レトロゲームをプレイ:クロノアヒーローズ・その25-2

クロノアヒーローズ

どうも最近は、全国的に天気がすぐれないようですね。

自分が住んでいるところも、雨が降って快晴になったと思ったら雷まで鳴るうような

大嵐になったりとか。本当にわけのわからん気候だ……。

 

さて、前回はススムのドリルを探しにブリーガルまで行って空振りしたところでしたね。

またまたまたカイのところに戻ると、クロノアが立ち去った後に、新しく占いの結果が

出たのだと言います。

 

占いによると、今度は『港町』にドリルがある、そこにいる『サンドラ』を捜せと

出たそうです。

あんまりにもあんまりにも当てにならないカイの占いに辟易しつつも、クロノアは

ジャグケトルを目指します。

 

というわけで、ジャグケトルの水上市場にやってきました。

サンドラの見た目があまりにも溶け込みすぎていて、いないと勘違いして

スルーしかけたのは内緒。

 

 

クロノアがサンドラについて尋ねていると、件のサンドラ本人とご対面!

このキャラは『ワルキューレの冒険』シリーズからのゲストですね。

一作だけですが、サンドラが主人公の外伝もあったんだとか。

 

サンドラの言葉によると、彼はいろんな場所を冒険をしているそうですね。

その言葉に一縷の望みをかけて、クロノアはドリルのことを尋ねます。

 

予想はできていましたが、やはりサンドラもドリルのことを知らない様子です。

本当にカイの占いは、なぜ”天空寺院で”無くしたドリルのことを

遠方の人物が知っているという結果を出してばっかりなのでしょうか。

 

クロノアがカイの占いでサンドラに会いに来たのだというと、その占いよりも

『ワルキューレ』という人物に聞いた方が早いだろうと言います。

ただ、サンドラ自身にもワルキューレがどこにいるかわからないようです。

 

しかし、そのワルキューレと一緒にいたという『ギル』という人物が、この先の

港の方にいるのだという情報をクロノアに伝えます。

ドリル探しにもようやく進展が見えそうになったクロノアは、港を目指すことにしました。

 

さて、港の方に来てみると、海を見ながら黄昏ている人物を発見しました。

独り言を聞いてみると、60階もある巨大な塔を冒険していたようですね。

 

黄昏ている人物に話しかけてみると、やはりこの人物が『ドルアーガの塔』の

主人公ギルこと『ギルガメス』であったようです。

いつものようにドリルのことを尋ねるも、やっぱりギルも知らないご様子。

 

ドルアーガの塔、各フロアのアイテム出現条件の設定が本当にわけわからんもの

ばっかりだったなあ。当時のプレイヤーも、よくあんな条件を見つけ出せたもんだ。

もともとはアーケードゲームとはいえ、クリアさせる気あったのか……?

 

なんでも、当時はアーケード筐体の横に専用のノートが置いてあって、

このフロアではこうしろと各プレイヤーが自発的に攻略情報を記していったそうな。

もしその当時のノートが残ってたら、ゲーム史の重要文化財になるかもしれませんね。

 

ここでついに、不満が大爆発して不貞腐れるクロノア。

そりゃあ、当てにならない占いで振り回されてばっかりだものねぇ……。

 

しかしここで、カイという名前にギルが反応します。

すると、カイの占いは本当の意味で全く当たらないので、かつてはギルも

その占い関係でえらい目に遭ったことがあるようです。

 

衝撃の事実が判明したものの、ススムのドリル探索はここでついに手詰まりに

なってしまいました。

仕方がないので、クロノアはカイのところに向かうことにします。

 

さて、もう何度めかもわからない天空寺院の麓の街。

カイの姿を見るなりクロノアは詰め寄り、ギルからカイの占いが全然当たらないものだと

聞いたことを話します。

 

そのことを聞いたカイは、今回の件は自身の魔力の弱さを克服するため、鍛錬をかねて

ススムのドリル探しを手伝おうとしていただけだったのだと言います。

……しかし、占いの的中率の致命的な低さは魔力云々の話ではないと思うんだ。

 

自身の占いでクロノアを振り回してしまったことを謝罪したカイは、そのお詫びに

『ワルキューレ』という人物を紹介すると言いました。

その人物は、この先の天空寺院の内殿にいるはずだと言います。

 

ワルキューレという名前をサンドラが言っていたということを思い出したクロノア。

ススムのドリルが今度こそ見つかるのではないかという期待を胸に、長い天空寺院への

階段を駆け上っていくのでした。

 

天空寺院の内殿に辿り着いたクロノアは、程なくしてカイから紹介されたワルキューレに

会うことができました。

彼女は『ワルキューレの冒険』シリーズの主人公だったキャラですね。

 

意外とファミコン当時でも女性主人公の作品って多かったみたいなんですよね。

結構フェチな格好のキャラも割かし多いし。だからこそ印象深かったという人も

多いんじゃないでしょうか。

 

クロノアは初めて会った女神に感激しつつも、当初の目的だったススムのドリルに

ついて尋ねてみました。

話はすでにカイから伝えられていたようで、ワルキューレはすぐに返答をくれます。

 

ワルキューレからの宣託は、ムゥンズの村にいる『アンナ』という少女に会うといい、

というものでした。

クロノアはワルキューレの言葉通り、再びススムと会ったムゥンズ遺跡に戻ります。

 

さてさて、再びムゥンズの村にやってきました。

するとクロノアは、どことなくススムと似た装備を身に着けた女の子を見かけます。

きっと彼女が、ワルキューレの言っていた『アンナ』なのでしょう。

 

さっそく、ススムのドリルについて尋ねてみるクロノア。

アンナはススムと関りが深い人物であったようで、ススムのことを相変わらず

おっちょこちょいだと評します。

 

アンナもまた『ミスタードリラー』からのゲストキャラで、『2』で初登場した

ススムのライバル兼主人公の一人ですね。

ちょっとイメージが逆と思いますが、ススムは男の子で、アンナは女の子です。

公式の四コマだと、ススムはアンナの性別をあるアクシデントが起こるまで

知らなかったという設定だったようですね。

 

そして、ススムのことならば『プチ』が知っているだろう、そのプチは天空寺院の

麓にいるはずだから行ってみろとアドバイスします。

終わりが見えてきた気がしますが、果たしてこれで本当に終わりなんだろうか。

 

天空寺院の麓に戻ると、クロノアにススムのことを尋ねてくるわんこと出会いました。

きっとこのわんこが、アンナの言っていた『プチ』なのでしょう。

 

プチもミスタードリラーのゲストキャラで、3作目の『グレート』からは

主人公としてプレイアブルになりました。

なお、道具を持てないのでプチのみドリルを持たずに素手で掘り進んでいきます。

 

クロノアがそのススムに頼まれてドリルを探しているのだというと―――

 

 

 

なんと、ススムのドリルはプチが持っていたことが判明!

なんともあっさりと見つかったことにクロノアも驚きます。

 

プチによると、ドリルはこの天空寺院の麓の、この場所に落ちてたんだとか。

カイは占いをする前に、普通にこの辺りを捜してあげるだけでよかったのでは……。

 

……ってか、さらっと流されてるけど、世界最大級の規模を誇る寺で、

下層の街に被害が及ぶほどにあちこち掘りまくるとか、ススムくん

普通にとんでもねぇことしてないか? 規則はどうなってんだ 規則は!

 

それはまあさて置いて、ついに目的のドリルを見つけ出したクロノア。

見つかったという報告をするために、ワルキューレのところへ行くことにします。

 

さて、クロノアが内殿のワルキューレのところに向かうと、そこにはススムの姿も

ありました。 どうやら、ワルキューレがススムを慰めているようですね。

 

ドリルが見つかり、ワルキューレへの報告をしようとしたところにグッドタイミング!

自慢のドリルがその手に戻ったススムも、大喜びでクロノアに感謝します。

 

クロノアがドリルを見つけた場所を教え、この天空寺院の上から落としていたのではないかと

聞くと、ススムはそのことでワルキューレにこってりとしぼられていたのだと言います。

おねショタ……(ボソ)

 

喜びで浮かれまくっているススムですが、ワルキューレは優しい口調でこの天空寺院に

穴を掘ってはいけないのだと注意します。規則は流石にちゃんとしてたか……。

 

しかし、本気で言ってるのかどうかわからないススムの返答に、クロノアも思わず

ツッコミを入れます。

……それにしても、ススムはなんで天空寺院で穴を掘ろうと思ったんだ?

 

そんなやり取りをほほえましく見ていたワルキューレは、苦労したクロノアを労い、

立派なヒーローになれるように応援してくれました。

 

そして、クロノアにヒーローメダルならぬ『ナムコメダル』を授け、ちょっとした

裏技のコマンドを教えてくれました。

 

タイトルでスタートした時にはクロノアが「ルプルドゥ!」と言うのですが、

教えてもらったこのコマンドを入力した後にスタートすると、それぞれガンツと

パンゴでステージを開始した時のセリフに変わります。

ゲーム的に影響は全くありませんが、気分を変えたいときにでも。

 

さて、ドリルを取り戻したススムは、いつものように穴掘りを頑張ると張り切って

いますが、ワルキューレはススムに、迷惑をかけてしまった住民のために瓦礫の片づけを

するように言います。

 

ススムはワルキューレに言われた通りに瓦礫を片付けに行くことにしたようですが、

ふと思いついたのか、なんとクロノアに手伝ってくれないかと言い出します!

 

その言葉を聞き終えるよりも早く、クロノアはススムを応援しながらも、

風よりも疾くその場を後にするのでした。チャンチャン

 

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