今月末には『Newポケモンスナップ』が発売予定されてますね。
実に20年ぶりの『ポケモンスナップ』の続編、どんなポケモンが出てくるか楽しみです。
やはり本編はRPGという都合上、最低限の生態や仕草しかプレイヤーにはわかりませんからね。
こういう外伝でなければ表現しきれないこともきっとあるでしょう。
何にせよ、楽しみにしています。
今回は、マリオシリーズの異色作『スーパーマリオUSA』をプレイしていきます。
この作品は、任天堂が開発してフジテレビ名義で発売された『夢工場ドキドキパニック』
というゲームを、アメリカで『スーパーマリオブラザーズ2』※としてキャラをマリオに
差し替えてバランス調整し、その後日本に逆輸入して『マリオUSA』という名前に変えて
発売したという、なかなか複雑な経緯があるゲームらしいです。
また、いかにも外伝っぽいストーリーやゲーム性なのに本編として扱われているという、
わりと特殊な立ち位置の作品でもあるようです。
※日本のマリオ2は難易度が極端すぎた故に、海外ではあまり売れないだろうという判断で
こちらの方をマリオ2として発売したらしい?
本作のプレイヤーキャラはマリオ・ルイージ・キノピオ・ピーチ。
意外なことに、キノピオやピーチ姫がプレイアブルになった最初の作品であったりします。
性能差もそれぞれちゃんと違い、マリオ以外はかなり強力な固有特技があります。
(ルイージは一番のジャンプ力・キノピオは持ち上げが極端に早い・ピーチは空中浮遊できる)
逆にマリオ以外は強めのデメリットも存在するので、一概にマリオが最弱とも言えません。
まあ、最終的には好みですけどね。
(ルイージは滑りやすい・キノピオはジャンプが極端に低い・ピーチは全体的に動作が遅い)
自分はリメイク版の『スーパーマリオコレクション』と『スーパーマリオアドバンス1』
しかプレイしたことが無いので、ファミコン版はほとんどやる機会がありませんでしたね。
とりあえず、最初なのでマリオを選択しました。
ステージ1ー1のスタートは、いきなりの空中。初見だとこれはビビる。
左上で気付くかもしれませんが、このゲームはライフ制になっています。
短時間に敵を複数体倒すと出現する『ハート』で1回復、ある条件で出現する『キノコ』を
取ると上限が1増加した上で全回復、ライフが1になるとチビ状態になるというシステムに
なっています。
この作品自体かなり独特のゲーム性(元が別作品だから当然)ですが、かなり特異的なのは
マリオシリーズとしては例外的に『踏んで倒す』ということが不可能なシステムであると
いうことでしょう。
アメリカでマリオ1⇨マリオ2(USA)とプレイした人は、絶対戸惑ったと思う。
どうやって敵を倒すかというと、
- 野菜などをぶつける
- 敵を持ち上げて他の敵にぶつける
- 崖(奈落)に投げ落とす
- スター(チェリーを5個取ると出現)で無敵になって体当たりする
など、複数の手段があります。(持ち上げは草や物体の上に乗ってBボタン)
まあ、一部の地形では倒さない方が有利になる場合もありますがね。
また、一部のエリアでは左右の端がループする場合もあります。
マリオブラザーズ(スーパーでない方)よろしく、これが脅威になる場面も……。
扉に入ると、ついに冒険の始まり。
早速ダメージを受けてしまいましたが、マリオで一番厄介なのはただ歩いてくるだけの敵
だったりしますからね。しゃーないしゃーない。(苦しい言い訳)
何気にこの『ヘイホー』というキャラは、マリオシリーズ”本編”だとこれ以降登場して
いないみたいなんですよね。外伝にはよく登場していて存在感があるのですが。
(横スクロールのアクションを本編とした場合)
『ヨッシーアイランド』は海外だと『スーパーマリオワールド2』として発売されている
らしいので、本編登場がこれだけとも言い切れないかもしれません。
草を引っこ抜いていると『クスリ』が出る事があり、それを投げるとその場に扉が現れ、
扉に入るとスクロールが固定されて地形が反転した『裏世界』に行くことができます。
この裏世界では普通に進めると入手不可能な『キノコ』や、ゴール後のボーナスゲームを
プレイするのに必要な『コイン』を草から入手できます。
ただし、時間制限が存在するのでもたもたしてると何もできずに強制送還されます。
そういえば、今回プレイしていて発見した裏技がありました。↓
- スターを取って無敵になる
- 裏世界に入る
- 無敵のまま戻ってくると表世界なのに裏世界のBGMが流れ続ける
ちょこっと調べてみたら、意外と有名な裏技だったみたいですね。
ステージ終盤のツタエリア。
このゲームのツタは判定がやたらと厳しくて、左右を軽く押しただけでも手放してしまう
特徴があるので割と厄介です。
『ワールド』の方に慣れ過ぎているというのもあるかもしれませんが。
1-1の中ボスは『キャサリン』。
タマゴを真っ直ぐに飛ばしてくるので、うまく乗って3回投げつけると倒せます。
任天堂のアクションで『3回当てると倒せるボス』が多いのは、やはりキャラの耐久性を
考慮した上での仕様なのでしょうね。
過去作のマリオはパワーアップしても1回攻撃を受けただけでミスの危険水域になりますし、
その状態で10回も20回も踏まなきゃならいんじゃ、今の今まで名作として語り継がれる
ことも恐らく無かったでしょう。
”歯ごたえがある”ことと”楽しませる”ことを両立させるために『3回〇〇する』という
手法を編み出したのは本当に画期的だったと思いますね。
『クリスタル』を取って『マスクゲート』に飛び込むとステージクリア!
裏世界のコインはここのボーナスゲーム(スロット)で使うことになります。
実はこのスロットには抜け穴があって、左が『チェリー』だった場合は確定で1UPという
仕様があります。今回は6枚のコインを使って2UPできました。
ポケモン然りドラクエ然り、私はどうしてもスロットが苦手なんですよね。
目押しなんてどうやればいいかまったくわからん。
それにしても、久々に(リメイクだけだけど)『USA』をやって面白かった。
アドバンス当時は本当にドハマりしてましたよ。
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