レトロゲームをプレイ:メタルマックス リターンズ・その46

METAL_MAX_RETURNS

『ティアーズオブキングダム』も、もうそろそろ発売ですね。

一つの物事に対していろんな攻略法が用意されていた前作よりも、さらにぶっ飛んだ発想で

攻略可能だそうで、本当に気になってます。まずはどの地方から進めていこうかしら。

 

さて、前回は男から上の階に上がるヒントをもらったところで終わりましたね。

このダンジョンのエレベータは乗り場側のボタンが故障しているので4F以外の

乗り場からは乗れないようになっているので、これでようやく最上階である5Fに

上がることができます。

 

最上階には、たくさんの老人の姿がありました。

わざわざこんなところに住んでいるというのも、何か訳ありなのでしょうか?

 

近くの老婆に話しかけると、「まだ人が生きている場所があるのか」と聞かれました。

たしかにこの場所は孤島になっていて、地下鉄跡も通り抜けできない状況でしたし、

そう聞くのもわかる気がしますが、少し引っ掛かりますね。

 

こちらの老婆は、伝説にある『大破壊』のことを語ってくれました。

もしかしたら、この場所にいる人たちは過去の何かを知っているのかもしれません。

ここは少し話を聞いておきましょうか。

 

この場所にいる人々は、かつての大災害を生き延びた人々の子孫だったようです。

先祖たちは通信機で世界中の人間と連絡を取ろうとするも、その時にはどこからも

返答が無かったのだと言います。

 

大破壊をお伽噺にすぎないと思っていたはんたたちも、当時の人類が置かれていた状況を

伝える老婆の話を聞き、その伝説が真実だったのだと実感しました。

 

電波塔の探索は一通り終わったので、また賞金首を狩りに行きましょうか。

ハンターオフィスの情報には、いつぞやはんたたちの目の前で大枚をはたいて

戦車を買っていった、あのゴメスの情報がありました。

エクスカリバーも最大強化できたので、次のターゲットはコイツにしましょうかね。

 

さて、ここはサンタ・ポコの南南西あたりにある滝の近くです。

以前はここを通ることなくサンタ・ポコまで来てしまったので今回初めて来ましたが、

道のはずれには如何にもというようなあばら家が建っています。

 

少し観察しようとすると、なんと敷地内にはたくさんの人間が倒れているのを発見!

尋常ではない様子に、はんたたちはすぐさま突入を決意します。

 

アジト内は、激しい戦闘の跡がありました。

武装したチンピラたちは皆、すでに息絶えてしまっている様子です。

 

しかし、ここまで大暴れした者たちはどこへ行ったのでしょう?

しかもなぜか、敷地内には”たった1台分の”キャタピラの跡しか無いようにも思えます。

 

隅っこで震えていたチンピラをとっ捕まえて尋問すると、

なんと『赤い悪魔』……つまり、あのレッド・ウルフがここにいる様子です!!

それを聞くや否や、アンヌは死体が続いている奥の建物に向かうように催促しました。

 

 

―――――― はんたたちの到着から少し前 ――――――

 

 

親玉の居城と思われる大きな建物では、賞金稼ぎレッド・ウルフと、賞金首ゴメスが

一色触発の雰囲気で睨み合っています。

 

しかし、ゴメスは「この娘がいる限り自分は殺せない」と自信満々に吐き捨て、

一人の女を奥の部屋から連れてきます。

 

なんと、彼女はウルフの恋人!!

一匹狼のウルフがこの地に流れてきたのは、彼女を捜し出すためであったようです。

 

予想外の遭遇に動転し、戦車から飛び出すウルフ。

ウルフは恋人『ニーナ』らしき女に呼びかけますが、彼女は何も答えません。

 

その様子をゴメスは笑い飛ばし、自分の保身の交換条件にニーナ?の身柄を提示。

応じるしかないその取引に対するウルフの答えは……

 

ウルフはゴメスの首よりも、恋人の命を取りました。

その言葉を聞いたゴメスは、薄ら笑いを浮かべながら部屋を出ていきます。

 

それを見届けたウルフは戦車から駆け下り、ニーナらしき女に近づきました。

しかし……!!

 

その女はニーナに化けた偽者!!

ウルフは女に注目していたために、部屋の外から近づいてくるキャタピラの音に

気付いていませんでした。

 

室内に響く、駆動部の轟音と下劣な高笑い。

愛車は目の前にあっても、もはやこの距離ではウルフといえども戦車に飛び乗る前に

ゴメスの砲弾の餌食になってしまうでしょう。

しかしゴメスの言う通り、戦車に乗らずに戦車と相対するのは自殺行為です。

 

それでもウルフは、この苦境を乗り越え、いつの日か恋人のニーナと再会するために、

腰に掛けていた愛銃を取り出します。

例えそれが、無駄な抵抗だとわかりきっていたとしても……。

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/retro-mmr-47/

・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/retro-mmr-45/

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