおおみこは、新たな『ヒーロー』の

クロノアに、その手に持ったメダルを渡します。

 

ヒーローに憧れ、目指し、ついにその手にメダルを握ったクロノア。

その輝きはまだまだ鈍いものの、純粋にヒーローを目指すクロノアには、きっととても

輝いて見えているはずです。

 

……しかし、おおみこのあの言葉はどういう意図があったのでしょうか?

純粋すぎる”憧れ”、すなわち『”夢”』を持つクロノアに、誰よりもまっすぐなヒーローと

なってほしいということなのでしょうか?

 

それとも———この『ヒーローメダル』にまつわる”何か”があるのでしょうか?

今はその答えが出ないまま、まだまだ物語は続いていきます。

 

・続き⇩

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