世界樹の迷宮ⅢHDRプレイ日記:星紡ぐ冒険手記・章ノ21

ゲーム

・前回のあらすじ

魔魚ナルメルを打倒し、ついに第二階層へ足を踏み入れたアステリア。

神秘の水底に待ち受けるものとは……?

・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-20/


第2階層以降のネタバレが含まれます。


 

「シュコー…シュコー…」

「ほら、プレール。シュノーケルなんて外しちゃいなさい」

ああっ、おぼれ……ない?

「非常に不可思議な光景ですわね……」

「これは、本当に現実の風景なんでしょうか……?」

「きゃーっ、すごい!! まさか生身で海底探索できるなんて!

       冒険者になってよかったわ!!」

キルシェさんがすごく楽しそう

「あ、お、おほん。あんまりにもすごい場所なんで、つい」

「気持ちはよくわかります。

       わたくしも、非常に好奇心が昂っていますわ」

 

「この階段の上……、先ほどまで居た湿地帯なんですよね?」

「信じられないのも無理ないわ。

       この場所は、明らかに人知を超えているもの」

 

「む?遠目からは珊瑚に見えましたが、これは植物ですわね」

「えっ、嘘!? ……ほんとだわ。

       海底なのに、地上と同じく植物が生えてるなんて……」

「珊瑚や海草に似ているのは、擬態なのかしら」

「な、なんだか頭がこんがらがりそうです……」

海藻に似てるなら食べれるのかな

 

「ふと思ったのですが、上のあれは水面ではなさそうですわね」

といいますと?

「変な言い方になるけど、『天井』だと思うの。

       空気が固定化されて、廊下のようになっていると仮定すればだけど」

「その考えは面白いわね。これも古の技術なのかしら」

「もしそうだとすると、海に沈んだ海都はまだ生きてる

       ということになりそうですが……」

 

「ん?前方に人影あり。何者かしら」

「あの服装は……彼ですわね」

 

ええっと……。くじらさん、こんにちは

「いや、クジュラさんですからね……!」

「知識欲と好奇心に勝る力はないわ。当然よ!」

 

「あらあら、相変わらず手厳しいお方」

「我らの信条は『常在戦場』! 抜かりはありませんことよ」

 

「上層以上の行方不明者……」

「で、でもここで引き下がりたくないわ」

(『死者』ではなく『行方不明者』?なにか引っ掛かる……)

 

テュール様やみんなに何かしたやつは、うちが蜂の巣にしてやります

「頼もしいわ。でも、みんな無事でいることが大切だからね」

 

 

「あれは……」

「天高く立ち上っていますわね。何でしょう」

 

「あれが話に聞く樹海磁軸というものですか」

「持ち運べないけど双方移動ができるアリアドネの糸みたいなものね。

       真実が見つかってないなら、あたしが見つけちゃおうかしら」

「いろんな意味で闇に葬られてないといいけどね」

 

「度々感謝いたしますわ、クジュラ殿!」

「彼は不思議な人ですね。

       気難しそうなようで、甲斐甲斐しく面倒を見てくれているというか」

「元老院の遣いだから冒険者じゃないみたいだけど、

       それにしたって歳の割に熟練しすぎてるっていうかね」

 

これ、どうやって使うんでしょう

「糸は飽きるほど使ってるけど、これは……ねぇ」

「……ふむ、周りの足跡から推測すると、飛び込めばいいのでは?」

「多くの人間が利用しているのなら、安全であるのは確かか」

「物は試しと言いますし、みんなで入ってみましょう」

 

「なるほどね。たしかに、糸の時と似た感じだったわ」

「さ、帰って来て早々だけど、ミッションの報告に行きましょう」

 

「こう見えて、わたくしと妹シルヴィアは祖国で将を担っている身ゆえ」

「そして、それを支える頼もしき者たちが居てこそですわ」

 

「これでボクたちも、一人前の冒険者といったところでしょうか」

「なんだっていいわ。ああ、深都、そこに何があるのか!」

(こうしているキルシェを見るのも、もう数年ぶりね……)

 

「言伝ですね?確かに承りましたわ」

アガタさんとカナエさん、どこにいるのかな

 

「……安請け合いしちゃったものの、海都は広すぎるわ。

       どうやって探すの?」

「宿はボクたちと同じですが、必ず居るわけでもありませんよね……」

「なら、宿の子に手紙を渡すよう頼んでおきましょうか」

「そうしましょう。それが済んだら、商店へ行きます」

 

「魔魚の素材からは弩か。凄く良さそうな品物ね」

「プレール、ちょっと持ってみなさいよ」

 

ぶいっ

「ふふ、良く決まってますわよ」

「ミッションの報酬も出たから、早速買いましょうね」

 

「ヌシとの戦いは快勝でしたが、やはり消耗も凄かったですね……」

「そうね。新しい階層は何があるかわからないし、よく休みましょう」

「海に沈んだという深都か……。そういう伝承の本、売ってないかな」

「キルシェ。折角なので、今回の旅路を占ってくださいな」

「あのことがあったから気が乗らないけど……、まあやりましょうか。

       えっと……、『HANGEDMAN』の逆位置?」

なにが起こるんですか?

「これの逆位置は……『物事に流されるまま』『改めぬ限り好転せず』」

「あまり良い意味ではありませんね……」

「ふむ……。この結果は覚えておきましょうか」

(そういえば、”あたしたちの”旅路とは指定してなかったな。

       まあ、注意するに越したことはないわね)

 

「海都から直接ここまで戻れるとは。便利ですわね」

「あ、あの……。昼間と雰囲気が変わり過ぎですよね、ここ」

「ここは海底だから、相応の暗さでしょう」

「この程度であたしは止まらないわ。幽霊でも化け物でもどんと来い!」

キルシェさん、足にふなむしが

「ひぃいいっ!?」

 

「磁軸の先は順路のようですし、まずこちらを攻めましょうか」

「南と北と、いきなり分かれ道ね」

ここはうちが占ってみましょう

「プレールさんも占いができ……その棒きれは?」

「古典的だけど、たまにはいいんじゃないかしら」

 

「その前に、敵襲ですね。初見の敵ばかりですわ」

「珊瑚と魚の魔物……。この階層は、やはり水中の生物が主ね」

「魚の方はフグに似ているので毒を使いそうですが、珊瑚の方は?」

「正直、見当もつかないわ。今まで以上に分析しにくいわね……」

 

「……盾で受けたこの衝撃の強さ、珊瑚はパワータイプかしら」

「凶悪な搦め手があるのかもしれません。注意しましょう」

 

「結局、フグのほうは体当たりしかしてきませんでしたね」

「手の内がわからなかったのは痛いわ」

「凍らせて倒すと素材を落とすとは聞いたけど……

 

やりましたね

「やるにはやったけど……、ちょっと先行きが不安ね」

「ここからは、戦闘能力の他に情報や技の練度が物を言いますね。

       引き際を弁えて進みましょう」

 

ぱたんとたおれて北の道~♪

「まさか、今どき棒倒しで占うとは……」

「意外に、何気なくやったことで幸運が舞い込むこともあるのよ」

「その逆もままありますが、まあ良い方向に考えましょう」

 

あっ、おたから!

「マジで?プレールって運良すぎでしょ」

「さて、今回は何が入っているのでしょうか」

 

「うん……」

「……疑問が尽きないわね」

「なんかコレ、全部の階層にありそうで怖くなってくるわ」

「南の道も見たら、この階の入口付近も調べましょうか」

 

「しまった!?急襲!」

「くっ……、防御態勢が間に合うか?」

 

あ、あ、あれ。みんな?すごい真っ暗……

「打ち首じゃあ!」

「広範囲に錯乱と失明の毒……!? お葉、直ちに退路の確保を!」

 

「あ、ああ……!そんな、どうして父上がここに……!?」

「な、なにも見えない……!どうすればいいの!?」

「くっ!?お葉とキルシェまで……!

       戦闘開始時の立ち位置は……次にこう動いて……」

 

「プレールとキルシェは姉上を掴んでわたくしの声の方に!

       お葉、こっちに来なさい!」

「違う……、父上はもう……!」

 

「……はっ! あ、あれ、ここは……」

「ふう……、まだ眩暈が酷いわね」

「正気に戻ったようですわね」

「お姫様の機転が無かったら、どうなってたことやら……」

……あ。朝になったんですか?

「これ以降は致命的な攻撃が多くなるとみて良いでしょうね」

(それにしても、あの状況で自分の位置と移動距離から

       退路を割り出すなんて……。憎たらしいくらいの度胸だわ)

 

「新手ですが……油断していますわね。奇襲を掛けます!」

「今度はヒトデの魔物か」

「なんだか嫌な予感がする……。気を付けて」

 

「つ、氷柱の槍……!?」

テュール様!

 

「うぐぅ……!」

「なんて威力……!手当を!」

「氷は効かない? いや、ヒトデは南国の生物だから……。

       な、なにが有効なの!?」

 

「身を守るべき……? いえ、後列に向かえばより危険!

       この技を使うべきね……!」

 

テュール様、死んじゃ嫌です!

「プレールさん、キルシェさん!手当を手伝ってください!」

「最初の階層でここまで追い詰められるとは、ね……」

「ええ……、我々は気付かぬうちに浮かれ過ぎていたようですわ。

       箍を締め直す必要がありますわね」

(……最も浮かれていたのはあたしね。

       いざというときに、何もできないなんて)

 

「扉の先は小部屋かと思いきや、道が続いていましたね」

さっきの横の道はどこに続くんでしょう

「順路がどちらにせよ、地図がきちんとできてないのは気になるわね」

「……そっちを見たら、一度帰りましょう」

 

これ、抜け道かな

「みたいですね。しかし、この階層の抜け道はわかりにくいですね」

「抜け道は地図から推測した方がわかりやすそうね。注意しましょう」

 

「こっちは行き止まりと宝箱、と。これは……」

おふだ?

「これは術式の起動符ね。この模様は……氷か」

「こういうものって、何となくシノビに似合いそうよね」

「お葉、これを指に挟んでポーズを決めてみてください」

「えっと……、こうですか?」

「おお、思った以上に様になっていますわね」

お葉ちゃん、かっこいい!

 

「いい時間になってきましたので、本日の探索はここまでとしましょう」

「敵の攻撃も、かなり厄介になりましたね……」

「経験に勝る智慧は無し、か。

       初見の相手は、今までの経験から対応するしかなさそうね」

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-22/

・詳細なキャラ設定⇩

https://kimagure-azuma.jp/sq123r_chara/

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