少年は勇者となる『リトルタウンヒーロー』

DLソフト

当初から気になっていた『TOWN(仮称)』こと『リトルタウンヒーロー』、

先日クリアしました!

 

『ポケモン』で有名なゲームフリークですが、今回は任天堂の名前が

付かないゲーフリ単独の作品だったみたいですね。

 

タイトルの『リトルタウンヒーロー』は、多分ダブルミーニングですね。

音節の区切り方によって、『小さい町のヒーロー』または

幼い(町の)ヒーロー』の二通りになっているかもしれません。

(区切り方はそれぞれ『LittleTown – Hero』と『Little – TownHero』。

 ちなみに、Littleは”かわいい”という意味もあり、ゲーム中のキャラたちの

 造形にピタリと当てはまっている。)

 

たった一つの村だけで完結するゲームとは知っていましたが、

本当に他の地域に行くことが無いのは素直に驚きました。

 

とはいえ、美しい風景が見れる場所が多い、飽きが来にくいマップデザイン

だったので、それほど狭い世界だとは感じませんでしたね。

 

バトルも、多少運に左右されるものの、カードゲームをそのままRPGの

戦闘として落とし込めているのが凄いと思いました。

 

例:山から手札を引いてくる→ 頭の中からアイデアを引き出す

  攻撃時にコストが必要→ アイデアを実行するのに気力が必要

  カードが破壊される→ アイデアが妨害されて使えなくなる

 

私はそこまでカードゲームに詳しいわけではありませんが、

カードゲームの要素を自然にRPGの戦闘にするという発想

なかなかできるものじゃありませんね。

 

それぞれのキャラが生き生きとしていて、単なるサポートカードや

手札の一つというようには思えないように設計されています。

 

不満点を挙げるならば、シーンの切り替わり(攻撃→ダメージ演出など)で

BGMが不自然な途切れかたをしたり、近づくとイベントが起こる場面で

いきなりフリーズしたような不自然な止まり方をすることでしょうか。

 

まあ、致命的とはいえず、ゲーム部分が本当に良くできていたので、

いずれアップデートなんなりで改善してくれるでしょう。

 

個人的な考えの評価になりますが、このゲームは

『大作指向へのアンチテーゼ』を含んでいるように思います。

 

前述の通り、”たった一つの”、”小さな村で”すべてが完結している

内容であるため、普通の日本産RPGのように、決して壮大な冒険譚には

なりえないように思うでしょうが、そのような舞台を題材にしていても

『面白い』と思えるゲームは作れるということを証明しているように

感じられました。

 

まあ、そのようなことを考えながら作ったわけじゃなくて、自分たちが

作りたいものを作ったというだけなのかもしれませんが。

 

しかし、もうそろそろ『ソード・シールド』も発売かぁ・・・・・・。

私はダブルパックを買いますが、『ソード』バージョンを中心に遊ぶと

思います。サイトウちゃんがめっちゃ気になるの。

 

唐突なんですけど、私が自分の育てたいポケモンを選ぶと、

なぜかカワイイ系やフェアリータイプに偏るんですが。

リユウヲオシエテ、オーキドハカセ(^q^)

 

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