レトロゲームをプレイ:クロノアヒーローズ・その13-2

クロノアヒーローズ

もうそろそろ3月も終わりですね。

直近の『ロックマンエグゼアドバンスドコレクション』も、1カ月を切ったか……。

 

『4』以降に存在したe+の改造カードも全収録で、バスターの攻撃力を100倍

するという公式チートまでも用意しているそうですね。地味にトンデモすぎるチートだ。

 

それでは、ビジョン2-4の続きからやっていきましょうか。

あまり特徴が無いエリアを駆け抜けて、クロノアがレベルアップしていたので

再びカスタマイズ。

 

新しく買った防具のコットンシャツに変えて、防御と素早さに4振りし、EXバッジ+5を

装備して微妙になった素早さを補強しました。

 

次のエリアでは、特殊攻撃が暴発してササミィLV2の群れにボコボコにされ、

今作初の状態異常に!状態異常になった瞬間には特有の効果音が鳴ります。

 

キャラの顔が紫になった時は『毒』状態になったという証で、時間経過によって

じわじわとHPが減っていくようになります。

ダメージ自体は微々たるものではありますが、宿屋に泊まるか『やさいジュース』を

使うまではほぼ永続していたような気がするので、地味に厄介です。

あと、クロノアだけやたら顔芸じみてたりもする。

 

戻るのも面倒なので、もちろんやさいジュースで回復!

一部を除いた状態異常全てを回復できるので、最低でも3つ以上持つといいですね。

 

このエリアのお宝はこんな感じ。

デメリット無しでようやく2桁になったステータス強化の『SPバッジ+10』と

超貴重品のマメットドールが手に入りましたね。

 

クロノアのSPは現在のままで十分だったので、ヘンテコバッジ2で攻撃力を補う。

逆に、必殺の威力が不安定なガンツはSPに回していた分を攻撃と素早さに振って

ブーストさせ、余った分を防御に。

 

最終エリアをさっさと駆け抜けると、遂にカラルたちの住処に辿り着きました。

住処に着くなり、姿が見えない母親に呼びかけるカラル。

 

その声に引き寄せられるように、カラルの母『パメラ』が姿を現します。

しかし、話に聞いていた通り、やはり彼女の様子は尋常ではありません。

 

パメラが口にした『月の眠り』という言葉が少し気になったクロノア。

カラルは母のもとに駆け寄ろうとしましたが、弱弱しい様子からいきなり豹変した

パメラに突き飛ばされてしまいます!

 

カラルが無事か確かめるために近づこうとするクロノア。

しかしその目の前で、パメラはみるみるうちに禍々しい化け物に変わっていきます。

 

その様子を目の当たりにして動揺するクロノア。

怪物と化したパメラを見て、ガンツは思わず歯ぎしりをしました。

 

銃を構え臨戦態勢に入ったガンツを見て、クロノアは止めようとしました。

しかし、その言葉を聞いてガンツは、いつになく感情的な言葉を返します。

 

クロノアはガンツの気迫に気圧されながらも、パメラの暴走の原因を探そうと

返しますが、ガンツは「力で言うことを聞かせるしかない」と再び銃を構えます。

このままではどうにもならないと、クロノアも戦闘態勢に入りました。

 

最終エリアで手に入ったのは、回復アイテム一式。

カスタマイズは攻撃に全振りして、保険で防御をブーストさせておきます。

 

それでは、ワールド2のボス『エヴィルパメラ』と戦いましょう。

まだ序盤のボスであるため攻撃は見切りやすいほうですが、最初のボスである

ガンツよりも格段に強いので油断しないようにしましょう。

 

水中なのでこちらの初動が遅くなりますが、相手はお構いなしの縦横無尽な動きで

翻弄し、なんとか追いついてもカウンター気味にカッターを放ってきます。

 

また、接触ダメージが存在するようなので、動きを捉えたら一気に叩きましょう。

攻撃をブーストさせてブルーストーンを装備すると、非常に戦いやすいです。

 

見境なしに暴れるパメラを、手加減しながら辛うじて制するクロノアたち。

しかし、パメラは満身創痍の体でなお暴れようとします。

 

その姿を見て希望を失い、カラルは弱気になります。

そんなカラルに、ガンツは追い打ちを掛けるように「ダメだな」と言い放ちました。

 

そして「自分たちは他人でしかない」「倒せはしても助けることなんかできない」と。

すると、今度はなんと、これ以上苦しまないように介錯するかとカラルに問います!

混乱し、さらにカラルは動揺が深まりました。

 

そのあんまりな提案に、クロノアも必死になって止めます。

それに対するガンツの返答はなんと、「そんなことはわかっている」というもの。

しかし、『母を助けたい』と願うのに何もできずにいるカラルの態度を見て、

「そんなことではどうにもならない」のだと感情を込めて叫びます。

 

クロノアは、幼いカラルにそんなことを言うなと反論しますが、ガンツはその反論を

「ガキなら逃げて良いのか!」「そういうのは大嫌いなんだ!」と一蹴します。

……しかし、その言葉は”いったい誰に”向けられたものなのでしょうか?

 

経験したことも無いあまりのことに、ガンツを非難するしかないクロノア。

そんなことはお構いなしと銃を構え、引き金に手を掛けるガンツ。

そして、カラルは……

 

クロノアがあの時そうしてくれたように、今度はガンツの銃の前に

カラルが立ち塞がりました!

 

しかし、それでもガンツは銃を下ろそうとはしません。

このままでは、ガンツはカラル共々パメラを撃ち抜くでしょう……。

しかし―――

 

 

自分の目の前に立ち塞がる影を見て、パメラだった怪物が言葉を発します。

その言葉は、はっきりと、狂気に陥る前のパメラの声で紡がれていきました。

 

母に逃げるように言われても、なお母ために身を挺して守ろうとするカラル。

その様子を見てガンツは……

 

 

 

 

撃つつもりで構えていたはずの銃をしまい込み、クロノアに「行くぞ」と言います。

急なガンツの心変わりに困惑するクロノアを尻目に、”どこかやりきったような”

表情で「賞金はパァだ」とガンツは憎まれ口を叩きました。

 

ガンツがその場を去ると同時に、パメラもすっかり元の姿に戻っていました。

母親が無事元に戻れたことに、カラルも大喜びです。

 

パメラは自分のことよりも、自分の子のカラルを助けてくれたことにお礼を言います。

優しい親子の絆を目にし、クロノアはただ、「うん」と頷いて返しました。

 

今回のボスの戦利品は、『DXバッジ+7』。

現時点で売っている単ステータス系バッジの完全上位互換なので、今のうちに

装備しておきましょう。付け合わせはさっきのSPバッジ+10で。

 

最後に、武器防具のメモリを最大値-1までバランスよく振り分けます。

このワールドでやるべきことはもう無いので、次のワールドへ歩みを進めましょう。

 

狂気の満月の時は過ぎ去り、間もなく夜も明けようとした星空の下、クロノアとガンツは

カラルとパメラに別れを告げ、ジャグケトルの海を渡って新天地を目指しています。

 

今回はすんでのところでパメラを正気に戻せたものの、次に狂気に陥った時は

どうなるかわかりません。

なので、カラルたちは住処を遠くに移すことに決めたようです。

 

一方で、ガンツは化け物を退治したという証拠を提示できず、結局賞金を貰えなかったそうです。

あの時の憎まれ口は、やはり現実のものになってしまいました。

 

しかし、あの時にガンツが発した、まるで”かつての自分に怒鳴りつけているような”言葉。

それを傍で聞いていたクロノアは、本当に賞金のためにパメラを撃とうとしていたのかと

考えを巡らせていました。

 

共に旅をしていても、まだクロノアはガンツの心内を感じることはできませんでした。

しかし、『ヒーロー』の証たるガンツのメダルは、クロノアの目に眩しく見えたような、

そんな感覚がしていました。

 

もう一度、その”輝き”を確かめるかのように、ガンツの方を見やるクロノア。

その目に映ったのは―――

 

 

 

 

 

……船酔いで完全にグロッキー状態になったガンツの姿でしたとさ。チャンチャン

 

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・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/klohero-14/

 

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