レトロゲームをプレイ:MOTHER1・その13

MOTHER1

最近『戦場のフーガ』というゲームをクリアしました。おもしろかったです。

『テイルコンチェルト』や『ソラトロボ』とは別世界の話かと思いきや、あんな形で繋げて

くるとは思いもしませんでしたね。続編が気になる。

 

さて、前回でテディが仲間になったので、マジカントで装備を買おうとしましたが、

うっかり少なめにお金を持ってきてしまっていたので、『まふうじのコイン』だけ買いました。

あとは、預かり人から『アシガルソード』を引き取って、とりあえず一通り装備を揃えました。

 

たったこれだけの装備なのに、オフェンスとスピードに関してはすでにニンテンより

二回りくらい高くなっています。いかにテディの兄貴が頼りになるかわかりますね。

 

マジカントの帰りは、イースターの『ガリクソンさん宅の赤ちゃん』から受け継いだPSI、

『テレポーテーション』でバレンタインの町まで。

今までに訪れた町々の名前を見ると、その土地での思い出が蘇るようです。

 

この『テレポーテーション』は、ある程度の加速が必要なので、まっすぐで長い直線か、

または直径6~8マス程度の広場が必要です。(十字ボタンで方向転換可能)

成功する前に障害物などにぶつかるとPSIが発動できず、ドーーン!!という爆音とともに

黒焦げになります。

見た目こそ強烈ですが、あくまで演出なのでダメージはありません。(PPはちゃんと減る)

 

PSIが成功すると、こんな感じで高速移動しながら町の入り口近くまでワープできます。

現世に戻ってきて早速ですが、敵の本拠地『ホーリーローリーマウンテン』に向かいましょう。

 

『ホーリーローリーマウンテン』の道中には、小さな一軒家がありました。

テディは戦闘においては本当に頼りになる仲間ですが、さすがに連戦となると息も切れてきます。

ここで少しだけ休憩させてもらえないか訪ねてみましょう。

 

家の中は、簡素ですが診療所のようでした。

家主に話しかけると、なんと無料で怪我を治したりしてくれるそうです。

しかも、荷物がいっぱいになるまで、いくらでも『きずぐすり』をくれます。

 

休ませてくれるのはありがたいですが、『きずぐすり』だってそれなりの値段です。

そんなものをいくらでもくれるというのは、この人はどういう事があってこんなところに

居を構えているのでしょうか?

どちらにせよ、善意で休ませてくれるようなので、ありがたく利用させてもらいましょう。

 

周辺で少しお金を稼いで、テディに『めがみのうでわ』を買いました。

再び『ホーリーローリーマウンテン』に向かう途中で、アナがついに『ライフアップπ』

修得しました!!

 

このPSIは仲間全員のHPを50~60程度回復する効果があります。

『ドラクエ』で例えるなら、当然『ベホマラー』ですね。

この効果は、最終決戦での命綱と言っても過言ではありません。その時をお楽しみに。

 

さあ、ついに『ホーリーローリーマウンテン』の麓まで辿り着きました。

敵の本拠地なので、ここらは敵の強さも1ランク上になってきます。

気を引き締めていきましょう。

 

『ホーリーローリーマウンテン』は、中腹まで至る洞窟と、頂上まで外観を上るルートの

2部構成になっています。

 

洞窟はやや複雑な天然の迷宮で、今まで出てきた『スターマン』のアッパーバージョンの

『ブルースターマン』や、驚異的なディフェンスで超強烈な攻撃PSIを使う『ブレインガ』が

出てきます。

対策ができていれば脅威とは言えませんが、先が長いので逃げるのも手でしょう。

 

敵が強めで迷いやすいダンジョンですが、ここにはロイド以外の仲間の最強武器があります。

『KATANA』はテディ専用の武器、『とびきりのフライパン』はアナ専用の武器、そして、

『さいこうのバット』は主人公ニンテン専用の武器になっています。

レベルを上げるついでに、隅々まで探索しておきましょう。

 

長い天然の迷宮を抜けると、ついに『ホーリーローリーマウンテン』の中腹に辿り着きました。

眼下には、つい先ほどまでニンテンたちが旅をしていた壮大な景色が広がっています。

 

しかし、景色に感動している暇などありません。

ここからは、敵の強さが2~3ランクほど跳ね上がるので、全く気を抜けなくなります。

『ドラクエのツー』の、”あのダンジョン”を思い起こしてください。ちょうどそんな感じです。

 

2ランク上の強さがどのくらいかというと、敵にターンを回すとほぼ壊滅するレベルです。

かといって、速攻を狙うにしろ耐久力の高さも異常に跳ね上がっているため、まともに

戦うには敵の現在HPを1~10程度まで減少させる『PKフリーズγ』、敵を一撃で

倒すことができる『PKビームγ』『PKファイアーΩ』『スーパーボム』が無いと危険です。

 

ニンテンが気力を振り絞って立ち上がると、最後にパパへ電話した『マジカント』に居ました。

ふと、ニンテンはあの時の『ドラゴン』が気に掛かって会いに行くと、前は目を覚まさなかった

『ドラゴン』が口を開き、襲い掛かってきました!

 

この『MOTHER』におけるドラゴンは、どちらかというとまぬけな印象がありますが、

その実力は本物です。

喧嘩で場数を踏んでいるテディですら、通常攻撃でこの程度のダメージを受けます。

 

長期戦は不利なので、『ディフェンスアップβ』『サイコシールドβ』で守りを固めたら、

テディとニンテンに『オフェンスアップ』を使って攻撃、アナは今覚えているPSIで一番

強いものを使って一気に攻めます。

 

今までにない、長い戦いになりましたが、『ドラゴン』はニンテンたちの力を認め、

戦いの手を止めました。

 

『ドラゴン』が守っていたのは、一枚の古い『楽譜』でした。

ニンテンが『楽譜』に目を通すと、紙に書かれているだけの簡素な音符が『メロディー』

流れとなって、頭の中に浮かんできました。

 

ニンテンが再びドラゴンの方を見ると、ドラゴンは再び眠りについていました。

敵の強大な力の片鱗に挫けそうになったニンテンでしたが、ドラゴンの『メロディー』は

再び戦うための『勇気』となって、自分たちの心に流れ込んでいるような気がしていました。

 

ニンテンたちはドラゴンに軽く頭を下げ、再び敵の本拠地に歩みを進めます。

心の中に芽生えた、”ほんのちょっぴりの勇気”に後押しされるように……。

 

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