世界樹の迷宮ⅢHDRプレイ日記:星紡ぐ冒険手記・章ノ55

ゲーム

・前回のあらすじ

己の弱さを自覚し、受け入れたアステリアのリーダー、シルヴィア。

深王を止めるべく、一行は王家の聖域へと足を踏み入れる。

・前回⇩

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第5階層のネタバレが含まれます


 

 

 

闇深き殿あらかに沈む光の先

其処はまさしく神秘の園 光輝が彩り”白亜”と染まる

 

此処に御座すは”再開”望みし『白き姫』

此処を目指すは”覇道”臨みし『黒き王』

此処を夢見しは”畏怖”糧とす『灰の闇』

 

神秘に染めし其の気高き『白』の意味するは

永劫還らぬ”過去”微睡む『白痴の夢』か

己が”未来”悉く塗り潰す『白霧』の色か

 

 

其れとも

破滅と混沌望みし 人知及ばぬ『虚無』なるか

 

 

この地の名は―――

 

 

 

 

 

―――『第五階層 白亜ノ森』

 

 

 

「ここが王家の聖域、『白亜の森』……」

「あの山の中が、こんなにも神秘的な光景だったなんて……!」

地面がぴかぴかです

「水面ではない……、まるで硝子のようだ」

「結晶の地面……? ここの植物はどうやって生えているの?」

 

「……!? これは!」

「転移装置……だったはずですが。なぜ庵に?」

いたっ! 足ぶつけちゃった……

「あっ、大丈夫!?」

「あ、あれ? ここ、なにも無いはずなのに……、金属のような感触が」

「これ、もしかしたら何かの技術で庵みたいに見えてるだけ?」

「……なるほど。周囲の風景に完全に溶け込んでいるから、

       元老院側が認知できていなかったのか」

「今はそれを考えている場合ではないわ。先を急ぎましょう」

 

「第1階層のドリアンに似た魔物と、巨大なネズミか」

おいしいのかな

「あの階層とは大きく離れているので、また違う攻撃をしそうですね」

 

「な、なにこのネバネバ……!? 取れない!」

「ピリピリと痺れるような感覚がする……。ただ脚を奪うものではない?」

「うぐぅ……。あのネズミ、見た目以上に狂暴です!」

「しかし、あまり妙な技は使わなそうね。一気に畳み掛ける!」

 

(己の弱さを受け入れたとたん、技のキレが良くなった気がする……。

       今なら、このショーグンの技の真価を引き出せるはず……!)

 

「岩をも穿つこの『剣』を見よ! 撃剣・柄落し!!」

「足を取られているのに、流れるような動き……!」

「もう刀を使いこなしてる!」

きれい……

「ボクも遅れちゃいられない……」

 

「扉か……」

葉っぱがわさわさしてる

「この花って……」

「白い『椿』でしょうか。なるほど、王家の紋章にあるのに、なぜ海都で

       椿を見かけないと思ったら、この白亜の森にあったのか」

「王家の象徴の花となれば、ここが『結界』なのかしら? 気を付けましょう」

 

「くぁ……!? め、目が眩む……!!」

「何なのここ!? 真夜中なのに、なんでこんな眩しいの!?」

「おめめ悪くなっちゃう……!」

「コンパスの針が狂い始めた……!? これでは方角がわかりません!」

「こ、これでは地図を記すのも容易ではない……! 急いで向こうの扉に!」

 

「なんとか抜けましたね……。安全なうちに、目薬を差しておきましょう」

「うう……、星術師は目が大事だってのに。次、あたしにちょうだい」

「まさかこんなところで、遮光器の重要性を思い知らされるとは……」

マタギのおじさん、どうやって作ってたかなぁ

「……コンパスが正常に戻った。

       もしかすると、あの部屋の中だけ磁場がおかしいのかもしれません」

「おそらく、この先にも同様の場所はあると見ました。

       お葉。歩いた距離と向きを変えた位置を覚えて、それを地図に記録してください」

 

「またもや扉が……」

こっちはお花ついてませんね

「どういう違いなんだろ? とりあえず先に進まないと」

 

「……? あの眩しさが全く無い?」

「そのようですね。もしかすると、花の付いた扉が眩しい場所の印なのでは?」

「それさえわかれば、とりあえず光にだけ注意できるわね」

 

「……! あれは!」

「くっ!? たった2日ほどしか経っていないのに……!」

「……貴女、やはりタフね。もしくは予備の体があるの?」

 

 

「まずい、魔物を……!」

「姉上とプレールの弩を警戒して遮蔽の多いところへ……。

       深王はもうだいぶ進んでしまったのか?」

「まずこの状況を斬り抜けることだけを考えましょう」

 

かまきりさんでしょうか?

「あれはヤバい……! 各地の樹海で、あれに真っ二つにされた人の数は

       両手なんかじゃ済まない!」

「情報が出回るほど有名なFOE……。あのFOEにはどんな特徴が?」

「カマキリのFOEは確か……、一定の距離ごとに動きを止める、

       または特定の方角に立つと追ってくる、というのがあったはずです」

「しかし、今ここにいるのも同じとは限らない。まず観察しましょう」

 

「地図のマスで3つごとに止まる、他のFOEと同じように東西の方向に

       優先して動く、か。他の迷宮とほぼ同じみたいね」

「あとは地図や目測を誤らなければ抜けられそうです」

「情報はよし。一度撤退し、仕切り直しましょう」

 

「振り切ったか……。お葉、キルシェ、オランピアの姿は?」

「……周囲には見当たりません」

「たぶん、あのまま木々の間を移動しているのかも。

       ……でも急ぐのなら、なんで開けている道を移動しないの?」

「こちらをわざわざ足止めしたのは、オランピアは未だ深王と

       合流できていないからなのでは?」

「あえて道なき道を進み、包囲や待ち伏せをすり抜けようと

       しているということですか」

遠まわりしすぎて会えなくなっちゃったんでしょうか

「そうならば、こちらに好都合だわ。時間的に多少は余裕ができる」

 

「……!! あれはまずい!」

あのお花ですか?

「どういう魔物なんですか?」

「あの姿は確か、『危険な花びら』!

       あれに永眠させられる冒険者はとっても多いの!」

「全員、あの花に集中攻撃! 行動される前に潰す!」

 

「火があまり効いてない……? 他の迷宮とは別種なの!?」

 

「お葉とプレールが眠っちゃった!」

(……噂で聞くほど危険に感じない? なぜ?)

「あの弱り方なら、そろそろいけるわね。喰らいなさい!」

 

「なんとか斃せましたね」

「意外なほど手強さを感じませんでしたね……」

「だけど、複数人を一度に眠らされることに違いはない。

       複数の群れで来られると、本当に何もできぬまま永眠もあり得る」

おっかないですね

「そろそろ消耗も激しい。一度帰還して準備を整えましょう」

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-56/

・詳細なキャラ設定⇩

https://kimagure-azuma.jp/sq123r_chara/

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