レトロゲームをプレイ:メタルマックス リターンズ・その7

METAL_MAX_RETURNS

だんだんと春らしくなってきましたね。

世間はまだまだ冬模様のようですが、これからさてどうなることやら。

 

前回からまた少し稼いできて、現時点で威力最強の大砲『55ミリ砲』を購入しました。

戦車戦におけるメイン火力の大砲は、攻撃力と引き換えに弾数が少ない(逆も然り)という調整に

なっているものが少なくないので迷いましたが、私はどちらかというと火力に重点を置きたい

タイプなので、こちらの方を選びました。火力こそパワー!

 

さあ試し打ち……といきたいところですが、この大砲は弾数が『10』しかないため、

あまり連発すると補給の費用がかなり嵩みます。

なので、サブ火力の強い機銃も早めに購入したいところですね。

 

ところで、このメタルマックスにおけるクリティカルヒットの表記は『会心の一発!!』と

なっています。(モンスターからは『痛恨の一発』)

銃撃や砲撃で攻撃することがメインなので、このような表記になっているようですね。

まあ、一発と言いつつも複数回当たっているように見えるものもありますが。

システム上仕方ないね。

 

さて、前回で行けなかった橋の先を見に行きましょう。

崩壊していない建物『海岸の工場』に入ると、住民(従業員?)の姿を発見!

地面にある粒々は『車止め』といって、このマスは低い瓦礫や沼地、森林などと同様に、

戦車で侵入することができません。なので、降りて行って話をしてみましょう。

 

しかし、近づくと徐にベルトコンベアを起動し、それに乗って逃げていきました。

なんでや……!!

 

こちらもベルコンに乗って追いかけると、「歩かなくても勝手に進む!」という感想が。

「人間だけの喜び」とも言うので、まあ、たぶんこれはベルトコンベアのチュートリアルと

いうことなのでしょう。実際に、戦車に乗った状態だと乗ることはできませんし。

もっとも、チュートリアルにしてはあまりにも描写が突飛すぎるとは思いますが。

これもまたDECOクオリティ。

 

さらに進んで金網の通路にも人が。話しかけると「自然保護団体なのか」と聞いてきます。

こんな身なり(二人とも軍服っぽい装備)でどうしてそういう考えに至るのか……。

まあ、ここは『はい』とでも言ってみましょう。

 

……ほんとぉ~~?

まあ、真実はさておき文明が完全に崩壊した世界で『自然保護団体』が存在するのかって

話ではありますがね。とりあえず、『いいえ』の選択肢も見てみましょうか。

 

 

それが本性か。

ちなみに、ここに来るための橋に出没する『ドス・ピラニアス』という賞金首の情報は……

 

ここが元凶じゃねえか!

まあ、「あくまで噂」という体の情報ではありますが……。

 

 

さらに奥に行くと、ベルコンの先から日が差していたので、飛び降りてみました。

着地した先は、廃棄物で完璧に埋め立てられた海の上。

やっぱりここが元凶じゃねえか!

 

 

工場の裏庭には、なぜか立派な花壇が。

突然変異を誘発するような危険物を垂れ流しておいて、花なんぞに現を抜かすとは。

これもまた、いろんな意味で皮肉や風刺のようなものを感じますね。

 

ところで、ここは住人が存在する場所ではありますが、町ではなくダンジョンという

扱いになっています。

しかし、セキュリティがOFFになっているため、一切エンカウントがありません。

ここでONにしたとしても一切メリットがないため、下手にいじらないほうがいいです。

 

ここで出てくるのは『かんしカメラ』というもので、球体に目玉がくっついた特徴的すぎる

見た目をしています。しかも地味に硬いし、演出が鬱陶しい。

 

最上階には、社長室らしき場所がありました。

秘書はこの工場では比較的まともそうな人物ですが、そもそも廃棄物の垂れ流しを

黙認しているので、やっぱりまともとは言えません。こんな奴らばっかりか……!

 

こんな世界で廃棄物を回収したところで海に垂れ流してばかりで、その代わりに花ばかりを

愛でるという意味不明な活動をしている……そもそもここの奴らはどういう集団なんだ。

 

それはさておき、社長は奥にいるみたいなので話をしてみましょうか。

そういえば、ここのヘッドが『クルマ』を持っているという噂がありました。

とりあえず、掛け合ってみましょうか。

 

すると、社長が突然『花占い』をし始めて、『あげる』と出たらクルマをもらえます。

そんなんでいいのかアンタ……!!

『あげない』と出ても入手不能とはならないので、何度でも、プランターや花壇の

花が全滅するような勢いで占ってもらいましょうね。(にっこり)

 

さて、社長室の上のフロアに鎮座している、社長さんが快~く譲ってくださったクルマ、

『バギー』を貰っていきましょう。

ええ、バギーです。あの、レースやラリーで乗る、あのバギーです。

 

メタルマックスにおける『戦車』とは、エンジンで動く、兵器を積んだ乗り物のことです。

なにも間違っちゃあいません。

以降のシリーズや外伝作でも、新幹線やら飛ばない戦闘機やら神輿やら、もはや戦車と

呼べるのかというレベルの、訳のわからんものが存在しますからね。

 

神輿に至っては、「ネタとしてこれ以上のものは存在しないだろう」とまでスタッフに

言わせるようなトチ狂ったデザインをしています。(『ソイヤウォーカー』で検索!)

基本性能やポテンシャルも最強クラスというのも、いろんな意味でネタ枠です。

 

肝心のこのバギーは、戦車としてはシャシーがかなり軽く、その分防御力が低いという性能に

なっていますが、このメタルマックスにおいては シャシーが軽い=最大SPが高い という

ことになるので、防御性能に関しては普通の戦車より多少柔い程度でしかありません。

 

むしろ、このメタルマックスでは軽い分だけ重装備が可能であるため、下手な戦車よりも

火力が高くなる場合があります。

また、車内が密閉されていないため、白兵武器を使って攻撃することも可能です。

どちらかというと、白兵戦が強いソルジャー向けの特性ですね。

 

明確な弱点としては、”密閉されていない”ために毒ガスなどの状態異常がそのまま搭乗者に

影響するといったところでしょうか。

また、初期状態では大砲を取り付けることができないので、シャシーの改造も必要です。

 

無事クルマを入手できたものの、乗り物で梯子上り下りなんてできるはずもありません。

そんな時は、柵のないベランダからクルマごと飛び降りてしまいましょう☆

スロープを取り付けない設計者サイドに落ち度がある。(アメリカ並み感)

 

なお、飛び降りたとしてもパーティキャラが死んだりクルマが大破することはありません。

たとえ5階以上の高さだとか100トン近い戦車4台が重なっていようとも。

異様にリアリティがある世界観なのに、煩わしいリアルさはさっぱりと切り捨てられるのは

良いセンスですよね。

 

……ん?そういえば、あの社長はどうやってバギーをここに……。

まあ、ここは工場なのでクレーンを使ったということにしておきましょうか。

 

これで、はんたたちの手に入れた戦車は2台。

広い荒野に住まうモンスター共も、この戦車たちがあれば必ず立ち向かえるはずです。

 

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