春らしくなったと思ったらいきなり寒くなったりで、本当に天候が読めませんね。
これからどうなることやら。
さて、前回は序盤のボス『ビッグキャノン』×2を撃破したところですね。
さっさと進みたくなるかもしれませんが、ここでビッグキャノンが居たマスを調べると、
大砲の『35ミリ機関砲』が入手できます。(2基あったので、2つ入手できる)
初期状態で弾数がカンストの『99』もありますが、モスキートの初期装備である
『37ミリ砲』よりも威力が低すぎるうえに、特殊砲弾も撃てないので使い物に
なりません。(37ミリ砲は威力75・これはたったの45、最大改造でも49)
なので、手に入れてしまったらトランクルームに預けるか売っぱらってしまいましょう。
捨てる?少しでも稼ぎたいと思わんのかね?
戦車の道具を確認していると、なんと『ナマリ茸』が生えてしまっていた!
これはメタルマックスではお馴染みのおじゃまアイテムで、ダンジョンなどで
戦車を放置すると勝手にアイテム欄に入っていることがあります。
アイテム欄が1つ潰れるだけならまだいいとしても、『重さ』が存在するため、
序盤で手に入れてしまうと貴重なSPがさらに少なくなってしまいます。
(後年の作品ではなぜか重量がない場合もある)
おまけに、場所によって自動販売機の”当たりの景品として”設定されていることがある
という嫌がらせも存在します。悪意しか感じねえ……!!
さらに言ってしまうと、取り除くには『洗車屋』という店で戦車を洗う必要がありますが、
その肝心の洗車屋が最終盤の町にしか存在しないので、それまではこの重たい
引っ付き虫を抱えながら冒険する羽目になります。チクショウ、どうしてこうなった!
車体が軽いバギーだったからまだマシではありますが……。
気を取り直して大砲の先の細い道を進んでいくと、湖の先に小屋を発見しました。
とりあえず寄ってみましょうか。
小屋の老夫婦と話すと、「なんてことをしてくれた!」と怒られました。
話を聞くに、なんでもあの大砲は”あの島の辺りから湧き出るように現れる”モンスターを
駆逐するために設置されていたものだったんだとか。
そうだとしても、せめて対岸のポブレ・オプレくらいにはそういう事情を伝えておけば
いいんじゃないのか。
こちとら、橋が使えなかったから力尽くでアレ突破してきたんやぞ……!!
大砲を超えたあたりから、モンスターの顔ぶれもまた変わってまいりました。
この辺りは攻撃力が高いモンスターもそれなりに見られますが、それ以上に凶悪なのは
この『アシッドアント』ですね。
この敵はacid(酸)の名の通り、強酸を吐いてこちらを『酸』状態にしてきます。
戦闘中は極微細なダメージで済みますが、自然回復ができない状態異常なので、移動中も
一歩ごとにHP(SP)がゴリゴリ減っていきます。
『酸』は人間が喰らった場合は宿屋に泊まる(シャワーで洗い流しているという設定)か
アイテムの『中和クリーム』、戦車は洗車するかアイテム『アルカリワックス』を
使うことで治すことができます。
このような面倒な状態異常にしてくる敵も出てくるので、アイテムの確認や準備は大事です。
ん?『姉さんのタオル』とはなにかって?まあ、お守りみたいなものです。
戦闘中に使うと『ガス』属性の異常に少し耐性が付きます。ありがたいね。
ガス系異常を完全に無効化する『ガスマスク』が手に入ったら用済みにはなりますが、
最後まで持っていたプレイヤーもたぶん多かったんじゃないでしょうか?
似たポジションの『親父のシャツ』は速攻トランク行きにしたりとか。
さらに進むと、泉のトレーダーのキャンプが見えたので寄ってみましたが……、
なんか妙な待ち方をされて町の情報をくれました。
彼らの意図はわかりませんが、とりあえず北の『オードリー』まで行きましょうか。
トゥース!
『オードリー』の周辺では、また一段と強いのと久方ぶりの変なのの姿も見えます。
しかし、それぞれが厄介な特徴があるため、いっそのこと逃げまくるのも手です。
この敵グループの特徴はそれぞれこの通り⇩
・スナイパードッグ(左上2体)
全体的に能力が高く、プロテクターで致命ダメージを防御する犬
・アシッドアント(左下)
『酸』を使ってくる上にHPも高めでうっとおしいムシケラ
・スポイトキウイ(右側2体)
キワモノ枠のひとつ。弱いが回復能力があるのでさっさと倒したいやつ
さて、紆余曲折ありましたが、ようやく新天地の町『オードリー』に辿り着きました。
この新たな町では、いったいどのような出会いが待っているのか……。
・続き⇩
https://kimagure-azuma.jp/retro-mmr-11/
・前回⇩
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