レトロゲームをプレイ:MOTHER1・その9

MOTHER1

気温はあまり変わらないみたいですが、台風なので天気が荒れてくるみたいですね。

本当に、何事も無ければいいんですがね。

 

さて、列車で周れる町は全て行ってしまったので、残りは『イースター』の町です。

しかし、駅から『イースター』方面は、このように線路が寸断されて通行不能になっています。

 

辺りを見渡すと、ニンテンたちは北の山側から向こうへ回り込めそうだと思いました。

人が通ることを想定していないようなルートですが、なんとか通り抜けられそうです。

 

山を越え、森の獣道をかき分けていくと、ニンテンたちの目の前には砂漠が広がっていました。

この場所は『アドベントさばく』。メキシカンで陽気なBGMが出迎えます。

 

ここからは、敵の見た目も本格的に『異星からの侵略者』のような怪物が増えてきます。

……が、『ゆうれいやしき』という悪夢を乗り越えたニンテンたちにとっては、

多少怪物っぽい見た目になったくらいでは動じません。

 

『PKビームγ』を使う『デスバーボット』、味方のHPを全回復するうえに倒すと

カウンターを仕掛けてくる『エナジーロボ』が多少厄介ですが、ここまで来ればPSIは

充実しているはずなので、PPに気を付けさえすれば乗り越えられるでしょう。

 

先ほどの戦いでアナが新しいPSIを覚えたようなのでさっそく確認すると、なんとここで

『スーパーヒーリング』が使えるように!!

消費こそPP『36』と重めですが、『いしきふめい』を治療できる唯一のPSIです。

『フランクリンバッヂ』はどうしても一人分足りないので、『PKビームγ』の保険として

これ以上のものはありませんね。

 

『ちず』を見て、砂漠にある建物らしきものを目指すと、なんと『遊覧飛行』の宣伝をする

看板が見えてきました!

アクセスが悪いはずの砂漠のど真ん中で遊覧飛行とは、利益を度外視した道楽なのでしょうか?

近くのオアシスにその人らしき人影が見えたので、早速話しかけてみましょう。

 

いやちょっと、物騒すぎる。

素人どころか、子供の知識で「気を付ける」もなにも無いでしょうが……!

 

まあ、気を取り直して遊覧飛行を体験してみましょう。

こういう事があるから、多少なりともキャッシュ(現金)は持ち合わせておかないとね。

 

ツアーに参加すると、『チケットのはんけん』10枚で『戦車』に乗せてくれるようです。

今は3人でいるので、あと7枚ですね。「12枚で」とは言わないあたり、この人は本当に

道楽でこの商売をしているようです。値段も本当にリーズナブル。

 

先ほどの話からすると、この人は退役軍人のようですね。

退役してこんなものをもらえるとは、結構階級の高い人物だったのでしょうか?

とりあえず、『Aコース』を体験してみましょう。

 

セスナは見た目こそオンボロですが、未だにかつての雄姿を見せてくれます。

Aコースは、この『アドベント砂漠』を一周するコースです。

 

過酷な砂漠の環境でも逞しく生きるサボテンたち、荒々しい波に削られた岩の海岸線、

そして、砂に呑み込まれた、かつての神殿らしき遺跡群。

町育ちのニンテンたちにとっては、とても新鮮な景色が広がっていました。

 

Bコースは、ニンテンの故郷『マザーズデイ』周辺までのコースでした。

お隣さんのピッピちゃんの家、愛しい家族の待つ『マイホーム』、侵略者と初めて遭遇した

『シュークリーム動物園』、そして、ロイドやアナたちと一緒に、あっちこっち迷いながら

探検した『ダンカン工場』。

 

ニンテンの頭の中には、今までにあった楽しかったこと、嬉しかったこと、辛かったこと、

苦しかったこと。色んな『思い出』が渦巻いていました。

 

そして、Cコースはまだ見ぬ町『バレンタイン』~『イースター』の周辺地域。

まるで、未来から過去を思い返しているような、不思議な気持ちです。

ニンテンたちは、また『この線路に沿って』再び旅立つことになるのでしょう。

 

遊覧飛行の途中で、ニンテンはなぜか『サボテン』が気になっていました。

最後にもう一回ツアーに参加する前に、さっきのサボテン群に向かいます。

 

注意深く観察すると、なぜか顔が付いたサボテンを発見!

そしてこの『サボテン』は、ニンテンの心に何かを問いかけているように感じます。

 

『テレパシー』でサボテンに話しかけると、なぜかサボテンは『”歌い”』始めました。

広い砂漠の真ん中で、奇妙なサボテンの歌う『メロディー』は、まるでこの『大地』が

歌っているような感覚がしました。

 

さて、『チケットのはんけん』が12枚、これで戦車に乗れるようになったのでおじさんに

見せると、本当に戦車に乗せてくれることになりました!

おじさんは「戦車を壊さないように」と念を押してきましたが、オンボロ戦車とはいえ、

よほどのことが無い限りは壊れることも無いでしょう。

 

この戦車はオンボロながらも整備が行き届いていて、砂漠の砂に足を取られることも無く、

軽快な走りを見せてくれました。

せっかくなので、ツアー中に見えた遺跡まで乗りつけていきましょう。

すると……!!

 

 

今まで影も形も無かったはずの超巨大ロボット『R・7037』が襲い掛かってきました!

こんな巨体ならば、近づくまで気付けないはずがありません。

このロボットもまた、『侵略者』が送り込んできた刺客という事でしょう。

 

ステータスは、ディフェンス600各属性(ビーム含めて)無効という鉄壁ぶり。

オフェンス300も、ニンテンが喰らって一撃KOされる絶望的な威力です。

 

しかし、それは『生身で戦えば』という話。今のニンテンたちには『戦車』があります。

この『戦車に乗っている』状態だと、『R・7037』からの攻撃は『全て』反射します。

ニンテンたちも負けじと、軋む砲身をターゲットに向け、ひたすら撃ちまくります。

 

 

『R・7037』が沈黙すると同時に、ニンテンたちが乗っていた戦車も、ついに

寿命を迎えてしまいました。

おじさんには悪いことをしましたが、彼が戦車を貸してくれなければ、ニンテンたちは

成すすべなくやられていました。

 

ニンテンたちは鉄くずとスクラップの先に、入れそうな穴を見つけました。

敵がこんな兵器を持ち出してまでニンテンたちを妨害しようとした『理由』がそこにあるはず。

ニンテンたちは、意を決して遺跡の奥に踏み込みます。

 

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