世界樹の迷宮ⅢHDRプレイ日記:星紡ぐ冒険手記・章ノ45

ゲーム

・前回のあらすじ

人造兵ゲートキーパーを見事討ち果たしたアステリア。

そして、フカビトの本拠地と言われる闇深き神殿へ到達するのであった。

・前回⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-44/

 


第4階層のネタバレが含まれます


 

「立派な神殿ですわね」

「火山地帯にあるはずなのに、なぜこんなにも不自然な寒さが……?」

「……この感じ、あの真祖とかいうやつの居た部屋と似ている」

「そう……。ならば、ここが本格的にフカビトの居場所ということね」

風邪ひいちゃいそうです

 

「見たことも無い植物が……」

「こんな深海にあるのに育つ植物があるなんて。

       ……ん、この壁画……」

おさかな人間ですね

「……フカビトを記した壁画か」

「手に持っているのは槍じゃなく……何かしら」

「たぶん、杖かな? 何かの儀式をしている様子かも」

「『魔』に対する儀式なら、碌なものではなさそうですね……。

       そろそろ、探索に戻りましょう」

 

りっぱな彫刻ですね

「それにしては、なんか不自然だな……」

「この石畳の途切れ方……。これは動かせそうですね」

「もしや扉? ……どうやって開けるんでしょうか」

「円形だから、横に回すように動かせばいいはず。

       シグドリーヴァ、手伝って」

 

「あ、磁軸!」

「ちょうどいいわね。このまま元老院に戻りましょう」

 

 

 

「並々ならぬ相手でしたが、皆の助力で打ち破ることができました」

「クジュラ、無事だったのね」

よかったです

 

(……『目的』? 『魔を討つ』という意味か、それとも……)

 

 

 

「この包みを、クジュラが……? 拝見いたします」

「中には年代物の桐箱……、厳重な梱包ですね」

なんかすごそう

「シグドリーヴァ、開けてみましょう。―――こ、これは……!」

「なに? なにが入ってるの?」

 

なんでしょう? うちわですか?

「確かに団扇の一種だけど……あれ、これなんて言うんだっけ」

「……これは『軍配』、もしくは『采配』というものです。

       神代の指揮官や将軍は、これを持って戦場を指揮したそうです」

「この傷跡……、とても使い込まれている。多くの戦場を渡り歩いてきた、

       言葉で表しきれない威厳を感じるわね」

「将にとっては、文字通り命にも等しいこれを、我々に……。

       フローディア殿、彼に「確かに頂戴した」とお伝えください」

 

 

「ここまで来て断る理由などありません。詳細を」

 

「なるほど……。フカビトが創ったわけじゃなく、海都にあったものなのね」

「神を祀る場所が、今は『魔』を崇めるものの住処に……。皮肉ですね」

 

「『アマラントス』……」

「永遠に凋まない花……? そんなものがあるなんて」

どんなお花なんでしょう

 

 

 >その言葉を聞き、シルヴィア、ユーン、キルシェの表情が曇る

……? テュール様、どうしましたか?

「ぷ、プレールさん、その……。……みなさん、グートルーネ王女の

       お身体を案じているんですよ」

やっぱり、心配だよね

(姫様が経験したことは、テュール様とキルシェさんも同じ経験を

       したということなんだものな……)

 

「……必ずや、手に入れてまいりましょう」

「……うん」

「……出立の前にお聞きしますが、フローディア殿。

       ―――貴女はフカビトと戦うことをどうお考えでしょうか」

 

「……!」

「……!! フローディア殿! 元老院の、この海都を統べる者として、

       その発言は如何なのですか!」

「姫様!! ど、どうか落ち着いて―――」

 

「……。見苦しいところをお見せしました。これで失礼いたします」

(それだけのために、100年以上も生き続けた……。

       このお婆さん、とても強い想いを持っていたのね)

(……『あの御方』、それはやはり、深王ザイフリートのことか?

       しかし、当の深王はグートルーネやフローディアの名に反応が……)

 

「うーむ……、近頃のわたくしはどうも感情的になりやすいですね」

「まあ、仕方ないことでしょう。

       最近は目まぐるしく状況が変わり続けているせいよ」

「……でも、ちょっと安心したな」

「何がです?」

「あの子がいなくなってから、無理して同じように振舞おうとしてたから」

「……無理などした覚えはありません。わたくしは―――」

「それでも……。それでも、本当の姫様を見せてくれてよかったと思います」

キルシェさん、あの子ってどの子ですか?

「……プレール。そのことは、いつかわたしから話してあげるから。ね」

(あの時から、すでに3年か。……もう、変わらなくてはならないのだろうか)

「今日はもう休みましょう。また、大変な戦いが続くのですから」

 

「プレールさん、まだぐっすり寝てますね……。

       ……ん? 姫様、本国から手紙が届いているようですが」

「手紙? 消印はいつです?」

「えっと……2か月前!? どうして今頃……」

「郵送時にトラブルがあったのかしらね。読んでみましょう」

「……キルシェ、これはあなたに関係があるようです」

「あたし? 何があったの?」

 

>手紙には、キルシェがいた研究室で爆発事件があったことが書かれていた

「……!」

「あなたがわたくしとお葉と共に船に乗ってすぐとのことです。

       幸い死傷者はいなかったそうで、犯人もすぐ捕らえられたようです」

「そんな恐ろしいことが起こっていたなんて……」

「キルシェが国に残っていたら、もしかすると……」

「……旅立ちの時、占星術で出た結果って、このことだったの?

       あの時、もし星を見ていなかったら……」

「それはきっと、星海のご両親の導きだったのでしょう。

       ……紆余曲折ありましたが、結果的に最良の選択だったのですね」

「手紙はもう2通ありますね。消印は先週あたりです。差出人は……」

 

>差出人の名前を見たシルヴィアとユーンは、顔をしかめる

「……馬鹿兄達からか」

「馬鹿兄!?」

「……気はものすごく進みませんが、読んでみましょう」

「姫様!? 御兄弟からのお手紙なんですよね!?」

 

>手紙には、シルヴィアとユーンへの重すぎる愛と暑苦しい文章が羅列されている

それを読むや否や、ふたりは手早く手紙を破り捨てる!          

「……お葉、この手紙のことは忘れなさい。いいですね」

「えっと……、は、はい」

「……その様子だと、相変わらずだったようね。あのお兄さんたち」

ふぁ~……。すごい音がしましたけど、どうしたんですか?

「ちょっといらない紙があったからね。起こしちゃってごめんなさい」

 

「クジュラから託されたこの采配……。わたくしが振るうべきは

       ショーグンの技なのでしょうね」

「ショーグンかあ……。シギーのイメージにすごくピッタリね」

「あの、姫様。よろしければボクにも稽古をつけていただけませんか?」

「……? ええ、かまいませんよ。共に技を磨きましょう」

「そういえば、深都の様子はどうなっているのかしら。

       ゲートキーパーを倒してしまったから、混乱しているのかもしれない」

……おこられるのかな

 

「……左様ですか」

 

「……そうよ。我々の力にも、命にも必ず限りはある。

       そうであるからこそ、我々は手を取り、肩を組んで進んでいくの」

「オランピア。人の結ぶ『縁』とは、簡単には途絶えぬもの。

       強く、固い縁には、きっと未来へと受け継がれる力があるはずなのです」

「……もう行こう。あたしらにはやるべきことがあるんでしょ」

「そうですね。……あの神殿には、いったい何があるのでしょう」

 

・続き⇩

https://kimagure-azuma.jp/play-sq3r-46/

・詳細なキャラ設定⇩

https://kimagure-azuma.jp/sq123r_chara/

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