『Minecraft Dungeons』、『ゼノブレイド ディフィニティブエディション』、
『世界の遊び大全51』、『ミスタードリラーアンコール』、そして、
『ペーパーマリオ』シリーズの最新作、『ペーパーマリオ オリガミキング』。
立て続けに発売されるもんだから、懐具合が中々心配になってきますね。
こんなご時世なので、皆さんも「貯金なんざしてんじゃねえ!」とか言ってる
人の言葉は無視して、”趣味のためであるからこそ”堅実に貯金しておいた方が
賢明ですよ。
食うにも住むにも、生きるに先立つのはお金。心の支えの趣味にだって
ある程度はお金は必要。
小難しい話はこの辺にして、やはりファミコンのゲームは難易度が高い
作品が多いですよね。
こういうゲームが多かった理由は、デバッグ関係を全て自社で賄っていて、
外部の意見が届きにくかったということが主な原因らしいですね。
(他にはプレイ時間を少しでも長くするためなど)
今でこそノウハウが蓄積されて遊びやすいゲームが多くなったのですが、
昔の粗削りで硬派な難易度もまた味わい深いものです。
自力クリアができるとは言っていない。
これは『ゼルダ』シリーズの第2作目、『リンクの冒険』!
メインタイトルに『リンク』とついている貴重な作品です。
(他にはWii版『トワイライト』の外伝『リンクのボーガントレーニング』のみ)
初代の次の作品ということで、こちらもわりと凶悪な難易度です。
システムもほぼ刷新されているので、別物と割り切ってプレイしましょう。
シリーズ中この作品で、非常に特殊な点と言えば、フィールド画面と
戦闘(ダンジョン内)画面で全く異なるシステムということですね。
『ドラクエ』のようにフィールドを歩いて目的地まで向かい、定期的に
現れる敵シンボルに触れると戦闘になる『シンボルエンカウント』、
戦闘は、その時の地形に応じたステージで『横スクロールアクション』、
ライフと魔力はバーで表示され、具体的な数値は攻撃力のみで、
敵を倒すと経験値が手に入り、能力(攻撃力、MP、体力)を強化できる
『RPG』要素があるなど、かなり手探り感が強い作風となっています。
任天堂の『ゼルダシリーズ』は、いろいろと実験的な要素を組み込んでいる
というのは有名な話ですが、それはファミコン時代(ディスクシステム)からの
伝統であるようですね。
ちなみに、『強くてニューゲーム』は『テイルズ』シリーズの恒例ですが、
明言はされていないものの『リンクの冒険』が初出であるらしいです。
(クリアするとその時の能力を引き継いで最初から遊べる)
余談ですが、『トゥーンシェーダリング』という技術をゲームに取り入れた
のは『風のタクト』が初だったようです。
『枯れた技術の水平思考』という言葉は任天堂に関わる言葉でも有名ですが、
娯楽を進化させるという情熱は昔から本当に高かったのでしょうね。
最初に訪れる街の名前は、なんと『ラウル』。
リンクの冒険の街の名前は、のちに『時のオカリナ』の6賢者の名前として
使われることとなります。ただし、使われなかった名前も・・・・・・。
街では体力と魔力の回復だったり、マジシャンから魔法を教わったりなど、
冒険の拠点になります。
ここでは、マジシャンから『シールド』の魔法を教わります。
効果は『被ダメージ半減』なので、神殿のタートナック攻略には欠かせない
重要魔法ですね。ウィスプ「魔力おいしいです ポポポポ(魔力が減る音)」
これからやり始める人への、ちょっとしたアドバイス。
まず、ゲームが始まったら南東の『ラウルの街』に行き、『シールド』を
習得します。
『シールド』を覚えたら、この林に入ってコウモリを狩りまくります。
序盤のフィールドのザコは大体1や2ばかりですが、こいつは経験値を
『5』もくれるので、平均レベル2までは楽に上げられます。
また、ここでは初回のみ『経験値+50』の福袋が置いてあります。
ダメージが心配なら、安全策として『シールド』を使いましょう。
体力も魔力も無くなったら、迷わず街へ。
道路(黄色の地面)はモンスターが湧かない、もしくはこの上で戦闘に入っても
敵が出てこず、安全に逃げられるという仕様があるので、覚えておくと
あとあと楽になります。
それぞれのレベルの数字がそろうと、ゲームオーバーになっても能力の内の
最低値のレベルまでは保証されるようになるので、レベルアップは均等に
行っておきましょう。
例:攻撃力が『2』、魔力が『4』、体力が『3』である場合、再開時の
能力値は、攻撃力『2』、魔力『2』、体力『2』となる。
平均で『3』が最低値になるわけではない。
また、攻撃力『4』、魔力『4』、体力『2』の時も、最低値は『2』で
あるため、再開時は、攻撃力『2』、魔力『2』、体力『2』である。
私的には、『体力』(攻撃力)→『攻撃力』(体力)→『魔力』→・・・の
ローテーションが楽だと思ってプレイしています。
完全初見であるなら、被弾リスクを減らすという意味でも『体力』から
強化するといいでしょう。
それともう一つ、最初の神殿のずーっと南には、なんと『ハートの器』が
置いてある場所があります。(効果は、ライフゲージ+1メモリ)
道中はアクション面が一つあり、無数の『泡』が登ってきます。
ダメージがそこそこあるうえに、ノックバックが強めに設定されている
ので、突き落とされて即死の危険が非常に高いです。
どうしてもというのなら、ファミコンオンラインの巻き戻し機能を有効に
使うといいでしょう。
せっかく『存分に使っていい機能』として搭載されているのですしね。
全体的に難易度が高くて厳しいバランスですが、システムに慣れれば
硬派な横スクロールアクションRPGとして楽しめるでしょう。
もし今リメイクされるとしたら、どんなシステムになるんだろう?
何か想像つかないな・・・・・・。
そうそう、ファミコンと言えば、あの『星をみるひと』の移植版
(ファミコン版にアシスト要素追加)が発売されるんですってね。
どんな判断だ、シティコネクション。
あれだけ突き抜けた迷作・・・・・・気になってしまうじゃないか。
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