ついこないだまでは寒かったはずなのに、すっかり桜が咲く季節になりましたね。
絵の練習の方は、まずまずといったところです。一度描き始めると、いつの間にやら
1時間2時間は軽くすっ飛ぶんだもんなぁ……。割と楽しんでて、すっかり沼ってる。
しかし、理想のレベルには程遠いので、じっくり力をつけていきたいところです。
また1か月も間が空いてしまったので、前回のあらすじから。
遺跡の罠により捕らえられてしまったクロノアとガンツは、謎のバクダンおじさん
『パンゴ』によって、偶然ながら救出されました。
そして自由になったガンツは、因縁の相手であるジャンガを追うべく飛び出し、
クロノアは訳も分からずついていくのでした。
というわけで、今回挑むのはVISION4です。
……それにしても、こんな辺鄙なところにどうして宿屋が。
今回のステージも、開幕はイベントから。
遺跡の通路を進むクロノアとガンツ。その道中で、ガンツはパンゴの力を借りれば
捕らわれた人たちを助けられるだろうと提案します。
クロノアは、なんだかんだで策を考えていたガンツに感心しました。
しかし、ガンツのただならぬ様子が未だ気にかかるクロノア。
どうにかガンツの気分を晴らそうと試みますが、ガンツはぶっきらぼうに突き離すのみです。
それでもクロノアは、ガンツに歩み寄ろうとします。
最悪ともいえる初対面の印象も、先の囮役にされたことも、それらの全てをひっくるめて
確かな友情をクロノアは感じていたようです。その様子にガンツは———
なおも冷たい態度を返すのでした。
それではVISION3-4「やってられるか!」をやっていきましょう。
……先のイベントの不協和音ぶりに、このステージ名。なんとも嫌な空気が漂いますね。
マジでこれがステージ名なんですよ、ホント。
まず最初のエリアは、3マス四方の小部屋が繋がった迷路になっています。
非常に迷いやすいうえに、今までのグリッヅの強化種『グリッヅLV2』が登場してくるので、
本格的に油断なりません。
カスタマイズにもよりますが、グリッヅLV2は必殺技を3~4回ほど当てなければ
倒せないほど耐久力があるので、SPゲージを貯める方法を確保しておきましょう。
続いてのエリアは、最初のエリアのような小部屋が一方通行で繋げられた場所です。
敵から逃げにくいうえに、敵は一方通行の向きを無視して移動が可能であるので、
追い詰められてもいいように回復アイテムは余裕をもっておきましょう。
その次のエリアは、一方通行の先の正解ルートを見つけていく場所です。
このステージ自体はどちらかというとパズルじみたギミックが中心なので、
記憶力に自信がない場合は素直にメモを取りましょう。
ステージの途中ですが、ここでもイベント。
クロノアとガンツは、遺跡の奥にも捕らえられた人々を発見しました。
しかも先ほどの人たちよりも、より強い苦しみを感じている様子です。
しかし、ガンツは意にも介さず先を急ごうとします。そんなガンツの様子に驚くクロノア。
この人たちを助ける方法を何とか探そうとするクロノアでしたが、なんとガンツは、
そんなクロノアの言葉を「くだらねぇ!」と一蹴!!
もちろんクロノアも黙ってはいません。
『ヒーロー』を目指すクロノアは、目の前の人たちを放っておくのが正しいのかと
ガンツに詰め寄ります。
止める人物は誰もいないため、二人の言い争いはどんどん過熱していくばかり。
喧嘩が進むにつれ、しだいに二人の心はすれ違っていきます。
業を煮やしたガンツは「勝手にしろ!」と吐き捨て、さらに遺跡の奥を目指します。
クロノアはただ、そんなガンツに叫ぶことしかできませんでした。
独り取り残されたクロノアは、「間違ったことなんてしていない」とつぶやきました。
そう、まるで、誰にでもない”自分自身に”言い聞かせるかのように。
そこから先は、久方ぶりのパズルエリア。
このワールド以降はステージの途中で出てくる場合があるので、たまに驚きますね。
ワールド1の時よりも少し難しくなっていますが、じっくり考えればすぐに解けます。
最後のパズルエリアを抜けると、ここでイベント。
ガンツの姿を見失ったクロノアが遺跡の通路を彷徨っていると、どこからか怪しげな
会話をする声が聞こえてきます。
クロノアは声のする場所を覗くと、ガンツが追っているジャンガと、道化師のように
飄々とした口調の謎の男が通信している場面を目撃しました。
しかし、すでに会話は終わり際だったようで、すぐにジャンガは通信を切りました。
クロノアは、二人が口走った『悪夢』と『天空寺院』という単語が気になります。
それと同時に、鋭い銃声と共にガンツがジャンガに襲い掛かりました!!
その様子を見て、クロノアも思わず飛び出します。
鬼気迫る様子でジャンガを『仇』、『裏切者』と呼ぶガンツ。
目の前の長身の男がガンツの仇であると知り、クロノアは驚きを隠せません。
どうやらガンツは『バッツ』という人物の子で、賞金稼ぎの傍ら、仇であるジャンガを
捜して旅をしていたのでしょう。
しかし、余裕の態度を崩さないジャンガは、笑いながら身を翻します。
背を向けたジャンガに追撃をしようとするガンツ。
しかしジャンガは逃げようとしていたのではなく、ガンツの背後にいたクロノアを
人質に取ろうとしていたのでした!
視野が狭くなっていたガンツは、背後にクロノアが居たことに気づきます。
人質を取るような姑息さを、悪びれもなく「チャームポイントだ」と宣うジャンガ。
引き金を引けなくなったガンツは、思わず銃を下ろしてしまいます。
その瞬間を見逃さなかったジャンガは、目にも止まらぬ速さでクロノアをガンツに
投げ飛ばし、一瞬のうちに遺跡の闇の中に消えていきました。
事情を知らなかったとはいえ、完全に足手まといとなってしまったことを自覚した
クロノアは、ただ謝ることしかできません。
そして、拳を振るわせて佇んでいたガンツは———
ガンツはジャンガを追って走り去り、暗い遺跡に独り取り残されたクロノア。
後悔なのか、哀しみなのか、クロノアは小さくガンツの名を口にします。
しかし、苦しむ人を助ける。
そのことを思い出し、クロノアは再び、この暗い遺跡を歩み出すのでした。
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