レトロゲームをプレイ:MOTHER1・その3

MOTHER1

天気も悪いし、近頃は災害も多いしで、本当に嫌になってきますね。

最悪の事態にならないためにも、備えはちゃんとしないといけなそうです。

 

さて、前回は町長に動物園の事件を丸投げされて、動物園に向かうところでしたね。

『シュークリームどうぶつえん』はマイホームの北西方向にありますが、川が多くあるので

『カナリアむら』方面から北に向かうとわかりやすいです。

入口が見えてきたところで、いきなりエンカウント。現れたのは……

 

 

『きょぞう』。

いきなりヤバい奴に出逢ってしまった……!!

なぜかと言うと、この動物園で最高クラスの体力とディフェンス(防御力)を持つ上に、

攻撃力もあるからです。

 

いくら攻撃しても、『きょぞう』は耐久力が高すぎてかなりのジリ貧。

このレベルだと攻撃もかなり痛いので、『ハンバーガー』が切れると非常に危険です。

 

ちなみに、アフリカ象の体重はオスで約6t(体高4mほど)あります。

こんなのに圧し掛かられてこの程度のダメージで済む小学生の主人公……。

まあ、動物たちも怪奇現象で操られているだけなので、本気で殺しに掛かってくるという訳では

ないということでしょうか。

 

10数ターンの死闘の末、ついに『きょぞう』を撃退!

経験値が60ももらえますが、今のレベルだとリスクが高すぎるので、なるべく逃げた方が

良さそうです。

 

動物園の入口は、なぜかお猿が塞いでいます。

話しかけると、悪口を言われた上で『どうぶつえんのカギ』を盗られてしまいます。

 

鍵を盗んだ猿は、なぜか扉をすり抜けて園内に逃げて行きました。

……なんだか嫌な予感がしますね。

 

あの町長はもうダメだ。

まあ、鍵を掛けた後に壊されたということもあるかもしれませんから、早合点はできませんね。

どちらにしろ、あの町長は問題が多すぎると思いますが。

 

園内で最初に見かけるのはウサギの檻。

小さいドットでもかわいらしさがわかりますが、元が獰猛な肉食動物は動物園周辺に

跋扈しています。気を付けていきましょう。

 

とか言っていたら、この動物園で最高の攻撃力を持つ『タイガー』の連続攻撃で

やられてしまいました。

19ダメージの2回攻撃なんて、耐えられるか……!!

 

どうにか戻ってきたら、今度は攻撃力が高いのにPSI『オフェンスアップ(攻撃アップ)』と

同等の効果を持つ『にじりよる』を使ってくる『ワニ』と遭遇。

初代のステータス強化(弱体)系のPSIは効果値が異様に高いので、一度でも使われたら

本当に危険です。(一度使うだけで該当能力値が約2倍(半減)になる)

 

この戦いでレベル7に上がり、HPとPPが急成長を見せました。

まだ『ハンバーガー』で回復が間に合う数値ですが、『ライフアップα』は回復量が少し

見劣りしてくるので、ライフアップの方はフィールドでの回復に使うことにします。

 

HPが大幅に上がったので、『きょぞう』も多少安定して戦えるようになりました。

そして、戦いの中で新たなPSI『ディフェンスアップα』を修得!

このPSIは味方1人のディフェンス(防御力)を2倍近く上昇させます。(乱数で多少上下)

 

これから出会う仲間たちは、『テディ(大きい友達)』以外はレベル1で加入するので、

レベルを上げるためにも非常に役立つPSIです。

 

動物園の奥まで進んでくると、『うたうさる』なる動物の檻が。

しかし、この猿も檻から逃げ出してしまったようです。

 

1歩エンカで『タイガー』に4回も襲われるも、『管理事務所』まで辿り着きました。

レベルは先ほどの戦いで8まで上がっています。

動物園に異常が起こっているなら、怪しいのはこの建物です。意を決して踏み込みましょう。

 

管理事務所の中に入ると、この世の物とは思えないような怪音波が聞こえてきます。

人間には影響が出ていなさそうですが、動物たちはこの音で操られているのでしょうか。

 

流石に建物中に動物は入ってきていませんが、非常に厄介な『フライ』という敵が出ます。

この敵はオフェンスが全モンスターで最低”になっていて、SMAAAASH!!ですら

『1ダメージ』済みます。(このゲームの最低ダメージは『1』)

 

そんな敵がなぜ厄介なのかというと、しつこいくらい仲間を呼んでくる上に、

エンカウント率もやたら高いからなんですよ。生々しいくらいリアルね。(白目)

 

この管理事務所には『プレゼントボックス』が複数置いてあります。

1Fと3Fにある『ロープ』と『きずぐすり』は現時点でもかなり役に立つので、

ありがたく使わせてもらいましょう。

『ロープ』は少しの間だけ敵を行動不能にし、『きずぐすり』はHPを全回復するという

効果になっています。

 

3Fの一室では、怪音波の発生源と思われる謎のカプセルが。

調べていると、何かが飛び出してきます。

 

飛び出してきたのは、今までの敵とは一線を画す風貌の『スターマンのむすこ』!

まるで『宇宙からの侵略者』のような見た目です。

そして、今回が初のボス戦なので、苦戦はきっと免れないでしょう。

 

相手の通常攻撃もかなり痛いので、先ほど覚えた『ディフェンスアップα』の出番。

回復などの準備も見越して、先ほど手に入れた『ロープ』をまず使っておきます。

 

このボスから、PSIを操る敵が出てきます。

この『スターマンのむすこ』が使うPSIは『PKビームα・γ』で、どちらも非常に厄介です。

 

このPSIの効果はそれぞれ⇩

  • PKビームα 30前後の固定ダメージ耐性で防げない
  • PKビームγ 即死攻撃。『フランクリンバッヂ』で無効化して反射できる

 

『PKビームγ』は『フランクリンバッヂ』さえ持っていればPPを無駄に消費させることが

できますが、『α』の方はHPで受けて立つしか方法が無いので、回復のタイミングを誤ると

勝ち目が薄くなります。(『PKビームγ』以外の攻撃PSIは基本的に必中)

最大ダメージは大体36程度といったところでしょうか。

 

こちらのPPは緊急回復の『ライフアップα』で尽きて、これが最後の『ハンバーガー』。

文字通りの背水の陣なので、あとはひたすら殴りぬけるのみ!

 

敵のビームの嵐に晒されても、ニンテンは諦めずに戦いました。

そして、ニンテンの決死の一撃を受け、『侵略者』はついに地に伏せました。

 

『侵略者』は破壊され、カプセルは何処かへ飛び去って行きました。

それと同時に怪音波もピタリと止まり、ニンテンは「動物園はもう安全になった」という

確信を持ちました。

 

怪奇現象の元を断ったことにより、脱走したり暴れていた動物たちも檻に戻っていました。

もちろん、この動物園の目玉、『うたうさる』も。

歌う猿のしみじみとした”歌”の”メロディー”は、またもニンテンの心に刻み込まれていきます。

 

今はまだ、ニンテンは知りません。

この”メロディー”は、地球上の『どんな兵器よりも強い力』があることを。

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/retro-mother1-6/

・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/retro-mother1-4/

 

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