世界樹の迷宮ⅢHDRプレイ日記:星紡ぐ冒険手記・章ノ25

ゲーム

・前回のあらすじ

第2階層も半ばというところで、オランピアと再会したアステリア。

言動に不審さを覚えつつも、示されたその道を歩むのであった。

・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-24/

 


第2階層の”重篤な”ネタバレが含まれます


 

 

「……この道、ものすごく複雑そうですよ」

「進める道ぜんぶが一方通行だなんて……」

「この辺りは今まで以上の難所のようですね」

この突風、びゅーんってなる感覚が楽しいですよね

「ふふ、そうね。でも、ほどほどにしないと怪我しちゃうわよ」

 

「うっわ、また突風の先に宝箱……」

「先ほども同じようなものがありましたね。

       しかし、この突風を収める方法など見当もつきませんわ」

迷宮なんですから、しかけを動かすのでは?

「うーん。仕掛けだとしても、どういう原理なんだか……」

「考えていても埒が明かないでしょう?他の道を行きましょう」

 

「姫様。西と南、どちらに行きましょうか?」

「そうですね……。宝箱を取れると期待して、西にしましょう」

なにが入っているんでしょうか

「回復薬も少ないから、中身を見たら帰りましょうね」

 

あっ、貝の魔物です

「守りは強そうね。ここはあたしの出番かしら」

 

「攻撃力は大したことが無かったわ。完全に守備特化だったみたい」

「とすると、酒場で聞いた味方を庇う魔物なのでしょうか」

「複数で強い魔物を庇われると厄介ですね」

 

「お姫様の予想、当たってたみたいね」

「しかし、突風で一気に東に流される可能性もあります」

「その時はその時で考えましょう。いざ!」

 

「なるほど、ようやく確信が持てました。

       この周辺の気流は地図のマスで2つほどの距離しかなさそうです」

「それがわかれば、地図も少しは描きやすくなるわね。

       宝箱は……鍛冶用のハンマーか」

これを使えば、もっともっと強くなれるんですね

「そうですね。では、予定通り糸を使って帰還しましょう」

 

「今回の素材で追加された武器はこれですか。

       ……しかし、まだ換える必要はありませんね」

 

「防具の方は、なかなか有用なものができたみたい。

       体力が付く盾に、腕力が上がる手袋か」

「今の我々に誂え向きですね。

       姉上の盾を新調しましょう。お葉には、この手袋を」

うちも、テュール様みたいにかっこよく盾を使いたいなー

 

「おっと、鎧を買い換えるのを忘れていた。これを貰うわ」

「今着てるその鎧、第1階層の序盤も序盤のよね。

       よくそんな装備で今までの攻撃に耐えられたわね……」

「軽くてとても動きやすい良い鎧でしたが、残念ですわよね」

「……あの、仮にもお二人は最前線で戦っているので、

       もう少し防御力にも気を配るべきかと思うのですが」

「とても重装歩兵とは思えないような言葉よね。特に王女様は。

       こういうところに微妙に無頓着だから頭が痛いわ……」

 

えふおーいーがたくさんいますね

「動き方は単純ですが、接触すると数で押されそうですね」

「我々の目的はあくまで探索。アレを倒すのは力を付けたいときよ」

 

「げっ、こっちにもFOEの群れ……」

はぐるまみたいになってますね。ぐるぐる

「そうですわね。では、潰される前に離れましょう」

 

「おや?ここに野営地点への抜け道がありますね」

「本当だ……。一応、周囲の壁は調べておいたんですけどね」

「ちょうどいいわ。少し休息しに行きましょう」

 

「あ、あれ?道が塞がって……」

抜け道がどっかいっちゃった

「一方通行の抜け道というもの存在するようですね」

「この階、一方通行が好きすぎでしょう……」

「やれやれ。まあ、休息して英気を養いましょう」

 

「や、やっと開けた場所が……」

「出口かな?」

「そうだとは思いますが……、なんだか嫌な臭いがしますね」

「これは死臭ね」

「ええ。間違えようがありません」

え……?

 

「な、何なんですか、この場所……!?」

(あの比較的新しそうな鞄、見覚えがある。

       たしか、冒険者ギルドで何度か会ったチームの……!)

 

 

「と、閉じ込められちゃった……!」

「そんな、FOEなんてどこから!」

「ふん……。この程度、想定内ですわ」

 

テュール様、出口が見つかりません!

「オランピアさんが教えてくれた場所が、どうしてこんな……!」

「甘い顔をして油断させて、その時になったら……。たちの悪いやつ」

「プレール、お葉。この程度で狼狽えないで」

「しかし……!」

 

「わたくしは先ほど、『想定済みである』と言いましたよね。

       この程度の罠、切り抜ける方法は容易に考え付きます」

い、糸を使うんですか?

「それだと、またながーい道を歩いてくる羽目になるでしょう?

       このまま前に進むのよ」

「前にって……、FOEは隙間なく並んでいるんですよ!?」

「大丈夫……。シギーとユーンを信じなさい!」

 

む、向かってこない?

「やはりね」

「通路からやってくる動きが、ここまでのFOEと同じでした。

       下手に隅へ逃げるよりも生存率は高いと踏んだのです」

「これでわかったでしょう、ふたりとも。

       オランピアは、最初っからあたしらを殺そうとしてたのよ!」

「そ、そんな!? 彼女に狙われる理由なんて何も……!」

「我々は冒険者として優秀過ぎた・・・・・・・・・・・。それが、標的にされた理由でしょうね」

でも、テントをくれて、迷宮のことだって教えてくれて……

「この場でこれ以上の問答は不要。

       聞きたいことがあるのなら、オランピアに聞くことですね、プレール」

 

「……彼女に近づく前に、ここで宣言しておきましょう。

       わたくしは、場合により彼女を殺害することを厭いません」

「ま、待ってください! きっと、彼女にも何か事情が―――」

「明確な悪意を持って罠に掛けられた以上、そうせざるを得ない

       可能性が存在するのよ。覚悟を決めてもらうわ」

……わかりました。みなさんを殺そうとした相手は……殺ります

「プレール、撃つのは明確に”黒”と判断してからよ。

       そうでなきゃ、こっちがお尋ね者だわ」

 

 

「ええ、お久しぶり・・・・・ね。……オランピア」

(……なんだ?奴のこの余裕は?)

 

(こ、この雰囲気。あの時の違和感のよう……!?)

 

 

「……!!」

「う……!?」

(な、何なのよあれ!? 人間にあんな目ができるっていうの!?)

(今までに見てきた眼差しとは誰とも全く違う……!

       あれはいったい……!?)

「……貴女が何者であるか、もはや問わぬ。抗するのであれば―――」

 

>シルヴィアは、強い眼差しでオランピアの瞳を睨み返した

「この手に掛けることも厭わぬ」

 

「……! 何かするつもり!?」

撃つ!

 

「……!?」

「シグドリーヴァ!」

「姫様!こっちに!」

 

 

逃がすか、やろォ!!

「障害物が多すぎる!狙ったって当たるものじゃないわ!」

 

「姫様、追いますか!?」

「……いいえ、向こうも追撃は想定しているでしょう。

       地形を熟知している分、オランピアが絶対的に有利ですわ」

「ここは退くべきね。元老院にも、第2階層の行方不明事件の首謀者は

       オランピアであったと報告しましょう」

 

「……大変なことになったわね」

「ただ修行にお付き合いするつもりだったのに、まさかこんな……」

……撃てなくてごめんなさい、テュール様

「下手に手を出せば、誰かが犠牲になっていたかもしれない。

       あの時に撃てなかったのはそういうことよ」

(海都、元老院、深都、オランピア……。元老院は何を知っている?

       多くの冒険者を犠牲にしてまで、オランピアは何を隠している……?)

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-26/

・詳細なキャラ設定⇩

https://kimagure-azuma.jp/sq123r_chara/

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