好評かどうかは実感がありませんが、ダウンロードソフトのご紹介 その2です。
今回はこちら。
フライハイワークスより『Steam World DIG 2』です。
ジャンル:アクション/アドベンチャー
お値段:2000円 (ニンテンドーeショップ)
なお、スイッチには1作目も販売されていますが、私はすでに3DS版を
クリア済みなので、購入はしていません。
世界観はスチームパンクです。
洋ゲーというか、洋物ではよく見かける題材ですね。
今回は、それなりに長めのゲームなので、ネタバレ配慮のため
プロローグのみをさらっと紹介します。OK?
物語は、ある惑星の荒野の片隅から始まります。
主人公は『スチームボット』という種族の女の子『ドロシー』です。
この人物は『ラスティ』。
赤いスカーフの似合う前作の主人公であり、ドロシーの友人です。
ネタバレのため多くは語りませんが、前作の『ある事件』により
行方不明になり、現在に至るようです。
一晩の休息を終えたドロシーは、友人の手がかりを探るべく、
1マイル(1.61km)先の鉱山町「エル・マキーノ」を目指します。
途中で、基本アクション『壁登り』のチュートリアルが入ります。
『ロックマンX』や『ロックマンゼロ』をイメージするとわかりやすいですね。
ジャンプ回数に制限はないので、登れそうならガンガン登ってみましょう。
意外な道があるかも。
順調な旅路になるかと思いましたが、突然の地震による地割れで、
ドロシーは地下洞窟に落ちてしまいます。
ここからはメインアクションである『採掘』などのチュートリアルになります。
このゲームは「ディグ(掘る)」とタイトルにあるように、広大な地下世界を、
ツルハシなどの道具を駆使して掘り進んでいきます。
『詰み』になる可能性があるので、このステージ以外ではルートを自分なりに
考えて掘り進んだ方がいいと思います。
(ただし、ペナルティはあるもののリトライは可能です。)
また、ハートの横の火のマークは『ランタン』の燃料(周囲の明るさ)です。
真っ暗になっても探索は続行できますが、少なくなったら補給しましょう。
この時はチュートリアルなので、そこまで重要視しなくても大丈夫です。
ちょっと進むと、古代遺跡らしい奇妙な建造物があります。
ロマンが溢れますが、この手のダンジョンはトラップが付き物。
ゲーム開始時点でのハート(HP)は3個しかないので、注意して進みましょう。
トラップをかわしながら手探りで進んでいくと、行き止まりに奇妙な装置が
ありました。
ドロシーが調べようとすると、突然装置が作動して巻き込まれてしまいます。
すると・・・・・・
なんと、ドロシーが特殊能力を取得しました!
この装置は、能力を覚醒させるものだったようですね。
能力名は『ハイドロスプリンター』、いわゆるダッシュです。
この能力により、この程度の間隔なら、ダッシュジャンプで簡単に
飛び越えることができます。
ロボットとは思えないこの軽やかさ、スチームは偉大な力なのでしょうか?
それから、ダッシュ能力を駆使して、なんやかんやで遺跡の深部に
たどり着きました。
そこでは、怪しげな格好のモンスターと、異質な頭部の石像が何かを
話していました。
何事かとドロシーは様子を見ます。すると・・・・・・
モンスターは『導きの光』に消されてしまいました。
しかも、こっそり見ていたドロシーにも気付いていたようで、
そのまま襲い掛かってきます。
オープニングステージのボス『導きの光』です。
見た目通り頭が弱点ですが、放電しているため、攻撃ができません。
敵の攻撃は弱いので、しっかりかわしてスキを見つけましょう。
ダメージが一定以上になると形態変化しますが、基本的には同じパターンで
戦います。
多少攻撃がかわしづらく、ダッシュジャンプを使う必要がありますが、
しっかり動きを見れば楽勝です。
紆余曲折ありましたが、ボスを倒して新たな仲間『スプライト』を伴い、
洞窟を脱出。再び「エル・マキーノ」を目指します。
町にたどり着くと、町長と住民が言い争いをしているようです。
町の学者は「最近の地震はただの地震ではない」と強調して言いますが、
どうしても町長が耳を貸さないようです。
そして、住民の一人が「赤いスカーフのあの人」と言い、
ドロシーは友の手がかりがこの町にあることを確信します・・・・・・。
切りがいいので、プロローグとしてここまで紹介しました。
地下に消えた友人、世界規模の地震災害、
そして、地下世界に広がる奇妙な遺跡。
ドロシーの旅の果てにある物とは・・・・・・?
気になる方は、ぜひとも購入を検討してみてください。
以下、個人的な評価点などです。
〇良かったところ
- 荒廃し、終末感があふれた世界観
- 地上とは裏腹に、閉塞しながらも奇妙な景観をもつ地下世界
- 豊富なパワーアップ要素
- 掘り進めることが苦痛ではないテンポの良さ
- やりこみ要素もそれなりにある
▲気になったところ
- 洋ゲー特有の、やや大味な難易度
- 上記に類して、強烈すぎるキャラがちらほら存在する
- セリフなどのフォントが小さめで、見にくい場合がある
- 難易度選択は「イージー」か「ノーマル」のみ
- リピート性は多少薄い
★総評
スチームパンクの要素をうまく取り入れた、良作アクションゲームの
ひとつです。前作では、地下探索のみに重点が置かれているゲーム性
でしたが、今回は地上で探索もできるようになったので、さらに
世界観が広がったと思います。難易度に関しては、自分にとっては
少々物足りなさはありましたが、その分アクション初心者にも
勧めやすい一品だと感じました。以上です。
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