世界樹の迷宮ⅢHDRプレイ日記:星紡ぐ冒険手記・章ノ3

ゲーム

・前回のあらすじ

ミッションを受けて初の迷宮探索に乗り出したシルヴィアたち。

ほどほどに今回の探索を終え、一度街に戻り態勢を整えるのであった。

 

・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-2/

 

「さて、まずは戦利品を処理しましょう」

「迷宮で採れるものはどのくらいの価値なんでしょうか?」

「ミッションで使われるような階層だから、そこまででもないでしょうね」

 

テュール様、新しい商品が買えるようになりましたよ

「なるほど。持ってきた素材でそのギルドの力量を計っているのね」

「ってことは、良いものを買うにはもっとヤバいのを狩って来いと?」

「樹海で採れる植物や鉱石などは高めに買い取ってくれるそうなので、

        そちらを狙うのもいいかもしれませんね」

「それならば、後で採取のための人員も雇いましょうか。

        あと店主さん、メディカをおひとつ頂戴しますわ」

 

「よし、手当はこんなものかしらね」

「え?なんでまた迷宮に?休憩しに来たんじゃないの?」

「正午くらいには一度探索を切り上げて宿に戻る予定ですわ。

        みなさん、もう少しだけ辛抱してください」

 

「そういえば、地図のここが変な感じになってましたね。

        今のうちに描き直しておきます」

お葉ちゃん、左のとこも消えてるよ

 

「おや、こんなところに扉がありますわね」

「……この扉、誰が何のために作ったの?

        地図での位置といい、これ自身の高さといい、なんか不自然だわ」

人の手が入っているように思えない樹海でも、たくさんの扉が

        連なっていたという話もありますし、不思議ですよね」

「おっと、みんな構えなさい。

        お魚さんとドリアンがお出ましみたいよ」

 

「くっ……、針の目潰し!?全員、目を守りながら戦いなさい!」

「姉上!!」

この野郎!!中身ぶちまけろ!!

 

テュール様、だ、大丈夫なんですよね?うちの顔、見えてますよね?

「心配しないで、プレール。

        幸い、失明するほどの威力ではないみたい。危なかったわ」

「いきなり目を狙ってくるとか、卑怯じゃないの!」

「彼らはこの迷宮で生き延びるためにその術を編み出したのですわ。

        ……我々は、これからその脅威と何度も相対しなくてはなりません」

「……っ」

 

 

「さて、この場所は……。あら?中央に何かありそうね」

「何かが採れそうですけど……専門知識が無いとちょっと無理ですね」

「おっと、気が付けば正午ですわ。

        今回の探索はここで切り上げておきましょう」

 

「うーむ、今回の探索の成果はこんなものですか」

「装備や消耗品、宿代に治療費。

        これからを考えると、やはり採取地点を活用する必要があるわね」

テュール様。ギルドの近くで農民らしい人を見かけたので、うちが勧誘してみますか?

「そうね。その時は、わたしとシグドリーヴァにも声を掛けて。

        ……なるべく実力がありそうな人を見繕わなければならないから」

 

「いつの間にやらこんな時間になってしまっていましたわね。

        食事が終わったら、日が落ちるまで各自休息を取りましょう」

「……ああ、ソファが、毛布がこんなに愛おしいものだったなんて」

農作業より……疲れた

(やはり迷宮のモンスターは手強い。……ボクの力で守れるのかな)

(なんだか、自分の素の実力を見せつけられたような気分だわ……。

        シグドリーヴァだけでなく、わたし自身も強くなる必要がある……)

 

「さてみなさん、休息はしっかりとれましたか?」

「ボクは大丈夫です」

「できれば日が昇るまで寝たかった……」

大丈夫?キルシェさん。元気が付くニンニク玉食べる?

「さすがに夜になると、迷宮もいい雰囲気になるわね」

「今回の探索は深夜0時までを目処に切り上げる予定です。

        それでは、出発!」

 

「ここは……、入口の広場から西のあたりですか」

「なんだかんだで順調に地図が埋まっているみたいね」

「夜風と滝の飛沫が合わさってすごく気持ちいい」

「しかし、休息は先ほどとってしまいましたね。

        またの機会に楽しみましょうか」

 

「奥地とだけあって、少々道が入り組んできましたわね」

「こういう地形は、獣にとって絶好の狩場だわ。

        みんな、一層気を引き締めてちょうだい」

(獣の狩場……?そういえば、さっきすれ違った人たちが……)

 

「……!?この猫、どこから?」

「……ッ!(強敵!!)」

「まずい!こいつはオオヤマネコ!

        さっきの人たちも、コイツにやられたみたいです!」

 

「姉上!お葉!直ちに守備を固めなさい!

        プレールとキルシェは最大火力を!」

 

(奴の攻撃に耐えられるのは、わたしか辛うじてシグドリーヴァ。

        ならば、ここは重傷覚悟で引き付けるしかないわね)

 

「ぐっ、なんて筋力!?次は耐えられない……!」

し、しまった、外した!テュール様……!

「お葉!姉上の手当てを急ぎなさい!

        プレールとキルシェは引き続き攻撃せよ!」

 

「や、やった。獣だから炎が効くみたいね」

「ナイスです、キルシェさん!」

「なんとか最小限の被害で済みましたわね。

        総員、この領域から出るまで警戒を緩めぬように」

 

「あっ、すごい!宝箱が2つもありますよ!」

「それではこちらも、遠慮なく頂戴していきましょうか」

 

「中身は……100エンとメディカⅡ。まあ、こんなものでしょうね」

「よく考えたら、ミッションでこの階層の地図を描かせるんでしょ?

        他のギルドだって見つけてるはずだし、なんで中身が残ってるのかしら」

「ミッションのために元老院の方があえて配置したのかもしれませんね。

        ……それにしては、妙に年季が入った箱ですが」

 

「さて、地図は一通り仕上がりましたが……」

なんだかぽっかり空いてる

「ここの反対側って、壁に裂け目があったとこじゃないの?」

 

「ご明察ですわね、キルシェ」

「この場所も描けば完成しそうですね。もうちょっとです」

 

プレール様、この箱が開きません

「うーん、特殊な鍵が掛かってるみたいね。

        中身がわからない以上、壊すわけにもいかないわ」

「なんかこうゆうのってモヤモヤしてヤな感じ。

        お葉、ちゃんとメモして、いつか必ず開けてやりましょ」

「もう片方はアムリタですか。これも使い時を見極めませんと」

「……ん?あっ、しまった……!申し訳ありませんシグドリーヴァ様。

        この地図、よく見たらまだ描き切れていませんでした!」

 

「ふむ。まあ、そのことはまた明日にしましょう。

        それでは皆さん、宿に戻って明日に備えますわよ!」

「ふぁ~あ、も、もう眠くて限界……」

もうちょっと街を見たかった……

「今度、迷宮探索の息抜きにみんなで観光しましょうね」

「うーん、今夜中に地図の見直しをしておかないと……」

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-4/

・詳細なキャラ設定⇩

https://kimagure-azuma.jp/sq123r_chara/

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